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PCケース、至高の1台を選ぶ
TEXT:保坂陽一
知っておきたいイマドキの
PCケース選びの基礎知識
imagePCケースはマシンの外観となるだけでなく、さまざまな機能を備えた重要なパーツだ。まずここでは実際の製品を見る前に、PCケースの役割や現在のトレンドといった基礎知識から確認していこう。長い付き合いとなるケースだけに、買った後で後悔しないよう、よく学んでいただきたい。
すべてにおいて完璧なPCケースは存在しない
 PCケースはすべてのPCパーツを収める「箱」である。そのPCの外観やサイズを決めるだけでなく、マザーボードやHDDといったパーツを整理、固定するという役目を持ち、メンテナンス性や冷却効率、拡張性すら左右することになる。ただ、そうした点一つ一つを考慮しても、誰にとっても「至高」となるものは存在しない。外観や省スペース性を重視すると、冷却性能や拡張性には多少目をつぶる必要があるだろうし、机の上に置くか、下に置くかといった設置環境によっても最適なPCケースは変わってくるだろう。使用する(内蔵する)PCパーツも含め、自分がどこでどう使うかを把握して、自分だけの「至高」を見付け出したいところである。

 もちろん、自分だけの1台を作るという自作PCの醍醐味を考えると、クロスレビューのページで紹介しているような現在の代表的な製品ではなく、もっとマイナーなものを選びたいという人も少なくないはず。そうした人でも、まずは現在のPCケースにはどんな機能を持つものがあるのかを把握し、PCケースの見方さえ押さえておけば、外観だけで選んで後悔するようなこともなくなるはずだ。この基礎知識編ではそうしたポイントを紹介しているので参考にしてみていただきたい。
PCケースの代表的な役割とは
・PCパーツを収納し、アクシデントから守る
・PCパーツをスマートに固定して、メンテナンス性を向上させる
・各パーツなどを効率的に配置し、冷却効率を上げる
・そのデザインにより、ユーザーの満足度をアップさせる
・PCパーツが発する電磁波から人体を守る
冷却性能・静音性能が人気製品のポイント
 そのデザインがそのままそのPCの顔となるだけに、こだわればキリがないところだが、実際にはPCケースがなくともPCとして使用することができるため、PC全体からするとコストダウンのポイントともなる。そのため、1万円以下で電源ユニット付きといった低価格な製品の需要は今も昔も変わらず存在している。最近では従来に比べて低発熱・低消費電力なCPU(Core 2 Duoなど)が普及したおかげで、PCケースの低機能・低価格化が進むかと思いきや、今度はチップセットやビデオカード、HDDなどの冷却性能がPCケースに求められるようになってきたため、以前よりも高い品質が求められるようになった。大型かつ低速回転のファンを装着することで、静音性能と冷却機能を両立させるといった基本はもちろん、フロントからリアまで一貫したエアフローを構築することで、PCケースなしで使用するよりも効率的な冷却を得ることができるものも増えている。ファンコントロール機能を標準で備えた製品なども、最近ではめずらしくはない。加えて、そうした製品がすべて高価というわけではなく、電源ユニットなしで1万円台といったお手頃価格になっているのがうれしいところだ。今新しく作るなら、このくらいの投資はしても損はないだろう。「PCケースなんて安くて十分」という人も、イマドキのPCケースをちょっと覗いてみてはいかがだろうか。
imageデザインいろいろ
市場には本当にさまざまなデザインのPCケースが存在する。拡張性や機能、材質など、似たようなデザインであっても、中身は何かしら違う
PCケースの基本構造
image
(1)5インチベイ、3.5インチベイ
imageケース正面からアクセスが可能なオープンベイ。光学ドライブやメモリカードリーダーなどを取り付けるには、それだけの数が必要だ
(2)シャドーベイ
image基本的に3.5インチのHDDを取り付けるための固定ベイ。配線の取り回しやすさや冷却性能で、実際に取り付けられる数は変わってくる
(3)フロントインターフェース
imageケースに用意されたUSBやサウンド入出力などの端子。ベイに増設するという方法もあるが、スマートに使うならば、ここにもこだわりたい
(4)拡張スロット
imageビデオカードなどの拡張カードを取り付ける場所。対応フォームファクターによって基本的に決まっているが、マザーボードによっては一番上のスロットが使えないことも
(5)マザーボード取り付け位置
imageマザーボードを取り付けるためのスペース。奥行きの長さなどのケースサイズによって、取り付けやすさやメンテナンス性が変化する
対応フォームファクター
基本はATXとmicroATX
imagePCにはフォームファクターと呼ばれる規格があり、極端な話、同じフォームファクターであれば、どんなメーカーの製品でも組み合わせは自由。現在の主流はATXと、その小型版のmicroATXで、現在の自作PCにおいては、マザーボードとケースはこれに合ったものを選ぶのが基本だ
電源は別売りが主流
付属ならばより低コストに
image各PCパーツに電力を供給する電源ユニットは、最近では高品質、大容量なものが求められるようになったため、付属していないケースが主流となっている。もちろん、付属しているものも販売されているので、コストパフォーマンスを重視するならば、そうした製品を探してみるとよいだろう
 
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