その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:鈴木雅暢 | ||||||||||||
マザーボード選びの前に | ||||||||||||
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マザーボードは自作PCの中核であり、PCパーツの花形的な存在だ。本特集では、機能、価格、静音など、さまざまな視点からマザーボードを紹介していくが、その前に、マザーボードの基本についておさらいをしておこう。 | ||||||||||||
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マザーボードは、PCの中核となるボードだ。その基本的な役割は、CPUやメモリ、ビデオカードなどのパーツを装着し、パーツ間のデータの橋渡しを行なうことだ。一部のアクセサリなどを除けば、自作PCのすべてのパーツはマザーボードに接続されるわけで、マザーボードの仕様によって、利用できるパーツの種類もある程度決まってくる。 マザーボードの仕様として、まず頭に入れておきたいのが、CPUソケットの違いだ。CPUによって対応するソケットは決まっており、IntelのCore 2 Duo(Eシリーズ)であればLGA775、AMDのAthlon 64 X2なら、Socket AM2に対応したマザーボードが必要になる。 そして、メモリを装着するメモリソケットも重要だ。現在のメモリ規格は大きく分けて、主流のDDR2とその前世代のDDRと2種類があるが、この二つではメモリソケットの形状が微妙に異なる。また外見からは分からないが、PC2-5300、PC2-6400といった速度規格への対応、最大搭載容量もマザーボードの仕様によって異なっている。また、HDDや光学ドライブが何台接続できるかは、マザーボードが搭載しているSerial ATAポートの数、IDEコネクタの数で決まる。 マザーボードが最初から持っているオンボードの機能としては、LAN機能、サウンド機能というのが基本で、製品によっては、グラフィックス機能やRAID(IDEまたはSerial ATA)、IEEE1394、無線LAN機能などを持つものもある。 そして、マザーボードに機能を追加するためにあるのが、各種の拡張スロットだ。ビデオカード用の「PCI Express x16スロット」、テレビチューナーやサウンドカードを挿すための「PCIスロット」、そしてRAIDカードなどを挿す「PCI Express x1スロット」などの種類があり、これらがそれぞれ何本ずつあるかで、拡張の自由度、将来性が変わってくる。とくにmicroATXフォームファクターなどの小型マザーボードは拡張スロットの数が少ないので、PCの完成形をイメージして、オンボードの機能と拡張スロットの種類、数に気を使う必要がある。 |
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CPUによって対応するソケットは異なる | ||||||||||||
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(1)PCIスロット テレビチューナーカードやサウンドカードなど、拡張カードを接続するための標準的なスロット。RAIDカードなど、高速なデータ転送速度が要求される拡張カードの接続にはPCI Express x1スロットが使われる |
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(2)PCI Express x16スロット ビデオカードを接続するためのスロット。通常は1本だが、2本装備する製品はビデオカードの2枚挿しができる。PCI Express x1スロットとしても使える |
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(3)バックパネル PS/2ポート、USBポート、LANポート、サウンド端子などが標準で用意される。IEEE1394などオンボード機能のコネクタも用意されていると便利だ |
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(4)チップセット マザーボードの中核であり、マザーボードの仕様のほとんどに影響力を持つ最重要チップ。通常、North BridgeとSouth Bridgeの2チップで構成される |
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(5)CPUソケット CPUを装着するためのソケット。Core 2 DuoはLGA775、Athlon 64 X2はSocket AM2など、CPUによって装着できるソケットの規格が決まっている |
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(6)IDEコネクタ 記録型DVDドライブなどの光学ドライブを接続するためのコネクタ。1コネクタにつき2台接続できる。IDE対応のHDDも接続できる |
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(7)Serial ATAポート Serial ATAは、HDDの主力インターフェースだ。1ポートにつき1台のSerial ATA HDDが接続できる。RAID機能への対応の有無もチェックしておきたい |
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(8)メモリソケット メモリを装着するソケット。このソケットの形状や本数、チップセットの仕様によって、使えるメモリの速度規格や最大搭載容量などが変わってくる |
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