その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:編集部 遠山健太郎 | ||||||||||||||
マルチスレッド対応ソフトに乗り換えろ! | ||||||||||||||
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これまでどおりの使い方をしていたのでは、デュアルコアの真価は発揮できない。デュアルコアと組み合わせたマルチスレッド対応ソフトの効果をまずは見てほしい。 | ||||||||||||||
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デュアルコアCPUとi865マザーボードにアップグレードすることで、Windowsの操作をはじめ、従来使っていたアプリケーションでも格段にキビキビした環境を手に入れられるはずだ。もちろん、それだけでもアップグレードの成果は十分だと言えるが、せっかくのデュアルコアCPUである。デュアルコアによって大幅にパフォーマンスを向上させられるソフトに乗り換えて、積極的にデュアルコアのパワーを使っていこう。 デュアルコア対応ソフトとはマルチスレッド化されたソフトのことで、つまりはソフト内で“スレッド”と呼ばれる単位に処理を切り分け、このスレッドを複数並行して実行するよう設計されたものだ。デュアルコアCPU登場以前は、個人向けアプリケーションではマルチスレッドが効果的に働くものは数えるほどしか存在しなかったが、徐々にその数を増やしている。 マルチスレッド化はとくに動画や音楽のエンコードに効果的だ。ここでは、MP3エンコーダとしてiTunesとLameを、動画エンコーダとしてDivXの新旧バージョンを用意、エンコードにかかる時間を比較してみた。ソフトウェアがマルチスレッド化されることの効果は一目瞭然で、もしもよく使うジャンルにマルチスレッド対応ソフトがあれば、一度は試してみることをお勧めする。解放されたデュアルコアの真の力を発見できるはずだ。 |
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アップルコンピュータ | ||||||||||||||
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種別:フリーソフト | ||||||||||||||
URL:http://www.apple.co.jp/ | ||||||||||||||
iPodの大ブレイクで、一般層にも浸透している音楽再生・管理ソフトのITunesも、実はマルチスレッド対応ソフトだ。iTunesに含まれるMP3エンコーダがマルチスレッド化されており、標準で設定されているAACエンコーダはマルチスレッド対応ではないことに注意しよう。 今回のテストでは、オープンソースで開発され、音質に定評のあるMP3コーデック「Lame」を相手に、リッピング済みの音楽CD(13曲、51分13秒)を128kbpsのMP3ファイルに変換するのにかかる時間を計測した。結果はLameの約2/3の時間でiTunesはエンコードを終了しており、マルチスレッド化の効果が顕著に表われている。ちなみに320kbpsの高音質設定でも、iTunes 89秒に対しLameは107秒と、差こそ縮まったものの、明確な差が見て取れた。 |
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iPodとの連係をはじめ、音楽ファイルをオンライン購入できるiTunes Music Storeとのやり取りなど、最新の技術を分かりやすいユーザーインターフェースで使えるiTunes | ||||||||||||||
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標準ではAACエンコーダが選択されているが、「設定」の「詳細」タブ、「インポート」からエンコードする形式を選択できる。MP3エンコーダを選択することで、高速なMP3エンコードが可能 | ||||||||||||||
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MP3のエンコードは、bitレートをはじめ、VBRやジョイントステレオなど、さまざまなオプションを指定することができる。マルチスレッドは標準で働くため、とくに設定はいらない | ||||||||||||||
DivX | ||||||||||||||
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種別:フリーソフト(全機能を使う場合は19.99ドル) | ||||||||||||||
URL:http://www.divx.com/ | ||||||||||||||
DivXは、MPEG4をベースとした高圧縮の動画コーデックで、小さなファイルサイズで美しい画質が得られるのが特徴だ。バージョンアップのたびに機能が追加され、最新となるDivX 6では、ついにマルチスレッドに対応した。今回は旧バージョンのDivX 5と比較を行なっており、マルチスレッド化の効果が確認できる。テストは再生時間1分のDVコーデックのAVIファイルを、780kbpsのDivX形式のファイルに変換するのに要した時間を計測している。 結果を見ると、エンコードにかかる時間がほぼ1/2に短縮されており、マルチスレッド化によって非常に高い効果が得られることが分かる。バージョンアップに伴って、速度以外にも多数の改善が施されているため、旧バージョンを使っているユーザーは、すぐにでも新バージョンに乗り換えるべきだろう。 |
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DivX Proコーデックを含むソフトウェアパッケージを無料でダウンロード可能。15日の試用期間後も、機能制限版のDivXコーデックとして無料で使い続けることができる | ||||||||||||||
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ドラッグ&ドロップでファイルを変換できる「DivX Converter」。手軽にDivXファイルを作成でき、プロファイルをワンタッチで切り換えることも可能となっている | ||||||||||||||
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TMPGEncなどで編集したファイルの出力先としてDivXも指定できる。「2 Logical CPUs」と表示されていることからも、マルチコアCPUに対応していることがうかがえる | ||||||||||||||
【ベンチマーク環境】 CPU:Intel Pentium D 805(2.66GHz) マザーボード:Intel D865GSA(i865G) メモリ:CFD販売 D1U400AE-512BZZ CMX512-3200XL(PC3200 DDR SDRAM/CL=2.5/512MB)×2 HDD:Seagate Barracuda 7200.9(Ultra ATA/100、7,200rpm、160GB) OS:Windows XP Professional SP2(DirectX 9.0c) |
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