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全国民に支給される予定の定額給付金。その1万2,000円で購入できるPCケースには、どんなものがあるのかと思い、価格比較サイトであるconeco.netで上限「1万2,000円」、規格「ATX」、ケースタイプ「タワー」という条件で検索してみた。すると、検索結果には171件もの製品が出てきた(3月18日現在)。 低価格ケースと言うと、悪いイメージを持つ人がいるかもしれないが、最近は、このレンジの製品でも品質が向上しており、たとえば素手で触ったら流血するような、極端に品質の低いものは減りつつあるのが現状だ。また、デザインに凝ったものも増えている。 低価格モデルとハイエンドモデルで差がもっとも出やすい部分と言えば鋼材の品質だ。安価なものであればあるほど鋼材が薄くなり、本体の強度が落ち剛性が確保しにくくなる。そこで鋼材のフチをL字形にしたり、ドライブベイのレイアウトを工夫したりすることで強度を確保しているわけだ。このほか、上位モデルと設計や付属部品を共通化するなどして、コストを下げつつ一定レベルの品質を持たせるなどの工夫がなされている。 ここではこうした低価格帯ケースで、比較的新しめの製品の中から、本誌オススメの製品をチョイスしてみた。 |
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シャーシ鋼材の曲げ加工などの工夫により、低価格でも一定の剛性が確保されているケースが多い | ||||||||||||||
しばらく定番静音ケースの座を占め続けているAntec Solo。価格は今回の条件を若干上回るため紹介していないが、オススメできる製品であるのは間違いない | ||||||||||||||
GIGABYTE | ||||||||||||||
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実売価格:6,000円前後 | ||||||||||||||
問い合わせ先:03-5812-6120(リンクスインターナショナル) URL:http://club.gigabyte.co.jp/ |
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5,000円台から買えるお買い得ATXケース 超低価格モデルとしてはかなり使い勝手のよいATXケース。5インチベイ、シャドーベイに加え、拡張ブラケットもスクリューレスでロックできる。レイアウトは標準的で、最近のタワーとしては比較的コンパクトながら、ベイなどの拡張性は十分だ。 12cm角ファンを前後に1基ずつ搭載し、しかも両方を1基の3ピン電源コネクタで回せるのもよくできた部分だ。 外観にも気が配られており、一番上の5インチベイには開閉式のカバーを用意。フロント端子もカバーに収められており、外観はシンプル。低価格モデルだけあって剛性はやや低めだが精度は十分に確保されている。 |
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ケースレイアウトは標準的なATX仕様。奥行きもあり、マザーの取り付けなどもしやすい。1本の電源ケーブルで前後のファンを動作可能だ | ||||||||||||||
フロントファンの直後にシャドーベイのある標準的レイアウト。シャドーベイにはツールレスで取り付け可能だが、ロックが左右両側にあり、取り付け時はサイドカバーを左右とも外す必要がある | ||||||||||||||
拡張カードの固定もツールレスで行なうことが可能だ。レバーを回せば簡単に取り付け取り外しができる | ||||||||||||||
Lian Li | ||||||||||||||
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実売価格:12,000円前後 | ||||||||||||||
問い合わせ先:03-5298-3880(ディラック) URL:http://www.lian-li.com/ |
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★上級者にもオススメできる高品質ケース 老舗ケースメーカーLian Liのケース。電源が付属しない上、今回紹介する製品ではもっとも高価だが、価格以上の品質を備えた逸品。外装にはヘアライン加工されたアルミ素材を採用し、見た目はかなり高級感がある。 シャドーベイには横向きのレイアウトを採用するほか、5インチベイの上2段はツールフリー構造。下の2段と3.5インチベイは通常のネジ止め固定式。このほか、マザーボードベースの取り外しができる点や、背面側にケーブルを配置するフックなど、全体的に上の価格帯レベルのメンテナンス性を備えている。ファンは前面に14cm角、背面に12cm角のいずれも低速な静音タイプを搭載する。 |
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シャーシはスチール製で比較的がっちりしている。5インチベイの上2段はプラスチックのレバーで固定するスクリューレス方式を採用 | ||||||||||||||
シャドーベイは横置きレイアウト。固定方法は同社スタンダードなHDD側にネジを付けてレールにはめ込む方式。ネジ部には防振用のゴムが付いている | ||||||||||||||
マザーボードベースが丸ごと取り外せる構造であるほか、マザーボード背面に各種ケーブルを固定するためのフックも付属している | ||||||||||||||
サイズ | ||||||||||||||
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実売価格:9,000円前後 | ||||||||||||||
問い合わせ先:support@scythe.co.jp URL:http://www.scythe.co.jp/ |
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500W電源付属のATXケース 低価格ながら電源が付属するコストパフォーマンスの高いPCケース「CASE by CASE」の後継モデル。 本シリーズの人気は、価格と電源のせいだけではない。性能に影響しない部分を割り切りつつ、拡張性や静音性、見た目のよさなどのバランスが考えられている。利用頻度の高いUSB端子は前面の2基に加え、フロントパネル左右にも2基ずつ付いており、eSATA端子も標準装備だ。前面ファンはLED付きの12cm角(600rpm)で、14cm角の取り付けも可能。筆者としては質のよい部品を使い、引っかかることのない電源ボタンなども気に入っている。 |
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ケース内のレイアウトは標準的。シンプルで奥行きは比較的余裕があるので、マザーボードの取り付けなどは行ないやすい | ||||||||||||||
付属電源は450Wから500Wにちょっとだけパワーアップ。+12V1が18A、+12V2が16A。PCI-Express8ピンコネクタも1基装備。背面には1,000rpmの12cm角ファンを搭載する | ||||||||||||||
ベイ数は多めで、固定はネジ止め式。シャドーベイが縦向きで、ファンとの間に余裕があるため、HDDを組み付けると後ろに飛び出し気味になる | ||||||||||||||
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発売日:12月28日
特別定価:2,310円
発売日:2022/11/29
販売価格:1,800円+税
発売日:2019/05/29
販売価格:1,780円+税
発売日:2019/03/25
販売価格:1,380円+税
発売日:2018/02/28
販売価格:980円+税
発売日:2017/03/17
販売価格:1,680円+税
発売日:2016/09/23
販売価格:2,400円+税
発売日:2016/03/29
販売価格:1,480円+税
発売日:2015/12/10
販売価格:1,280円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/02/27
販売価格:980円+税
発売日:2014/12/05
販売価格:1,280円+税
発売日:2011/12/22
販売価格:980円+税
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