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Vistaで自作。

Windows Vista発売！激変するPC自作 1/3

Windows Vista発売！激変するPC自作 2/3

Windows Vista発売！激変するPC自作 3/3

検証・Windows Vistaのパフォーマンス 1/4

検証・Windows Vistaのパフォーマンス 2/4

検証・Windows Vistaのパフォーマンス 3/4

検証・Windows Vistaのパフォーマンス 4/4

間違いだらけのWindows Vista試用レポート

Windows Vistaインターフェース解説 1/3

Windows Vistaインターフェース解説 2/3

Windows Vista機能解説 1/3

Windows Vista機能解説 2/3

Windows Vista機能解説 3/3

Windows Vista機能一覧表

ソフトの互換性を探る 1/2

ソフトの互換性を探る 2/2

その他の特集（2011年）

激突！Bulldozer vs. Sandy Bridge

震撼性能！　Sandy Bridgeに死角なし!!

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Windows Vista機能解説

TEXT：清水理史

Internet Explorer 7

待望のタブ機能を搭載し、安全性も大幅に強化

（1）タブで複数ページを同時表示

タブブラウズに対応し、複数ページを切り換えて表示することが可能となった。タブをクリックして新しいページを表示することはもちろんのこと、「Ctrl」キーを押しながらリンクをクリックすれば新しいタブで表示することができる

（2）印刷機能がより賢く

これまで、用紙サイズにきっちり収めるためにはページ設定が不可欠だったWebページの印刷も、IE7なら自動的にきちんと印刷可能。ページを自動的に縮小して用紙ぴったりに印刷することができるようになった

（3）タブのサムネイル表示に対応

タブに表示されているWebページをサムネイル表示することが可能。複数のページをタブで表示している場合などは、サムネイル表示されたページの画像を見ながら、実際に見たいページを選ぶことができる

（4）フィッシング詐欺対策も万全

フィッシング詐欺サイトとして登録されているサイトなど、危険だと考えられるサイトにアクセスしようとするとアドレスバーがピンクで表示され、アクセスが遮断される。うっかり危険なページにアクセスすることを防止できる

より手軽に、安全にWebページを楽しめる

　すでにWindows XP向けの提供が開始されているInternet Explorerの最新バージョン「7」。Windows Vistaには、このInternet Explorer 7（以下IE7）が標準で搭載されている。

　IE7の最大の特徴は待望のタブブラウズ機能が搭載されたこと。Firefoxなど、ほかのWebブラウザに後れを取っていた機能がようやく搭載され、複数ページをタブで切り換えて見比べるといったことが手軽にできるようになった。

　また、同時にRSSリーダー機能も新たに搭載し、お気に入りと同じような扱いでお気に入りのブログなどのRSSを登録、ページの更新状況を手軽に把握できるようになった。なお、Windowsサイドバーのフィードヘッドラインガジェットでは、IE7に登録されたRSSフィードを参照するようになっているため、ガジェットでヘッドラインを表示したい場合はあらかじめIE7での登録が必要だ。

　このほか注目したいのは、セキュリティ機能だろう。増加するフィッシング詐欺への対策が図られており、フィッシングサイトと思われるサイトにアクセスすると、アドレスバーがピンク色に変更され、アクセスが遮断される。これにより、うっかり危険なサイトにアクセスして、個人情報が盗まれるなどの被害を未然に防ぐことができる。

設定ワンポイントアドバイス
タブブラウズに対応したことで、起動時に表示されるスタートページを複数登録可能となった。ツールメニューのインターネットオプションで表示したいURLを併記しておけばOKだ

Windows Media Center

テレビも画像も映像もリモコンでラクラク操作

（1）リモコンで画像を表示できる

PCに取り込まれた画像をリモコンを使って表示することが可能。離れた場所から操作できるため、リラックスした体勢で画像を眺めたり、リビングなどでほかの人に画像を見せたりするときなどに利用すると便利だ

（2）音楽を楽しむこともできる

音楽CDの再生や取り込み、取り込んだ音楽の再生などもリモコンで可能。Windows Media Playerと連係することが可能となっており、Windows Media Playerで作成した再生リストを利用したり、取り込んだ音楽を相互に再生したりすることも可能

（3）テレビ環境として利用可能

テレビの再生、録画に対応。番組の録画予約なども、番組表から録画したい番組を選ぶだけと非常に簡単。標準でDVDへの書き込みエンジンが搭載されるようになったため、録画した番組をDVD-Rに保存することも可能となっている

（4）オンラインコンテンツを利用可能

メディアオンラインを利用することで、映画やアニメなどのストリーミング映像を手軽に楽しむことができる。音楽のダウンロード購入やゲームなど、さまざまなオンラインコンテンツを楽しむことができるようになっている

Home Premium以上でMedia Centerを標準搭載

　Windows XP Media Center Editionとして、これまで別エディションで提供されてきたWindows Media Centerが、Vistaでは標準で搭載されるようになった（Home PremiumとUltimate）。

　Media Centerは、いわゆる10フィートUIと呼ばれるリモコンでの操作を前提としたインターフェースを備えたマルチメディア機能。さまざまなマルチメディア機能をリモコンで手軽に扱うことができるのが特徴となっている。機能的にはWindows XPのMedia Centerとほぼ同等で、テレビの視聴や録画、画像や映像の表示、音楽の再生などに対応する。

　また、メディアオンラインと呼ばれるオンラインコンテンツも利用可能となっており、インターネット経由で提供されるストリーミング映像などを楽しむことができるようになっている。

　テレビ機能に関しては、別途キャプチャカードが必要になるが、キャプチャカードの中でもMedia Centerに対応したもの（AVStreamドライバ対応製品）が必要となる。これまで、Windows XP Media Center Edition向けとして発売されていたキャプチャカードなどは利用できる可能性が高い。

　なお、現状のMedia Centerはアナログ放送のみの対応となっており、ワンセグなどのデジタル放送を受信することはできない。