その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:鈴木雅暢 | |||||||||||||||
個性的な製品が盛りだくさん | |||||||||||||||
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PCシステムの中核をになうマザーボード。たくさんの部品から構成されるパーツだけあってチェックポイントは多い。ただ安いだけのマザーボードだけでなく、今のトレンドを反映した旬の安うまマザーボードを狙いたい。 | |||||||||||||||
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マザーボードのトレンドは基本的にはCPUと連動するものだ。ここ最近のCPUトレンドと言えば、何と言ってもCore 2 Duoのデビュー。マザーボード市場の中心も当然、新しいP965チップセットなどを搭載したCore 2 Duo対応製品である。Core 2 DuoはPentium D/Pentium 4と同じLGA775に対応するが、VRMまわりの仕様が変更になっているため、それを前提とした設計となっていない旧来の製品はCore 2 Duoに非対応だ。そういった非対応製品の価格は下降傾向で、しだいにフェードアウトしていく。AMDプラットフォームでも同様で、新しいSocket AM2が登場し、従来のSocket939マザーボードはより安価で購入できる。こういった旬を過ぎた製品は比較的安く買えるものだが、今回はあえてこういった妥協はせず、最新CPUを体験可能な旬の製品から、1万円前後で購入可能なものをピックアップしてみた。 | |||||||||||||||
搭載コンデンサもチェック VRMまわりのコンデンサは重要だ。安価な製品でもここの品質はチェックしたほうがよい |
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CPUとは正反対に、マザーボードは高価な製品と安価な製品の間に、性能の差はないと考えてよい。性能はほとんど搭載チップセットで決まると言ってよく、細かいチューニングの差はあっても、ベンチマークでもアプリケーションレベルになるとほとんど表面化しない程度のものだ。その代わり、浮上してくるのが、オンボードデバイスによる機能や付属品の違い、使用部品などの違いによる耐久性、使い勝手への配慮といったところだ。 たとえば、ハイエンドマザーボードであれば、2系統のギガビットイーサネットやチップセットの機能とは別のRAIDコントローラなどが搭載されており、CPUソケットまわりやVRM周辺には高品質な日本製コンデンサが惜しげもなく使われ、ファンレス構成を実現するために、ヒートパイプを使った大掛かりな冷却装置が装着される。さらにコネクタや端子類が接続しやすいよう色分けされていたり、BIOSアップデートやオーバークロックなどが行なえる独自ユーティリティなどが付属していたりと、サービスも満載だ。 多くの激安マザーボードは、これらの一部、あるいは大部分を省くことにより、コストを削減し、手頃な価格での販売を可能にしている。マザーボードの多くの要素の中で、どれが必要でどれが不要かを知ることが、自分に合った低価格マザーボードを選ぶポイントと言える。実際、2系統のLANやRAIDなどは多くの人が必要としていないだろうし、それ以外にも、実際の運用上、不必要な装備は少なくないはずだ。近年、注目されているコンデンサの品質にしても、主に耐久性にかかわってくることであり、動作の安定性を欠くというようなものではない。「よいものを長く使いたい」といった志向のユーザーならともかく、ローエンドCPUと組み合わせて1年前後で取り換えてしまうような使い方なら、それほどシビアにこだわる必要はないとも言える。 |
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最新CPUに対応する製品を Socket939マザーボードは現在処分価格で値が下がっているが、将来性を重視したほうがオススメ |
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ASRock | |||||||||||||||
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実売価格:8,500円前後 | |||||||||||||||
問い合わせ先:03-5812-5690 (ユニスター) URL:http://www.asrock.com/ |
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VIAのPT880 Pro+VT8237Aチップセットを搭載したCore 2 Duo対応マザーボード。チップセットの仕様により、DDR2(PC2-5300まで)/DDR(PC3200まで) SDRAMのどちらも使えるようになっている。また、AGP 8XスロットとPCI Express x16(4レーン:PCI Express x4相当)スロットの両方を装備するのも特徴。ただ、メモリスロットはDDR2/DDR用がそれぞれ2本ずつで、同時利用はできない。よって最大搭載容量が2GBに限られる点は注意したい | |||||||||||||||
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ASRock | |||||||||||||||
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実売価格:8,500円前後 | |||||||||||||||
問い合わせ先:03-5812-5690 (ユニスター) URL:http://www.asrock.com/ |
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Socket478時代のベストセラー、865PEチップセットを搭載しながら、Core 2 Duoに対応した製品。865PE搭載なので、AGPビデオカード、DDR SDRAM、IDE HDDなど、当時のパーツをそのまま流用しつつ、安価にCore 2 Duoを導入したいというアップグレードユースに最適。ただ、チップセット内部の同期調整の都合上、システムバス1,066MHzのCPUを利用するには、CL=2.5のPC3200 DDR SDRAMが必須となっている点は注意 | |||||||||||||||
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BIOSTAR | |||||||||||||||
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実売価格:9,000円前後 | |||||||||||||||
問い合わせ先: info-kc@mvk-japan.com (エムヴィケー) URL:http://www.biostar.com.tw/ |
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NVIDIAの最新廉価版チップセットnForce 550を搭載したSocket AM2マザーボード。オーバークロック機能をウリにするT-Seriesの製品らしく、これに関連する設定項目は充実。CPUやメモリ、PCI Expressなどのクロックを細かく調整でき、これらの設定をBIOS ROM内に50セットまで保存しておいて呼び出すこともできる。拡張スロットやコネクタはビビッドなカラーで種類別に色分けされている。付属品がソフトケースに収納されているのも特徴 | |||||||||||||||
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GIGABYTE | |||||||||||||||
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実売価格:11,000円前後 | |||||||||||||||
問い合わせ先:03-5812-6120 (リンクスインターナショナル) URL:http://www.gigabyte.co.jp/ |
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Socket AM2に対応した廉価版マザーボード。チップセットには、NVIDIAのGeForce 6100+nForce 430を搭載している。GeForce 6100を採用した製品はmicroATXのものがほとんどだが、本製品はATXフォームファクターを採用し、廉価かつ多機能なGeForce 6100+nForce 430構成を採用することで、オンボードビデオ、ギガビットイーサネット、IEEE1394インターフェースなど、最新チップセットのnForce 550搭載製品以上に高機能なマザーボードに仕上がっている。 | |||||||||||||||
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発売日:12月28日
特別定価:2,310円
発売日:2022/11/29
販売価格:1,800円+税
発売日:2019/05/29
販売価格:1,780円+税
発売日:2019/03/25
販売価格:1,380円+税
発売日:2018/02/28
販売価格:980円+税
発売日:2017/03/17
販売価格:1,680円+税
発売日:2016/09/23
販売価格:2,400円+税
発売日:2016/03/29
販売価格:1,480円+税
発売日:2015/12/10
販売価格:1,280円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/02/27
販売価格:980円+税
発売日:2014/12/05
販売価格:1,280円+税
発売日:2011/12/22
販売価格:980円+税
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