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その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:笠原一輝 | ||||||||||||||
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同じPCでWindows XPからWindows Vistaへアップグレードすると、多くのユーザーが「前より動作が重い」と感じるのではないだろうか? その感想はあながち間違っていない。Windows XPから多くの新機能が追加されたVistaでは、メモリにロードされるモジュールも増えているので、メモリ容量が同じであれば、重く感じるのは当然なのだ。![]() MicrosoftはVista SP1の開発にあたり、ユーザーのこうした不満を解消すべく性能の向上にも力点を置き、その結果として、ハードウェアの構成や使い方によっては20~25%程度の性能向上が期待できるとのことだ。 ![]() Vista SP1での性能強化点は、大別すると四つにまとめられる。一番重要なポイントは基本性能の向上だ。Vistaにおける新機能のスーパーフェッチは、ユーザーの使い方を自動的に解析し、ひんぱんに使うアプリケーションなどをメモリ上にロードしておく、ある種の先読み機能だが、この性能が改善されたほか、HDD上に存在するスワップファイルを、より高速なフラッシュメモリにキャッシュするReadyBoost、さらにHybird HDD向けの仕組であるReadyDriveといった高速化の仕組も効率が改善されており、これらを利用している場合にはさらに性能の改善が期待できる。 ![]() このほか、発売当時のVistaでは、ファイルコピー時に残り時間が正しく表示されなかったり、コピーにやたらと時間がかかっていたりという問題を抱えていた。これもSP1では改善されている。 ![]() ノートPCユーザーにうれしいのは、バッテリ駆動時間が改善されること。SP1ではHDDアクセスが改善され、結果としてバッテリ駆動時間が改善される。 |
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Vista SP1の性能面での改善点 | ||||||||||||||
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Windows Vista SP1で、Microsoftのエンジニアが注力したのは、Windows Vistaの性能向上と信頼性の向上だ。PCでは、実にバラエティに富んだソフトウェアを動作させるため、OSそのものの安定性を確保するのは大変難しい作業と言える。とくに、新しいOSやService Packのリリースでは、何よりも過去の資産の継承、つまり前世代のOS用としてリリースされているソフトウェアを動作させることが重要になる。しかし、それは並大抵のことでは実現不可能で、まずはそれが確保されるべく、ある程度の性能を犠牲にしても、前OSとの互換性の確保が優先されることになる。しかし、リリースから時間が経過していけば、互換性の問題にも徐々にめどがついてくることになるわけで、そうしてようやく性能面での調整が行なわれることになる。SP1の役割は、まさにそこにあると言うことができるだろう。![]() VistaではWindows Error Reportingと呼ばれる仕組が用意されており、ユーザーの環境でアプリケーションの動作エラーやブルースクリーンなどが発生したときのエラー情報が、Microsoftに自動的に送信されるようになっている(ユーザーが協力したくない場合には、送信しない設定にすることもできる)。この情報はさまざまな角度から解析され、信頼性や性能に影響を与える問題が見付かった場合には、修正が行なわれることになる。こうした修正は、SP1以前にもWindows Updateなどで提供されていたが、SP1にもそれらの修正が多数含まれている。 ![]() それでは、実際にどの程度性能が改善されるのか、ベンチマークプログラムを利用して確認していこう。 ![]() 今回は一般的なベンチマークプログラムのうち、BAPCoのSYSmark2007 Preview、FutureMarkのPCMark05、3DMark06、MAXONのCINEBENCH R10、スクウェア・エニックスのFINAL FANTASY XI Official Benchmark 3、カプコンのロスト プラネット エクストリーム コンディションを、SP1適用前のWindows Vista(Build 6000)とSP1(Build 6001)環境で実行してみた。結果を見る限り、FINAL FANTASY Benchmarkで、わずかながら性能が向上しているものの、3DMark06、ロストプラネット エクストリーム コンディションでは性能にほとんど影響がないことが分かる。これは3DではGPUのデバイスドライバが性能に影響をおよぼす部分が大きく、現状ではあまり差が出ていないためと考えられる。今後GPUベンダーがSP1に最適化したドライバなどをリリースすれば、こうした状況は変わる可能性があるので、期待したいところだ。 ![]() 純粋なレンダリングやシェーディング処理を実行することで、CPU性能を測定するベンチマークのCINEBENCH R10では、シングルCPU(1 CPU)で約3%性能が向上している。マルチCPU(x CPU)でも若干ではあるが向上が見て取れる。SP1を適用するだけでこれだけ性能が向上することは評価できるだろう。 ![]() システムの総合系ベンチマークでは、PCMark05ではさほどの向上が見られない一方で、SYSmark2007 Previewの結果に注目してみたい。総合数値(Rating)では3、詳細数値でも3Dを除き4、5程度上昇していることが分かる。SYSmark2007 Previewは実際のアプリケーションを自動実行し、その反応速度などを計測して数値化するという内容なので、CPUの処理能力やHDDのアクセス性能などのパラメータが大きく数値に影響を与える。もちろん測定環境は同一なので、やはりHDDのアクセス効率などが改善されていると考えることができるだろう。 ![]() 一般的にCPUが1グレード上がるとSYSmark2007のRatingの数値が5程度向上する。今回の結果を見れば、SP1を導入するだけで、これに近い性能が得られると言うことができるのではないだろうか。 |
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【ベンチマーク環境】 CPU:Core 2 Duo E8500(3.16GHz) マザーボード:Intel DP35DP(Intel P35+ICH9R) メモリ:PC2-6400 DDR2 SDRAM 2GB×2 ![]() 【SYSmark2007 Previewのみ】 CPU:Core 2 Extreme QX6850(3GHz) マザーボード:ASUSTeK P5E3 Deluxe(Intel X38+ICH9R) メモリ:PC3-14400 DDR3-10600 DDR3 SDRAM 1GB×2 ![]() 【共通】 ビデオカード:NVIDIA GeForce 8800 GTXリファレンスカード HDD:日立GST Deskstar 7K500 HDT725050VLA(Serial ATA 2.5、7,200rpm、500GB) |
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