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PCのトラブルで意外と多いのが、ファンの音がうるさい、あるいは内部から異音がするといった音に関するもの。これらは単に不快なだけでなく、別のトラブルの予兆の可能性もあるので、早めに原因を追及しておきたい。
CPUに負荷をかけていないのに、ファンがうるさい場合、「C1Eステート」が無効になっていることが考えられる。アイドル時にCPUを休止状態にするのがC1Eステートで、これが無効になっていると、動作し続けるCPUに合わせてファンも回りっぱなしになる。
BIOSの設定画面に、「C1E Support」などの名前で設定項目があるので有効(Enable)にしておく。なお、デフォルトセッティングに戻すとC1Eステートが無効になるマザーボードもあるので注意したい。
CPUクーラーでは、温度センサーと連動して回転数を自動的に制御する、PWM対応ファンの採用が一般的になっている。メリットは低負荷時に静かにできることだが、逆に高負荷時には勢いよくファンが回るため、高回転タイプでは非常にうるさく感じられてしまう。
一般的な角ファンを採用したCPUクーラーならファンを交換できる場合が多い。ただし、換装後しばらくはCPUの温度をよく監視しておくこと。
PC内部から「キーン」、「キュイーン」といったカン高い音がしている場合、「コイル鳴き」と呼ばれる現象が考えられる。これは電源やマザーボード、ビデオカードなどに使われている「チョークコイル」と呼ばれる種類のコイルで発生する現象だ。保証は受けられなくなるが、熱で溶けるボンドであるホットボンド(グルーガン)を使えば対処できる。
ホットボンドでチョークコイルを固定したところ。コイル全体を覆うように固めれば確実だ。ボンドに導電性はないが、コネクタなどに垂らさないよう気を付けたい。ボンドの熱にも注意。
藤原産業
ボンドガン SK11 GM-150
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本体の後ろからスティックボンドを差し込み、温まってからトリガーを引くと液体のボンドが出てくる
動作音に関するトラブルで最大級の被害につながるのが、HDDから発生する「カチンカチン」、「コツンコツン」という異音だ。これはヘッドの損耗などが原因で、放っておくとデータが読み出せなくなる可能性が高い。対処法はないので、早急にHDDの内容をバックアップすべき。
ヘッドが損耗するとディスク上の位置情報を読み取れなくなり、何度もシークを繰り返す際にアームがストッパーにぶつかって音が出る。
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