その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:編集部 遠山健太郎 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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25,000円でアップグレードできる方法教えます | ||||||||||||||||||||||||||||||||
デュアルコアCPUは高いなんて思っていませんか? 実は激安なデュアルコアCPUとちょっと変わったマザーボードで、今のマシンをアップグレードしよう。 |
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昨年、これまでのCPUの枠を打ち破る革新的なアーキテクチャとして、一つのCPUパッケージの中に二つのコアを備えたデュアルコアCPUが華々しく登場したのは記憶に新しい。それから1年、デュアルコアCPUはその種類を増し、その勢いは衰えそうもない。本誌でもたびたび特集で取り上げているため、デュアルコアCPUの仕組や効果は本誌読者ならご存じだろう。 登場当初は、ハイエンドのイメージが強かったデュアルコアCPUだが、改めて現在の市場を見渡してみると、実際は幅広い価格帯にまたがっていることが分かる。Athlon 64 X2やCore Duoに関しては、同クロックのシングルコアの価格を明確に上回るものの、Pentium DはデュアルコアCPUであることにさほどプレミアムを付けていない印象で、Pentium 4の価格だと言っても真に受ける人もいそうなほどだ。とくに1万6,000円程度で購入できるPentium D 805は、Pentium 4のローエンドモデルよりも安いのだから驚きだ。動作周波数は2.66GHz、システムバスクロックは533MHzと、ほかのモデルより1段落ちるスペックであるのは事実だが、非常に戦略的な価格設定がなされたお買い得モデルだと言えるだろう。動画や音楽のエンコードが高速で、同時に複数の処理を行なっても“遅くなりにくい”というデュアルコアCPUのメリットは、このPentium D 805でも十分に享受できる。 |
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そんな最安値デュアルコアCPU、Pentium D 805だが、組み合わせるマザーボードとしてポピュラーなのは、チップセットにIntel 945シリーズを搭載した製品だ。これら二つを組み合わせた場合、合計金額は3万円程度ですむ。しかし、i945シリーズがサポートするビデオカードインターフェースはPCI Express x16、対応するメモリもDDR2 SDRAMである。CPUとマザーボードでは3万円でお釣りがきても、組み合わせるパーツをさらに購入すれば、あっという間に5万円を突破する。5万円を高いと思うか安いと思うかは人それぞれだが、デュアルコアCPUでなくてはならない絶対的な理由がない場合、多くはためらう微妙な金額と言えそうだ。 そこでお勧めしたいのが、旧世代となるチップセット、Intel 865シリーズを搭載したマザーボードだ。Intel 865シリーズは本来、Socket478マザーボードに搭載され、Pentium 4やCeleronと組み合わされていたもの。旧世代らしく、ビデオカードインターフェースにはAGPが、メモリはDDR SDRAMがサポートされている。旧世代と言うと印象が悪いかもしれないが、要は、古いパーツがそのまま使える、アップグレードに最適ということだ。 |
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デュアルコアCPUはOSからは二つのCPUとして認識され、対応ソフトウェアであればシングルコアCPUの2倍に迫る性能を発揮することも | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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LGA775の登場後すぐにi865Gチップセットを搭載したLGA775マザーボードは発売されたが、現在の注目はデュアルコアに対応した製品だ | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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最新GPUを搭載したビデオカードの主流は今や完全にPCI Express x16だが、AGPに対応した製品も途切れることなくリリースされ続けている | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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もちろん、古いチップセットで古いCPUを使うのではアップグレードする意味が半減するが、今回紹介するのは、このi865チップセットを搭載しながら、CPUソケットはSocket478ではなくLGA775を備え、デュアルコアCPUにも対応したマザーボードだ。こうしたマザーボードは価格も1万円を切るものもあり、CPUにPentium D 805を利用した場合、2万5,000円を切ることも可能だ。アップグレード目的の場合も従来のパーツをそのまま使うことができ、2万5,000円でデュアルコアCPU環境を手に入れられることになる。 とはいえ、そんな古いチップセットとインターフェースで、最新のデュアルコアCPUの性能を活かすことができるのか、疑問に思う方もいることだろう。そこで今回の特集では、i865チップセット、AGPビデオカード、DDR SDRAMメモリ、さらにはIDE HDDといった、しだいに時代遅れとなりつつあるパーツを利用して、最新のデュアルコアCPUシステムと大きな差があるのかどうかを見ていこう。また、それらパーツの現状に加え、お勧めの製品も紹介する。 |
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来年早々登場予定の「Windows Vista」。OSの世代交代を控えたこの時期、丸丸1台新規にPCを組むより、アップグレードで様子を見たいところ | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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Intel | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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実売価格 16,500円前後 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
問い合わせ先 TEL:0120-868686 URL:http://www.intel.co.jp/ |
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Intel製デュアルコアCPUとして第2世代となるPentium D 9xx(開発コードネーム:Presler)登場後、第1世代のコア(開発コードネーム:Smithfield)による廉価版として発売されたのがPentium D 805だ。システムバスクロックが533MHzに制限されているものの(ほかのモデルは800MHz)、2次キャッシュ容量はPentium D 8xx同様、1MB×2を備えており、動画エンコード時などの性能はシングルコアCPUのハイエンドクラスをしのぐものだ。 動作周波数も2.66GHzと十分なので、安価にPCをアップグレードするには最適だ。さらに、オーバークロック耐性の高さもかなりのもの。 |
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[ベンチマーク環境] マザーボード:Intel D975XBX(i975X) メモリ:ノーブランド(PC2-5300 DDR2 SDRAM/CL=5/ 512MB)×2 HDD:日立GST Deskstar T7K250(Serial ATA 2.5、7,200rpm、250GB) ビデオカード:NVIDIA リファレンスGeForce 7800 GTX OS:Windows XP Professional SP2 |
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発売日:12月28日
特別定価:2,310円
発売日:2022/11/29
販売価格:1,800円+税
発売日:2019/05/29
販売価格:1,780円+税
発売日:2019/03/25
販売価格:1,380円+税
発売日:2018/02/28
販売価格:980円+税
発売日:2017/03/17
販売価格:1,680円+税
発売日:2016/09/23
販売価格:2,400円+税
発売日:2016/03/29
販売価格:1,480円+税
発売日:2015/12/10
販売価格:1,280円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/02/27
販売価格:980円+税
発売日:2014/12/05
販売価格:1,280円+税
発売日:2011/12/22
販売価格:980円+税
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