その他の特集(2011年) | |||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|||
|
|
||||||||||||||
|
||||||||||||||
TEXT:清水理史 | ||||||||||||||
|
||||||||||||||
新たな無線LAN規格のサポートもSP1で強化されるポイントだ。従来のVistaでも製品自体は利用可能だったが、SP1では最大300Mbpsの転送速度を実現するIEEE802.11nを標準でサポートしている。 とはいえ、IEEE802.11n自体、現状はまだ策定中の規格であり、正式なサポートとしては最新のドラフト2.0までとなっている。ただし、規格としてはさほど大きな変化がないため、そのまま対応できそうだ。 もちろん、利用するには11nに対応した無線LANアダプタとアクセスポイントが必要になるが、ノートPCを中心にドラフト11n対応の無線LANを内蔵した製品が増えてきており、こちらもSP1の登場によってさらなる普及が進むことが考えられる。 |
||||||||||||||
11n対応製品が増加中 ドラフト11nに対応したNECアクセステクニカの無線LANルーター「Aterm WR8500N」 |
||||||||||||||
最新ノートPCは11n対応が主流 ドラフト11n対応無線LANコントローラを内蔵したノートPCも多数登場している |
||||||||||||||
|
||||||||||||||
Windows Media Center関連の強化とも言えるが、標準で搭載されるMPEG2デコーダの機能が強化され、コンテンツ保護機能の実装やハードウェアアクセラレーションがサポートされた。 最近のビデオカードにはMPEG2などの動画再生支援機能が搭載されているが、こうしたハードウェアの機能を標準のデコーダでも利用できるようになり、Windows Media CenterやWindows Media Playerで映像を再生したときのクオリティやパフォーマンスを向上させることができる。加えて、Windows Media Center eXtenderがサポートされ、ネットワークDVDプレイヤーなどをPCに接続して利用できるようになっている。 |
||||||||||||||
GPUの再生支援機能を利用できる 標準搭載のMPEG2デコーダが改良され、ハードウェアアクセラレーションに対応する |
||||||||||||||
ネットワークメディアプレイヤーへの対応強化 現状、日本国内におけるMedia Center eXtenderと言えばXbox 360 |
||||||||||||||
|
||||||||||||||
exFATは、主にUSBメモリでの利用を想定した新しいファイルシステムだ。 USBメモリは一般的にFAT32フォーマットで利用されているが、FAT32には1ファイル4GBまで、1パーティション32GBまでという制限があった。4GBを超えるUSBメモリが登場してきた上、動画ファイルなどで1ファイルの容量が4GBを超えるケースが増えたこともあり、こうした状況に対応した格好だ。 ただし、このファイルシステムはリムバーブルのUSBメモリやSDメモリーカードなどに向けたものとなっており、HDDのファイルフォーマットに利用することはできない。HDDはNTFSが利用できるので、そちらを利用するのが一般的だろう。 |
||||||||||||||
新しいファイルフォーマット USBメモリのフォーマット画面で「exFAT」を選択可能になった。従来のFAT32の制限が解消され、4GB超のファイルも保存できる |
||||||||||||||
対応に注意 exFATのUSBメモリは、従来のVistaでは認識されない。ディスクの管理でもRAWと表示される |
||||||||||||||
|
||||||||||||||
SD ADMA(SD Advance DMA)は、主にSDメモリーカードで利用される新しい転送方式だ。いわゆる高速転送モードで、割り込み処理などの違いによって高速な転送をサポートし、しかもCPU利用率を低下させることができるのが特徴となっている。 SDメモリーカードは、最近ではAVCHD対応のハイビジョンビデオカメラなどでの利用が進んでいる。このような状況の中、大容量のデータをより高速に転送するために、SD ADMAのサポートは効果的だろう。 また、ReadyBoostはSDメモリーカードでも利用可能だが、メディア側の速度が原因で十分なパフォーマンスが得られないケースがある。SD ADMAのサポートによって、こうした問題も解決しそうだ。 |
||||||||||||||
8~16GBのカードが登場 SDHCによって8GB、16GBクラスが当たり前に。SD ADMAがサポートされれば、大容量データも高速に転送できる |
||||||||||||||
ReadyBoost時にも効果的 現状はReadyBoostでの利用に適していないが、SD ADMAのサポートで状況が変わりそうだ |
||||||||||||||
|
||||||||||||||
メモリの大幅な価格低下により、自作PCでは4GB以上のメモリを搭載するということもめずらしくなくなってきた。 しかしながら、32bit版のVistaではOSで認識可能な物理メモリが3GB強に制限されており、この搭載メモリと認識メモリの差がユーザーを混乱させることがあった。 そこでSP1では、搭載されている物理メモリ量の表示方法が変更され、システムのプロパティで3GBを超えるメモリも表示されるように変更された(対応BIOSが必要)。 ただし、この機能はあくまでも表示だけであり、OSの制限としての3GB強の壁が取り払われたわけではない。実際にOSで利用できるメモリは依然として3GB強のままだ。 |
||||||||||||||
SP1なら4GBメモリを正しく表示できる これまでの32bit版Vistaでは、3GB強までしか認識しなかったが、SP1では4GBを正しく表示する |
||||||||||||||
4GBオーバー環境は64bit版で 4GBを超えるメモリを利用したいなら、64bit版Vistaを導入する必要がある |
||||||||||||||
|
||||||||||||||
64bit版のVista SP1では、UEFI(Unified Extensible Firmware Interface)もサポートされる。UEFIは、従来のBIOSに代わる存在と考えれば分かりやすいだろう。ハードウェアとOSの中間に位置し、PCの電源投入後に最初に読み込まれて起動プロセスなどを管理する役目を持っている。 Intel MacやItaniumプラットフォーム(Windows Server 2003)などですでに採用されているが、Windows VistaでもSP1から利用できる。UEFIを利用するには対応マザーボードが必要だが、MSIなどのベンダーがSP1の登場前後に市場への投入を計画している。ただし、UEFIサポートは64bit版Vista向けのもので、32bit環境には提供されない。 |
||||||||||||||
MSIが対応マザーボードを発売 UEFIのサポートを表明しているMSI。グラフィカルな操作環境の搭載も期待されている |
||||||||||||||
Intel MacはEFI対応済み いち早くEFIをサポートしたIntel Mac。64bit版Vista+SP1の環境で利用可能かどうかはまだアナウンスされていない |
||||||||||||||
|
||||||||||||||
|
発売日:12月28日
特別定価:2,310円
発売日:2022/11/29
販売価格:1,800円+税
発売日:2019/05/29
販売価格:1,780円+税
発売日:2019/03/25
販売価格:1,380円+税
発売日:2018/02/28
販売価格:980円+税
発売日:2017/03/17
販売価格:1,680円+税
発売日:2016/09/23
販売価格:2,400円+税
発売日:2016/03/29
販売価格:1,480円+税
発売日:2015/12/10
販売価格:1,280円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/02/27
販売価格:980円+税
発売日:2014/12/05
販売価格:1,280円+税
発売日:2011/12/22
販売価格:980円+税
アンケートにお答え頂くには「CLUB IMPRESS」への登録が必要です。
*プレゼントの対象は「DOS/V POWER REPORT最新号購入者」のみとなります。
ユーザー登録から アンケートページへ進んでください