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Vistaで自作。

Windows Vista発売！激変するPC自作 1/3

Windows Vista発売！激変するPC自作 2/3

Windows Vista発売！激変するPC自作 3/3

検証・Windows Vistaのパフォーマンス 1/4

検証・Windows Vistaのパフォーマンス 2/4

検証・Windows Vistaのパフォーマンス 3/4

検証・Windows Vistaのパフォーマンス 4/4

間違いだらけのWindows Vista試用レポート

Windows Vistaインターフェース解説 1/3

Windows Vistaインターフェース解説 2/3

Windows Vista機能解説 1/3

Windows Vista機能解説 2/3

Windows Vista機能解説 3/3

Windows Vista機能一覧表

ソフトの互換性を探る 1/2

ソフトの互換性を探る 2/2

その他の特集（2011年）

激突！Bulldozer vs. Sandy Bridge

震撼性能！　Sandy Bridgeに死角なし!!

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Windows Vistaインターフェース解説

TEXT：清水理史

フォルダビュー

多彩なビューに対応し、フォルダの内容もアイコンから判断可能

バインダー形式のフォルダアイコンとなり、保存されているファイルのサムネイル表示が可能。フォルダアイコンを見るだけで、そのフォルダの内容の確認が可能となった

（1）アドレスバーの表示方法
アドレスバーの表示方法が変更され、前後のフォルダをドロップダウンリストから選択可能となった。フォルダの移動も簡単だ

（2）フォルダツリーの表示
ウィンドウ左下の「フォルダ」をクリックするとフォルダのツリー表示が可能。階層を確認しながらファイル操作をしたいときに便利

（3）アイコンサイズを自由に変更可能
「表示」ボタンをクリックすることでアイコンのサイズを変更可能。スライダーでシームレスにサイズを変更することもできる

（4）ベクトルデータ化されたおかげで特大アイコンにしても表示はきれいなまま。見やすいサイズに変更するとよいだろう

　Windows Vistaで新しくなったフォルダビューを利用すると、フォルダにどんなデータがあるのかが一目で分かるようになり、フォルダやファイルの操作が飛躍的に楽になる。

　たとえば、プレゼン資料、画像など複数のファイルをフォルダに保存している場合、フォルダアイコンにこれらのデータのサムネイルが表示され、内容をすぐに確認できる。同様にデータを作成したアプリケーションによっては、そのファイルの内容もアイコンにサムネイル表示される。これからはファイルを開かなくても、アイコンだけである程度データ内容の確認ができるだろう。

　このほか、アイコンサイズをシームレスに変更可能となっていたり、アドレスバーに表示されるパスの表示方法が分かりやすく変更されていたりする。「フォルダ」をクリックすれば、ツリー表示でのフォルダ操作も可能だ。

タスクバーのサムネイル

最小化したウィンドウの内容を一目で確認できる

サムネイルはリアルタイムで更新
ウィンドウの内容が更新されると、タスクバーのサムネイルもリアルタイムで更新される。Flashや動画を小さい領域で視聴したいときにも便利

　作業中のウィンドウを最小化したのはよいものの、たくさんのウィンドウがあってどれが目的のウィンドウかが分からなくなってしまった。Windows Vistaならこんなトラブルとは無縁だ。

　タスクバーに最小化されたウィンドウの上にマウスをフォーカスすると、そのウィンドウの内容がサムネイル表示される。これにより、最小化されたウィンドウのうち、どれが表示したい目的のウィンドウなのかを素早く確認できる。

　WindowsフリップやWindowsフリップ3Dと組み合わせて利用することで、効率的なデスクトップ作業ができるだろう。

コントロールパネル

目的や用途ごとに3段階にカテゴライズされ、より分かりやすく進化

システムとメンテナンスやセキュリティなど項目ごとに分かりやすく分類されたWindows Vistaのコントロールパネル

項目を選択すると、さらに中項目が表示され、使える機能の一覧とよく使う設定へのショートカットが表示される

中項目から機能を選ぶと実際の設定画面が表示される。使いたい機能を段階的に絞り込んでいくことが可能だ

　Windowsの設定に欠かすことができないコントロールパネル。この使い勝手もWindows Vistaでは大幅に向上した。

　コントロールパネルからは非常に多くの設定が可能だが、用途ごとに分類され、段階表示によって絞り込まれていくようになった。

　これにより、たとえば「システムとメンテナンス」という大項目から、「ウェルカムセンター」や「バックアップと復元センター」などの機能一覧が表示される中項目の表示を経て、それぞれの機能へと段階的にたどり着けるようになった。また、左ペインには前の項目が表示され、間違った項目を選んだ場合でも戻りやすく工夫されている。

　もちろんクラシック表示も可能だが、あまり設定に慣れていないユーザーには、目的から機能を絞り込んでいける、こちらの方法のほうが分かりやすいだろう。

サイドバー

時計やカレンダーなど便利なガジェットをデスクトップに配置

標準で用意されているガジェット。ここから好みのものを追加することができる。また、オンラインから新たなガジェットをダウンロードすることも可能。ゲームなど凝ったガジェットも利用することができる

デスクトップ右端に常駐するWindowsサイドバー。標準ではスライドショー、時計、フィードヘッドラインが表示される

　Windows Vistaのデスクトップでひときわ目を引くのが、右端に表示されているWindowsサイドバーだろう。

　このWindowsサイドバーは、ガジェットと呼ばれる小物アプリケーションを配置するための領域だ。たとえば、時計やカレンダー、付箋などといったガジェットを配置して、デスクトップ上で常に参照することが可能となる。

　標準ではスライドショー、時計、フィードヘッドラインが表示されているが、Vista標準で用意されているCPUメーターやカレンダーなどのガジェットを追加することが可能。さらに、オンラインでガジェットを追加することもできるようになっており、ゲームなどほかのユーザーが作成したガジェットを追加できる。メーカー製PCなどでは、メーカー独自のガジェットも搭載される。

　好みに応じて便利なガジェットを配置していくとよいだろう。