その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:長畑利博 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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今回行なったテストは+12Vの電圧変化、騒音レベル、そして同じパーツ構成での消費電力の違いの3種類だ。各テストでは、Windows起動後の無負荷(アイドル時)の+12V電圧と騒音レベル、消費電力をチェックし、その後ベンチマークソフト「3DMark06」で負荷をかけて、各数値の変化を調べている。 +12VはCPUやビデオカード、光学ドライブ、HDDといった周辺機器を動作させるのに使われる出力だ。現在では、CPUやGPUの消費電力が上がってきたため、出力を分ける2系統出力化が標準的になっており、この+12V出力が安定して供給できることが、電源ユニット選びの重要な要素になっている。 この+12V出力の変化は、専用の測定器を用いて回路効率などと合わせてチェックするのがベストだが、簡易なテスト方法として、Windows上のアプリケーションでも調べることができる。 ここでは、システム内の温度などを総合的に測ることのできるフリーソフト「SpeedFan」を利用して+12Vの変化をチェックした。テスト結果の見方としては、システムに負荷がかかった状態でもグラフに変化が少ないほうがよい。また、電源の規格である12Vのラインを割り込むような製品は品質に難があると言ってもよいだろう。 |
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Antec | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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ベンチマークテストを開始すると電圧の変化が激しくなり、非常にブレが多い。やや不安定な印象だ | |||||||||||||||||||||||||||||||||
SkyHawk | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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12.2Vのラインを軸に上下にブレがある。通常、負荷がかかると電圧が下がる傾向にあるのだが、このように上下にぶれる例はめずらしい | |||||||||||||||||||||||||||||||||
恵安 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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負荷がかかると電圧に波が発生するが、波の差は少なめで、極端に電圧が落ちることはない | |||||||||||||||||||||||||||||||||
サイズ | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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ベンチマークを始めると12.2Vラインまで下がり、あとは安定して動作している。波に変化があるのはベンチマークの切れ目の部分である | |||||||||||||||||||||||||||||||||
Seasonic | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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1ランク上の価格帯となる実売1万円前後のモデル。グラフの形はサイズの剛力に近く、12.0~12.1Vの間で安定する傾向となっている | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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電源選びのポイントとして、静音性を重視するユーザーは多い。また、電源の効率を見る指標として、システム全体の消費電力が話題に上ることも増えてきている。静音性は数値の大小だけで測ることができるが、消費電力の差は単純に数字だけで測ることができないので注意してほしい。これは、電源内部に安定化回路などを増やしていくと、自然と消費電力が増えてしまうからだ。 ここでのテスト方法は+12Vの検証と同じで、3DMark06でシステムに負荷をかけて、アイドル時との差を計測している。なおノイズへの影響を最小限にするため、CPUクーラーにはサイズの「INFINITY COOLER SCINF-1000」を使用した。ファン回転数が固定なので、今回のように電源ユニットのみの騒音の差を測るには向いている。 騒音レベルはいずれの製品も低く、非常に静かと言ってよい。なかでも高負荷時に優秀だったのがSmartPower 2.0 SP-350だ。今回のテストでは背面のファンは回転せず、前面ファンのみで冷却が行なわれていたこと、内部構造上、背面側にノイズが漏れにくいのがこの結果につながった。準ファンレスをウリにしているGM400WP-Rは起動時こそ無音だが、負荷によってファンが回転すると、風切り音が出てしまう。 消費電力については、比較サンプルとして用意したSuper Cyclone SS-430HB/Sにはおよばないものの、SmartPower 2.0 SP-350が小さい傾向にある。同製品の総容量が小さいことも理由として挙げられるだろう。静か/KST-420BKVが高めの数値だが、それ以外はほぼ横並びだ。 |
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【テスト環境】 CPU:Pentium D 820(2.8GHz) CPUクーラー:サイズ INFINITY COOLER SCINF-1000 マザーボード:ASUSTeK P5LD2 Deluxe(Intel 945P) メモリ:Apacer AP-512/533II(PC2-4200 DDR2 SDRAM 512MB)×2 ビデオカード:AOpen Aeolus PCX6600-DV256H(GeForce 6600) HDD:日立GST Deskstar 7K250 HDT722516DLA380(Serial ATA、7,200rpm、160GB) OS:Windows XP Professional SP2 使用ソフト:SpeedFan 騒音計測定距離:約5cm(電源直上) 暗騒音:38.2dB、室温:28℃ |
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