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TEXT:清水理史 | ||||||||||||||
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Windows Vistaと2007 Office systemでは、ヘルプの機能が強化されており、インターネット上のオンラインヘルプや各種関連情報などもヘルプ機能から参照できるようになっている。 たとえば、Excelで関数名をキーワードにヘルプを検索すると、関数リファレンスの結果に加えて、インターネット上のMicrosoft Office Online全体での検索や、Microsoftコミュニティを利用したほかのユーザーへの質問の投稿、さらにはサポート技術情報やクリップアートなどを検索するためのリンクも表示される。 製品のヘルプだけでなく、インターネット上のさまざまな情報も活用することができるため、知りたい情報に素早く、そして的確にたどり着くことができるだろう。 |
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2007 Office systemのヘルプ。キーワードを指定するとPC上の情報だけでなく、オンラインの情報も検索できる | ||||||||||||||
オンラインの情報検索、コミュニティへの質問の投稿、クリップアートの検索なども利用でき、知りたい情報を的確に入手できる | ||||||||||||||
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文書に貼り付けるロゴや図版、プレゼンテーションで使うために撮影したデジタルカメラの写真など、2007 Office systemで利用する画像や写真などの素材もWindows Vistaを利用すれば手軽に管理できる。 Windows Vistaから搭載されたWindowsフォトギャラリーを利用することで、フォルダに保存されている写真を一覧で表示したり、日付別などで管理したりできる。写真にタグを付けておけば、後から検索することもできるので、資料に使う素材を探すのも簡単だろう。 また、Windows Vistaには映像を編集するためのWindowsムービーメーカーも搭載されているため、ビデオを短く編集したり、タイトルを入れたりなどして文書に貼り付けるなどといった活用もできるだろう。 |
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Windows Vistaに搭載されているWindowsフォトギャラリーを利用すれば、文書などで利用する写真素材の管理も簡単に行なえる | ||||||||||||||
Windows Vistaにはビデオの編集機能も用意されている。プレゼンに貼り付けるためのムービーを作成することもできる | ||||||||||||||
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「Webブラウザに表示しているページの一部を資料に貼り付けたい」、「社内アプリケーションの手順書を作りたい」など、PCに表示されている画面をプレゼン資料や文書などに貼り付けたいというのはよくあることだ。 こうしたときに利用すると便利なのが、Windows Vistaに標準搭載されている「Snipping Tool」というアプリケーションだ。スタートメニューのアクセサリから起動することで、画面の一部を手軽にキャプチャすることができる(Windows Vista Home Premium/Business/Enterprise/Ultimateに搭載。Windows Vista Home Basicでは用意されていない)。 従来、画面キャプチャを撮るにはPrintScreenキーを押して画像をクリップボードにコピーしてから、ペイントなどのグラフィックスソフトにペーストする必要があった。しかし、Snipping Toolは起動して画面キャプチャしたい領域をただドラッグするだけでよい。 全画面、アクティブウィンドウのキャプチャに加えて、画面の一部などを自由に切り取ることもできる上、キャプチャした後にWord 2007やPowerPoint 2007などを起動し、「貼り付け」を実行すればキャプチャした画面を手軽に文書に貼り付けることができる。資料に画面を添付したい場合に非常に重宝するツールだ。 このように、Snipping Toolはマウス操作でも利用できるが、もっと自由に範囲を指定したいならペンタブレットを利用するとさらに便利だ。タブレットPC、もしくは市販のペンタブレットを利用して、画面上に丸や楕円、多角形などをフリーハンドで描けば、それがそのままキャプチャ範囲になるのだ。 また、キャプチャした画面の重要な部分を後から赤ペンで囲んだり、マーカーで強調したりするといった書き込みをすることもできる。こういった後処理は、マウスよりもペンのほうがはるかに効率がよく、操作も直感的だ。 2007 Office systemと一緒にタブレットの導入もぜひ検討してみてほしい。 |
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市販のペンタブレットやタブレットPCを利用すると、ペンによる操作が可能になる。操作環境が改善されるだけでなく、画面キャプチャなどにも便利だ | ||||||||||||||
Windows Vistaに搭載されているSnipping Tool。マウスをドラッグするだけで、画面全体、ウィンドウ、一部を画像としてキャプチャすることができる | ||||||||||||||
キャプチャした画像はOfficeアプリケーションに貼り付けることが可能。手順書やプレゼン資料などの作成を手早く行なうのに最適だ | ||||||||||||||
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