その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:Ta 152H-1 | ||||||||||||||||||||||||||||||
旧プラットフォームを再評価する(2) | ||||||||||||||||||||||||||||||
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ゲーマーならばいつまでもAGPビデオカードにしがみつくわけにはいかないだろうが、一般的なユーザーはAGPビデオカードで十分快適だ。しかし、やはり気になる将来性は・・・・・・? | ||||||||||||||||||||||||||||||
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現在使われているPCにはAGPスロットを持ったものがまだまだ多いが、新規に販売されるPCやマザーボードについては、AGPからPCI Expressへの移行期はすでに終わり、主流は完全にPCI Expressだ。今回紹介したi865搭載のものなど、AGP対応のアップグレード向けマザーボードもまだ売られているが、製品数は少ない。 同じく、AGPビデオカードの新製品はAGP対応の古いプラットフォームを使い続けたいユーザーのアップグレード用という位置付けだ。このため、AGPのビデオカードの新製品、とくにミドルレンジから上位の製品の種類はPCI Express x16対応のビデオカードと比べるとかなり少なくなっている。またグラフィックスチップもシステムインターフェースはPCI Express対応になっていて、AGPでの接続にはブリッジチップを必要とするものが多い。このようにAGPビデオカードに関しては選択肢が減っているのが現実だ。 |
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GeForce 7800 GSのシステムインターフェースはPCI Expressだが、写真の「HSI(High-Speed Interconnect)」チップによりAGPでも利用できる | ||||||||||||||||||||||||||||||
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AGP 8Xの規格上の帯域幅は約2GB/s、これに対してPCI Express x16では双方向同時のデータ転送が可能であり、合計約8GB/sという帯域幅になる。CPUからのデータ転送と同時に、メインメモリ領域も使った描画演算といった処理を行なう場合、双方向で帯域幅の取れるPCI Express x16の帯域幅が効いてくる。 しかし、そうした処理が必要とされる場面は現時点では限られており、PCI Expressが登場したばかりの2世代ぐらい前のビデオカードでは、AGP 8Xの帯域幅でも十分グラフィックスチップの性能に対応でき、ベンチマークテストでも差が付かなかった。今でもエントリーレベルのビデオカードではAGPでも十分性能を発揮できる。 |
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実際のところ、ビデオカードを最新のGPUにアップグレードしたいという用途は、3Dゲームなどアプリケーションを目的とするものが主体であり、一般ユーザーにとって高いグラフィックス性能はあまり使いみちがない。しかし、今後はビデオカードのアップグレードはPCの延命のための重要な要素になる可能性がある。それは、Windows Vistaが高いグラフィックス性能を要求しているためだ。 現時点では最終的にどのくらいの性能がVistaで必要になるのか確定していない部分もあるが、GeForce 6600やRADEON X600など、ミドルクラスのグラフィックスチップに最低128MB、できれば256MB以上のビデオメモリを搭載したビデオカードでないと、Aero Glassと呼ばれる上位版のWindows Vistaに搭載される予定の3Dユーザーインターフェースを“普通に”使うことは難しいと言われる。しかし、AGPのビデオカードでも、現在市販されているミドルクラスのビデオカードなら十分な性能を実現できるので、こうしたビデオカードにアップブレードすることでAero Glassを利用することができそうだ。 |
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DirectX 9によって描画されるWindows Vistaの3Dユーザーインターフェース「Aero Glass」。今後は3Dグラフィックス性能もある程度必要となる | ||||||||||||||||||||||||||||||
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