その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:芝田隆広 | |||||||||||||||||||||
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64bit Vistaを利用するにあたって、もっとも気になるのが、自分が使っているハードウェアが64bit環境で動作するかどうかではないだろうか? ここでは、多くのパーツで対応が進んでいる2008年初頭の状況をデバイスごとに紹介していこう。 | |||||||||||||||||||||
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64bit版Vistaを使い始めるにあたって、自分の使用しているハードウェアがVistaで使えるかどうかは気になる問題だ。 新しくパーツ類を購入するときに、その製品が64bit版に正式に対応しているかを調べるには、パッケージにWindows Vistaロゴがあるかどうかを確認するとよい。 Windows Vistaには、その製品がVistaで動作するかを示す「ロゴプログラム」が用意されている。これを製品に貼るには、Microsoftの設けた基準を満たすことが必要だ。ロゴには「Basic」と呼ばれる「Works with Windows Vista」ロゴと、「Premium」と呼ばれる「Certified for Windows Vista」の2種類がある。このロゴはいずれも、その製品がWindows Vistaマシンで正常動作することを保証するもの。Basicロゴは、Windows Vistaでその製品が動作し、基本的な機能が利用できることを示している。一方のPremiumロゴは、Basicの上位となるが、承認のための要件は製品の種類によってそれぞれ細かく用意されているので、Microsoftの設定するもっとも高度な基準を満たしているといった具合に理解すればよい。 ロゴを取得する際は、PremiumだけでなくBasicでも64bit版に対応していることが条件付けられている。BasicであれPremiumであれ、ロゴがパッケージに貼付された製品は64bit版に対応していると考えてよい。 |
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Premiumロゴ より高度な基準を満たす製品に添付されるCertified for Windows Vistaロゴ。ビデオカードではAero、ルーターではWindows Rallyに対応するなど、細かく規定されている |
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Basicロゴ Works with Windows Vistaロゴは、Vistaにおいて基本機能を利用できるデバイスに貼付される。ただし、64bitへの対応は必須だ |
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Windows Vista発売以降のハードウェアに関しては、上で述べたように、ロゴプログラムを取得した製品を選べば64bit版に対応している。ただし、ロゴプログラムの要件としてドライバの配布は義務付けられていないので、現時点では事実上動作させることが難しい製品も存在している。また、Vista登場以前の製品であれば、当然ロゴは貼られていないし、Vista用ドライバも同梱されていないことが多いだろう。 しかしWindows Vistaでは、インストールメディアにDVDを採用したこともあって、収録されているドライバ(Inboxドライバ)の数がXPよりもかなり多くなっている。一般的なデバイスであれば、別途ドライバを用意しなくても事足りてしまう場合も多い。またService Pack1が正式リリースされれば、Inboxドライバの増加が予想される。 各メーカーもVista 32bit版だけでなく、64bit版への対応を進めており、メーカーのWebサイトから64bit版ドライバがダウンロードできるケースは増えてきている。 なお64bit版のドライバでは、開発者によるデジタル署名がないドライバの動作保証はされていない。デジタル署名とは、デジタルデータの正当性を証明するために利用されるもの。32bit版Vistaならデジタル署名のないドライバもインストールできるが、64bit版ではインストールできないので注意したい。 |
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64bit環境では、デジタル署名されたドライバしか起動時に読み込めなくなっている。セキュリティを考慮したより安全な仕組と言える | |||||||||||||||||||||
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パーツのドライバ対応状況 | |||||||||||||||||||||
TEXT:芝田隆広 | |||||||||||||||||||||
ここでは、自作PCユーザーがもっとも気になる各種パーツの64bit対応ドライバの提供状況を、代表的な製品を取り上げながら、製品ジャンルごとに見ていくことにしよう。 | |||||||||||||||||||||
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ここでは、マザーボードの中でもチップセットについて見ていこう。オンボードデバイスは以降の各項目を参照してほしい。 マザーボードは、最近の製品であれば添付のDVD/CDに64bit版ドライバが収録されていることが多く、とくに現行製品では、64bitへの対応がかなり進んでいる。 64bit対応CPUが利用できるマザーボードなら、多くの製品が対応している。一般的なチップセットであれば、VistaのインストールDVDのInboxドライバで問題なく動いてしまう場合が多い。InboxドライバがなくてもマザーボードメーカーのWebサイトを通じてドライバが入手できることがある。こちらも、だいぶサポートが進んできた状況だ。 もしマザーボードメーカーのサイトにドライバがなかった場合でも、以下に掲載した各チップセットメーカーのWebサイトから、64bit対応ドライバを入手できることが多い。探してみるとよいだろう。 |
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最新マザーボードであれば、添付のドライバディスクに64bit対応ドライバが収録されていることがほとんど。セットアップを行なえば自動的に64bit対応ドライバをインストールしてくれる場合も多い | |||||||||||||||||||||
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ビデオカードに搭載されるGPUは、現状ではNVIDIA、ATIが多くのシェアを占めている。ATIのCatalyst、NVIDIAのForceWareともに対応済み。最新チップでなければ64bit版VistaのInboxドライバでも動作する。 チップセット内蔵グラフィックス機能にまで目を広げても、この2社にIntelを加えた3社で市場のほとんどを占めている。こちらも915世代のチップセットまでの64bit対応ドライバがWebサイトで提供されている。 そのほかのメーカーだが、MatroxについてはParhelia/P650/G550/G450用の64bit版ドライバはすでに用意されている。SiS、VIAといったメーカーについては、現在64bit版ドライバが提供されているのは、一部の製品のみに限られるようだ。 |
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ビデオカードのドライバは更新間隔が短め。最新版をWebサイトからダウンロードして利用するのがオススメだ | |||||||||||||||||||||
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