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設定ミスなどなんらかの原因でBIOSが正しく設定されておらず、CPUやメモリなどがオーバークロック状態になっている場合が考えられる。多少オーバークロックされていても動作することもあるが、高い負荷がかかったときにシャットダウンやフリーズの原因となる。
自分でオーバークロックを試したときの設定が残っていたり、メーカーが用意している自動オーバークロック機能などが有効になっていたりするかもしれない。CPUやメモリのクロック設定をBIOSセットアップで確認しよう。基本的にオート設定があるものはオートでよい。BIOSで状態が分かりにくければ、マザーボード付属のユーティリティやCPU-Zなどの情報表示ツールでクロックを確認してもよいだろう。
一つ一つ設定していくのがめんどう、あれこれいじってしまってどう戻してよいか分からなくなった、などとという場合に「Load Setup Defaults」(マザーによって項目名は異なるが大体似た名前)で初期設定をロードしよう。システム構成に応じた初期設定がロードされるので、ここから調整し直せばよい。
BIOSやドライバのバージョンが古くて使用パーツに対応していない、あるいは不具合があるバージョンを使っているなどといったことも考えられる。一部のパーツを流用していたり、最新製品と型落ち製品の組み合わせで利用したりする場合にはとくに注意したい。
画面に線が入るように乱れたり、3Dゲームでポリゴンのテクスチャが壊れて表示されたりといった現象は、ほぼビデオカードが原因だ。GPUやビデオメモリの冷却不足、あるいはビデオカードのドライバとゲームとの相性などの問題が考えられる。
画面に線のようなノイズが入るのはビデオカードの冷却が不足している場合によく見られる。3DMarkやOCCTなどのストレステストなど、GPUに高負荷をかけるプログラムを実行して、現象が再現できるかどうか確認してみよう。
画面の乱れやテクスチャの崩壊が特定の3Dゲームのみで問題が起こるなら、ドライバとゲームの相性である可能性が高い。GPUメーカーのサイトで、ドライバの更新状況や更新内容をチェックして、必要があればアップデートしよう。
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