その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:橋本新義 | ||||||||||||||
AV機能やアップグレード機能を強化した個性派マザー | ||||||||||||||
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最新マザーボードでは、優れたAV機能を備えた製品や、複数の規格のパーツが搭載可能なアップグレード性に優れた製品が増加している。ここでは、そうした個性派の製品を紹介しよう。 | ||||||||||||||
2007年のマザーボード市場において、大きく注目できる機能を備えた個性派製品を紹介していくが、注目機能と言ってもいろいろな観点がある。この機能編では、HDTV出力端子や独特なサウンド機能を備えた「AV機能重視製品」、旧環境からのアップグレードに便利な機能を備えた「アップグレード向け製品」を中心に掲載していこう。 さらに、低価格ながらeSATAなどの注目すべき端子を装備した製品や、マザーボードメーカーのユーティリティによって、HDDバックアップなどが可能になる特殊機能を備えた機種などもあわせて紹介していく。 |
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まずは、AV機能を重視したマザーボードから選定基準を説明しよう。ここではとくに注目できる機能を搭載した機種に焦点を当てた。 注目した機能は、大きく分けて二つ。まず一つ目は、HDTV(HDMIやコンポーネント)出力端子を搭載していたり、デジタルディスプレイ出力(DVI)を装備してマルチディスプレイに対応したりするなど、主にグラフィックス機能内蔵チップセットを搭載した比較的高級なマザーボードが対象となる。こうした製品のうち、とくにIntelチップセットを搭載したものでは、ICH7/8 DHを採用したViiv対応製品も多く、たとえば、リビング用のPCとして用いるのが最適だろう。 そして二つ目は、オーディオ出力の品質を向上するため、インターフェースやオーディオチップを専用カードに搭載する製品や、デジタルオーディオ端子を装備したオーディオ重視の機種だ。マザーボードでは少数派となる、S/P DIF INを備えた製品なども対象とした。こうしたオーディオ重視のマザーボードは、PCゲーマーをターゲットとした、いわゆる高級・高機能なハイエンドクラスの製品が多数を占める。 |
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内蔵グラフィックス機能の高性能化により、マザーボード単体でデュアルディスプレイに対応した製品も増加している | ||||||||||||||
オーディオコーデックチップを別基板に搭載したタイプの製品。アナログ出力のノイズ低減などが狙いだ | ||||||||||||||
最新デジタルディスプレイ(+オーディオ)出力端子となるHDMI。単体ビデオカードでも搭載機種は少ない | ||||||||||||||
グラフィックス機能の端子では、HDTV(コンポーネント)出力にも注目。HDTVの普及とともに重要度が増す装備だ | ||||||||||||||
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アップグレード向け製品の選定基準は、複数の規格のメモリソケットやビデオカードスロット、果てはCPUソケットを備えており、一般的なマザーボードでは不可能なアップグレード(やパーツ流用)が行なえるマザーボードが対象となる。こうした機能は主に低価格なマザーボードに搭載されていることが多く、以前はいわゆる「キワモノ」的な要素が強かったが、最近では高度に設計された製品が登場し、注目度が上がっている。 アップグレード重視製品の中でもとくに多いのが、DDRとDDR2という二つの規格のメモリスロットを備える製品だ。結構な出費となるメモリを買い換えずに、新世代のCPUを使える(今回は基本的にCore 2 Duo/Socket AM2対応製品を紹介している)ため、ユーザーからの人気が高い。 また、その実用性もかなり高い。最近のCPUではDDR2-667や800を前提として設計されていて、動作クロックの遅いDDRメモリを使うと性能が低下するのでは?と思われるかもしれないが、ベンチマーク結果のグラフをご覧いただいてもお分かりのように、実際は「性能低下はあるものの、危惧するほど大きくはない」というレベルだ。 |
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メモリ規格の違いによる差は大きいなものではあるのだが、よほど重い処理をしない限り、体感的にはさほど気にならないレベルと言えるだろう | ||||||||||||||
DDRとDDR2メモリの両対応製品。ユーザーメリットがとくに大きいためか、製品数はそれなりに多い | ||||||||||||||
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上記のようなDDR/2兼用マザーボードほど製品数は多くないものの、ヘビーユーザーからの支持が高いのが、AGPとPCI Expressという、二つの規格のビデオカードスロットを搭載したタイプの機種だ。とくにAGP末期の高性能ビデオカードは、自作PCユーザーに人気の高い製品が多く、また性能面でも多くの製品が現役を張れるもの。こうした製品を使い続けることができるメリットは大きい。 こうしたタイプの製品は、PCI Expressの登場直後にも散見されたが、それらは、PCIの信号をAGPスロットに配線した「簡易版AGPスロット」が多かった。しかし最近の製品ではAGPとPCI Expressの両方を正式サポートするサードパーティ製チップセットを搭載するパターンが主になっている。AGPを使った場合に性能が低下するのを心配される向きもあると思うが、実はこちらもメモリの事情と同じく、GPU(グラフィックスチップ)と動作クロックが同じであれば、インターフェースの違いによる性能差はほとんどないのが実情だ。実用性(とお買い得度)に関してはメモリと同様か、それ以上に高いと言えるだろう。 |
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AGPとPCI Expressの両対応製品なら、性能的には今でも十分な高級AGPカードをそのまま活かすことができる | ||||||||||||||
GeForce 7600 GTを搭載したAGPとPCI Expressのビデオカードの比較。メモリの場合以上に差は小さい | ||||||||||||||
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