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1万円以下で買える3.5インチHDDは、320GBから1TBまでと容量の幅が広く、回転数も5,400rpmと7,200rpmから選択可能だ。GB単価で見ると、現在もっともコストパフォーマンスが高いのは1TBクラス。また絶対的な価格は5,400rpm製品のほうが安いが、7,200rpm製品との差はわずかだ。起動ドライブ用途など性能を重視するなら7,200rpm、データ保存用には5,400rpmがお勧めだ。トレンドとしては500GBプラッタ搭載製品に注目だ。記録密度が向上しているため、同じ回転数や容量でも、データ転送速度の高速化や、プラッタ枚数減による低消費電力化が期待できる。 一方のSSDは、この半年ほどで価格が大きく下落し、容量30~32GBのMLC採用製品に限られるが、1万円以下の製品も増えている。現行モデルはこのクラスでも130~150MBの転送速度が確保されており高速だ。転送速度100MB/s以下の旧世代製品なら60~64GBのものが1万円前後で購入可能な場合もある。コンパクトで軽量、しかも静粛なSSDの利点は、1万円以下の製品でも十分に堪能できる。 |
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WD10EADSと人気を二分する5,400rpm HDDのSamsung EcoGreen F2 HD502HI。こちらは500GBプラッタが魅力 | ||||||||||||||
低価格SSDではおなじみとなったJMicronのメモリコントローラJMF602。プチフリーズ問題はあるが、手頃さが魅力だ | ||||||||||||||
Seagate | ||||||||||||||
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実売価格:5,000円前後 | ||||||||||||||
URL:http://www.seagate.com/ | ||||||||||||||
500GBプラッタ採用の高速な7,200rpm HDD Seagate初の500GBプラッタを採用した3.5インチHDD。3月中旬時点で7,200rpm製品に500GBプラッタを採用するのは同社だけだ。通常の3.5インチHDD(厚さ26.1mm)よりも6mmほど薄い20mm厚のハウジングを採用するのも特徴で、省スペースPCなどでは冷却性能の向上にもつながる。 7200.12シリーズの500GBモデルは、ST3500418ASとの2種類が流通しているが、形状、プラッタ密度、キャッシュ容量、データ転送速度などは同一で、データシートでも本製品の動作音がわずかに小さい程度の違いしかない。先頃Barracuda 7200.11の一部ロットなどに不具合が起こる可能性が公表された影響か、Seagate製品は全般的に値下がり傾向にある。このBarracuda 7200.12シリーズは上記の不具合とは無関係の最新モデルなので、ある意味お買い得である。 同シリーズで500GBプラッタを採用する1TBのST31000528ASも発売されており(こちらは通常の厚さ)、価格は8,000円台前半なので、GB単価は500GB製品より安い。 |
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これも500GBプラッタ+7,200rpmの威力か、HD Tune v2.54の計測では内周部で70MB/s程度の転送速度で、平均値も109MB/sと高速だ | ||||||||||||||
Western Digital | ||||||||||||||
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実売価格:7,500円前後 | ||||||||||||||
URL:http://www.wdc.com/jp/ | ||||||||||||||
コストパフォーマンスに優れるエコ仕様1TB HDD WD Caviar Greenシリーズは、アイドル時にヘッドを待避させるIntelliSeek、ヘッドのディスク接触を防止するNoTouch、ディスク回転速度を自動調整するIntelliPowerといった独自機能を搭載し、従来比約40%の消費電力低減を実現した低騒音・低発熱のエコ仕様HDD。1TBの前モデルWD10EACSから型番を変えてロングセラーを続けている。 プラッタ容量は、同シリーズ2TBモデルの500GBに対して1世代前の334GBとなっている。ただし価格は各社の1TB製品の中でも最安クラスで、ベンチマークでも最新の7,200rpm製品には一歩劣るものの、平均して高速な転送速度をマーク。起動ドライブや地デジのリアルタイム録画用などにも問題なく使用できるだろう。 本モデルには回転数調整機能のIntelliPowerが搭載されるためか回転数がカタログに明記されていないが、5,400rpmのHDDとアナウンスされている。 |
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HD Tune v2.54では、外周部で100MB/s弱、内周部で50MB/s弱、平均で74.4MB/sの転送速度となっている | ||||||||||||||
CFD販売 | ||||||||||||||
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実売価格:7,500円前後 | ||||||||||||||
問い合わせ先:052-619-1560 URL:http://www.cfd.co.jp/ |
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8,000円以下で買える高速SSD CFD販売のCSSD-SM32NJは、手頃な価格設定でちょっとSSDを試してみようという用途に最適。公称200MB/sオーバーのSSDもある中、とくにパフォーマンスをアピールする製品ではないが、それでも155MB/sのリード、95MB/sのライトを公称する性能は、半年ほど前なら十分に高速なSSDとして通用したスペックで、高速HDDと比較しても遜色なく、省スペースで高速な起動ドライブとしては十分に合格点を与えられる。 若干の気がかりは、低価格SSDで採用例が多いJMF602コントローラで起きやすい「プチフリーズ現象」。これは特定の処理が終わる前に次のコマンドが実行されたような場合、コントローラの処理がスタックし、一時的にOSが反応しなくなる場合があるという現象で、この製品でも発生する可能性が高いが、回避する方法はいろいろ紹介されている。これらを講じつつ、割り切って使用するのが賢いユーザーと言えるだろう。 |
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JMicron製コントローラJMF602、Samsung製NAND型フラッシュメモリチップK9GAG08U0Mという低価格SSDでは定番の構成を採用している | ||||||||||||||
公称の最大転送速度はリード155MB/s、ライト95MB/s。CrystalDiskMark v2.3の実測値でも、ほぼ同様の結果が得られた | ||||||||||||||
【検証環境】 CPU:Pentium Dual-Core E5400(2.7GHz) マザーボード:BIOSTAR TPower I45(P45+ICH10R) メモリ:PC2-6400 DDR2 SDRAM 2GB×2 システムHDD:日立GST Deskstar T7K500 HDT725050VLA(Serial ATA 2.5、7,200rpm、500GB) OS:Windows Vista Ultimate SP1 |
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発売日:12月28日
特別定価:2,310円
発売日:2022/11/29
販売価格:1,800円+税
発売日:2019/05/29
販売価格:1,780円+税
発売日:2019/03/25
販売価格:1,380円+税
発売日:2018/02/28
販売価格:980円+税
発売日:2017/03/17
販売価格:1,680円+税
発売日:2016/09/23
販売価格:2,400円+税
発売日:2016/03/29
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発売日:2015/12/10
販売価格:1,280円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/02/27
販売価格:980円+税
発売日:2014/12/05
販売価格:1,280円+税
発売日:2011/12/22
販売価格:980円+税
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