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高級 vs. 低価格！液晶ディスプレイ群雄割拠

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TEXT：芝田隆広

64bit Vistaをインストールする

　64bit版Windows Vistaのインストール方法は基本的に32bit版のものとほぼ同じ。インストール用メディアをDVDドライブに挿入してマシンを起動、メニューに従っていけばよい。

　インストールの種類は32bit版と同様に、従来のOSの上にVistaを上書きするアップグレードインストールと、HDDをフォーマットして新規にインストールするクリーンインストールの2種類がある。前者の場合、インストール済みのアプリケーションやドライバによって不具合が起きることもあるので、まっさらな状態でインストールを行なうクリーンインストールを強く推奨する。

　実際にインストールメディアでマシンを起動して、64bit Vistaをインストールする手順は32bit版と同じなので、とまどうことはないだろう。また、初めてVistaをインストールするというユーザーでも、とくに難しい項目はないので、迷うことはないはずだ。

上はVistaインストール直後の画面。32bitでは認識できない8GBメモリの環境でも、すべてのメモリを有効活用できるのは64bitならではの魅力だ

1 インストールDVDを入れてマシンを起動し、何かキーを押すと、上の画面が起動するので、言語や入力形式、キーボードの種類を選び「次へ」ボタンをクリックする

2 すると、このような画面が表示されるので「今すぐインストール」を選ぶと、インストールが開始される

3 プロダクトキーを入力する。プロダクトキーは、Vistaパッケージ内のディスクケースなどに記載されている

4 Vistaのライセンス条項が表示される。目を通したら「条項に同意します」にチェックを入れて「次へ」ボタンをクリック

5 クリーンインストールの場合は「カスタム」をクリックする。「アップグレード」は、Windows上からセットアップを実行しないと選べない※

6 インストールするドライブを選択する。インストール前にディスクのフォーマットやパーティションの作成を行ないたいときは「ドライブオプション（詳細）」をクリックする

7 「ドライブオプション（詳細）」の設定がすんだら、「次へ」を押すと、ファイルコピーなどの実際のインストール作業が始まるので、作業が終了するまでしばらく待つ

8 終了するとマシンが再起動する。上の画面でユーザー名とパスワード、アイコンを選択、Windowsの自動保護や、日付と時刻の設定を行なえば、Vistaのインストールは終了だ

※アップグレードの実行対象となる環境の詳細については、「64ビット版の一般向けWindows Vistaのインストールの選択」に記載されている

AHCIモードでも動作する？

Serial ATA HDDのパフォーマンスを引き出すAHCI機能は、64bit Vistaで利用できるのだろうか？　今回、BIOSでAHCIの有効／無効を設定できるPM965＋ICH8M環境でインストールを行なってみたが、どちらの動作モードでもVista標準ドライバでインストールが可能だった。ただ、32bit版Vistaでも不具合のあるAMDのSB600環境では、同様に問題が起こるので、この場合はIDE互換モードでインストールを行なおう。