その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:松永 融 | |||||||||||||||||||||||
キラリと光る個性を探し出せ | |||||||||||||||||||||||
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一般的によく売れるマザーボードは、1万円台半ばから2万円台半ばの製品だ。それだけ製品数も多く、一見すると似たもので埋めつくされている。ここでは、マザーボード選びの一つの指標、品質面に重点をおいてマザーボードを見ていこう。 | |||||||||||||||||||||||
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バランス系マザーボードとは、機能と価格のバランスの取れたマザーボード群を指す。このように表現すると響きはよいが、機能面でも価格面でも中道を行っているわけで、なかなか特色を出しにくいカテゴリーでもある。とはいえ、実際の売上はこのカテゴリーが一番多く、多くのユーザーにとって見きわめが重要になる。 バランス系マザーで注目すべき部分は、限られた価格の中でどれだけ多くの機能を詰め込んでいるか、そして一定の品質レベルをキープしているか、この2点に集約されるだろう。 |
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この夏にIntelがCore 2 Duoをリリースしたことで、マザーボードメーカー各社のラインナップが一新された。チップセットで言えば、P965/G965+ICH8系が現在のメインストリームを飾っている状況である。とりわけ、グラフィックスコアを内蔵したG965は、Windows VistaでのAeroの動作を保証しており、将来性と価格面から見て、うってつけだ。もしRAIDなどの上位機能を求める場合、多少値段は上がるがICH8R搭載製品を選ぶことで、ワンランク上のマザーボードに仕上げられる。また、JMicronに代表されるようなサードパーティチップを採用することで、コストを抑えながらSerial ATAやeSATAポートを増設したり、付属品を満載させたりするなどの差別化を図っている。機能面に注目して購入する際には、無視できない重要な要素だ。 | |||||||||||||||||||||||
LGA775対応のバランス系マザーの中ではICH8搭載機が主流であり、RAID対応のICH8Rを搭載していればアピールポイントとなる | |||||||||||||||||||||||
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一般的にマザーボードを買い換えるスパンは2、3年ほどだと言われている。製品を選ぶ際に、ある程度の将来性などを見据えつつ、新しいCPUで長持ちさせて使おうという場合がほとんどだ。製品寿命の第一として考えられるのが、「品質」である。品質は表に出にくい部分でもあり、なかなか把握することが難しい。そこで機能以外の注目点として、品質を判断する上での指標の一つ、「コンデンサ」にスポットを当ててみる。 |
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耐熱性が高く、低ESRが特徴のアルミ固体電解コンデンサ。高品質のマザーボードでは、全面的にこのタイプを採用している製品もある | |||||||||||||||||||||||
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電流変化の激しいCPUソケットや電源まわりには、高品質のコンデンサが使われる。メモリスロットや拡張スロットまわりには背の低いコンデンサが配置されているが、これは主にパーツとの干渉を防ぐ意味合いだ。個数の多い部分は、それだけ大きな容量が要求されるということだ。 | |||||||||||||||||||||||
(1)拡張スロットまわりには、小型のコンデンサが多数見られる | |||||||||||||||||||||||
(2)容量や耐久性に優れる固体コンデンサ(高級品) | |||||||||||||||||||||||
(3)メモリスロットまわりには、小型のコンデンサが配置されている | |||||||||||||||||||||||
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品質はパフォーマンスに影響しない | |||||||||||||||||||||||
Sandra 2007を使って、ASUSTeKの「P5B」と、固体コンデンサを全面採用した上位モデル「P5B-E Plus」で検証したが、誤差程度の違いしか見られない。高品質と言ってもパフォーマンスが上がるわけではなく、あくまで、信頼性や耐久性の面で有利ということだ。 | |||||||||||||||||||||||
フルレーン接続のSLIは、思ったほど効果がない | |||||||||||||||||||||||
今度は、nForce 570 SLI搭載機とnForce 590 SLI搭載機で3DMark06を実施してみた。結果は、SVGA表示ではほとんど差が見られない。UXGA表示では若干の差が確認できるが、体感できるような差ではない。高解像度で使わないのであれば、下位モデルでも十分ということである。 | |||||||||||||||||||||||
【検証環境】 CPU:Core 2 Duo E6700(2.66GHz) メモリ:センチュリーマイクロ CD512 512MB×2 HDD:Western Digital WD Raptor WD1500ADFD(Serial ATA 2.5、10,000rpm、150GB) ビデオカード:NVIDIA GeForce 7800 GTXリファレンスカード(256MB)×2(3DMark測定時のみ二つ使用) OS:Windows XP Professional SP2 |
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発売日:12月28日
特別定価:2,310円
発売日:2022/11/29
販売価格:1,800円+税
発売日:2019/05/29
販売価格:1,780円+税
発売日:2019/03/25
販売価格:1,380円+税
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販売価格:980円+税
発売日:2017/03/17
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発売日:2016/09/23
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発売日:2016/03/29
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発売日:2015/12/10
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発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/02/27
販売価格:980円+税
発売日:2014/12/05
販売価格:1,280円+税
発売日:2011/12/22
販売価格:980円+税
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