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Vista SP1 全貌公開!
Windows Vista SP1適用でこれだけ速くなった!!
TEXT:笠原一輝
ファイルの移動・コピーが快適に
 Windows Vista SP1ではファイルの移動、コピーなどに要する時間が、処理によっては大幅に短縮される。また、もう一つ重要なことは、これまでファイルの移動やコピー時に表示されるダイアログの残り時間がなかなか表示されなかったり、表示されても残り時間がいきなり減ったりすることがあった。ユーザーとしてはイライラが募る原因になっていたが、その状況が改善され、待ち時間がより正しく表示されるようになり、より快適にファイルの移動、コピーなどを行なえるようになっている。

 Windowsでファイルを移動、コピーする場合、通常の移動/コピー相手がローカルのHDD、ネットワークドライブなどに加え、VistaではZIP形式の圧縮フォルダに対しても移動やコピーを行なえる。Microsoftによれば、ZIPファイルの圧縮/展開、フォルダごとの移動、バックグラウンドでのファイル転送の性能が改善されており、SP1適用のVistaからSP1適用のVistaへとファイルコピーを行なった場合には、最大約50%もの性能向上が期待できると言う。

 実際に時間を計測してみると、右のグラフのようにZIPフォルダの展開に関しては倍近く高速だ。ファイルコピーについては、SP1を適用したWindows Vista同士のネットワークコピーでの性能向上が約14%の性能向上となっているが、NAS(バッファロー TeraStation)からVistaマシンへのコピーでは約47%もの性能向上を確認できた。

 ZIPフォルダへの圧縮とローカルHDDからローカルHDDへのコピーは、SP1にしても効果が見られず、むしろわずかに遅くなってしまっている。ハードウェア環境や操作対象のファイルによってはこのような結果になることもあるが、基本的にはSP1適用によってパフォーマンスが向上すると考えてよいだろう。

 また、ネットワーク上にあるコンピュータを表示するWebブラウザでは、Vistaではコンピュータが表示されるまで時間がかかっていたのだが、SP1ではそれが改善されており、短時間ですべてのコンピュータがきちんと表示される。また、表示されないコンピュータがあるというトラブルも減っている。その辺りからも“体感性能”が向上していると言える。
image多数のファイルを含むフォルダを移動した場合にも、若干の間を置いてからコピーが始まるような挙動が見られたが、これも改善されている
imageフォトビューワで約50MBのJPEGファイルを表示した場合、表示までの時間が約71秒から約30秒へ短縮された
imageネットワークコンピュータの一覧を表示し終えるまでのタイムラグも、改善されている
imageZIPファイルを展開した際の所要時間が、大幅に短縮されることが確認できた
imageファイルコピー時のプログレスバー表示の所要時間についても、より正確になった
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結論 ネットワーク経由のファイルコピー速度が劇的に改善、ネットワークコンピュータの表示も快適に
Windowsの起動とスリープ復帰の待ち時間が短くなる!
 こちらでも触れたように、Windows Vistaでは起動時間や待機状態からの復帰時間などがXPに比べてやや長いと感じるユーザーは少なくないだろう。その大きな要因は、VistaではXPから新しい機能が追加され、OSの起動時にメモリにロードする追加モジュールが増えているため。こうして長くなった起動時間を少しでも短縮するスーパーフェッチやWindows ReadyBoostのような仕組を備えている。

 そしてVista SP1では、スーパーフェッチのアルゴリズムがさらに改善されており、場合によっては起動が高速化されるというわけだ。そこで、実際にWindowsの起動時間を計測してみた。テストではスーパーフェッチの影響を避けるため、Windowsフォルダのスーパーフェッチのキャッシュフォルダのファイルを削除して、最初はスーパーフェッチが効いていない状態にしている。また、2GBのUSBメモリを追加してReadyBoostを有効にした状態と、使っていない状態の両方で計測している。結果から見えてくるのは、ReadyBoostなしの状態ではかなりの時間がかかっていること。ReadyBoost導入後は、何回かに1回はスーパーフェッチの調整が入って遅くなるが、40秒台前半の起動時間に落ち着く。ただし、結果を見る限り、SP1とSP1適用前での差はほとんど誤差の範囲と言ってよいだろう。起動時間を短くしたいのであればReadyBoostの導入を検討するのがよいことが分かる。

 これに対してレジューム(待機状態からの復帰)ではSP1のメリットが明確に出ている。PCをレジュームした場合、メモリに保存されたデータを読み込んでOSの状態を復帰させたり、GPUのドライバを再度ロードしたりという作業が行なわれている。このため、どうしても時間がかかってしまうのだが、VistaではWindows Error Reportingの仕組を用いることで、レジュームに時間を要する原因となっているエラーをMicrosoftに通知し、その報告をもとにMicrosoftはPCベンダーやGPUベンダーなどに修正の依頼を行なっていると言う。SP1ではこうした修正を行なうことで、結果的にレジュームやサスペンド(待機状態への移行)にかかる時間が短縮されているのだ。

 実際、ノートPCで検証してみると、サスペンドの時間こそSP1のほうが長いが、レジュームの時間は明らかに短縮されている。もっともこの結果はノートPCの環境(主に搭載GPUなど)にも依存するので、SP1を適用するのと同時にドライバなどのアップデートを行なうことが推奨されることは追記しておきたい。
imageVistaの起動は、スーパーフェッチをはじめさまざまな機能が動作するためXPと比べやや時間がかかる印象だったが、SP1ではこれが改善されている
imageVistaでは電源ボタンを押した際に、標準で「スリープ」に移行するよう割り当てられている。SP1での改善で、このスリープ機能もより快適に利用できるわけだ
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【ベンチマーク環境】
CPU:Core 2 Duo T7700(2.4GHz)
チップセット:Intel GM965+ICH8M
グラフィックス機能:GMA X3100(Intel GM965内蔵)
メモリ:Kingston KVR667D2S5/512 (PC2-5300 DDR2 SDRAM SO-DIMM 512MB)×2
HDD:日立GST Travelstar 7K160 HDS721680PLAT80(Serial ATA、7,200rpm、80GB)
OS:Windows Vista Ultimate
結論 SP1で待機状態からの復帰時間は短縮される
起動時間を速くするならReadyBoostの利用を
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