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GIGABYTE
Triton 180 GZ-AX1CA-SDS |
In Win
α360 |
Lian Li
PC-101B Alu Black |
Thermaltake
Soprano DX VE7000SWA |
高橋 |
前面がアルミ、それ以外の主要部分がスチールというハイブリッドケース。剛性はなかなか高く、カチッとした作りである。注目すべきはケース内の配線取り回し、そして背面に用意された水冷チューブを通すための穴。PCを水冷化し、ラジエータを外部に設置する際には便利だ。好感の持てるケースだが、もう少し個性が欲しいような気もする。 |
外装パネルが樹脂になっており、ほかのケースとは異なる質感が大きな特徴となっている。パネルの脱着、前面トビラの開閉、背面のカバーなどギミック満載で実に楽しい。側面に配置された大型パッシブダクト、独特なドライブ固定のスクリューレス構造など、機能面でも見るべき部分が多い。シャーシもしっかりしているが、見た目で好き嫌いがはっきり分かれそうだ。 |
凝った機能がこれでもかと詰め込まれた自作派にはたまらないケースだ。内部構造が二つに分けられており、上部が5インチドライブとマザーボード、下部がHDDと電源ユニットという構造になっている。電源ユニットは下部、しかも前面に配置されるめずらしいレイアウト。マザーボードの倒立配置は、好みの分かれるところだろう。 |
デザイン性にも優れているが、機能面でも見るべき点は多い。スクリューレス化されたドライブの固定方式はなかなか良好である。天板に配置されたI/Oポートには、eSATAコネクタが用意されている。前面が14cm角ファンというのも、静音派なら見逃せない。なお、側面パネルはクリアタイプ以外のバージョンも用意されている。 |
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保阪 |
同社のPOSEIDONとデザインは似ているが、触れてみると剛性はおよばず、まさしく「廉価版」といった感がある。ただ、遠目にまったくそれを感じさせないデザインのうまさは見事。5インチベイが五つ使えるというのも安心感があるし、実際に使うかどうかはさておき、水冷ユニットが取り付けられるという夢もある。初めての自作PCであればこんなケースだと幸せかもしれない。 |
往年のAcer製PCをほうふつさせるグリーンボディでちょっと懐かしさを感じたが(分かる人いるかな……)、上に展開するフロントマスクはちょっと不便かも。ジョイント部分も丈夫とは言い難い。ただ、使い勝手はともかく、リア部分までカバーした樹脂製の外装など、最近あまり見かけないデザインには好感が持てる。 |
上部にUSBなどのインターフェースを備えた、基本的に机の下置き用ケース。前面インターフェースにカバーも何もないのは気になるほか、フロントカバー全体が左に開くということで、設置場所も選びそうだ。少なくとも私の机まわりではツラいかな……。価格もそれなりで、よくも悪くもアルミケースだが、凝った内部レイアウトは見どころアリでプラス1点といったところ。 |
金属と樹脂の複合デザインで妙なチグハグ感があるが、メンテナンス性と拡張性のよさは本物。総合してみると価格は妥当だとは思うが、いっそのことフロントパネルはすべて樹脂製にしたほうが一体感が出るのではないだろうか。その分を全体の補強に回せば、もっとよいものができるはずだ。側面の透明アクリルパネルもデザインはともかく、強度に乏しいのが気になる。 |
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長畑 |
スタンダードなタワータイプケース。同社のPOSEIDONの後継モデル。ほとんどスクリューレスでパーツの拡張ができ、頻繁にパーツを交換するユーザーにはお勧め。前後のファンは1本の電源ケーブルで連動して動作するなど、基本的な部分で非常に使いやすい構造となっている。本体の剛性やパーツの精度も高く、初心者から上級者まで誰にでもお勧めできる製品。 |
曲面カバーを多用した個性的なmicroATXケース。背面のカバーはボタン一つで取れるため、通常の配線はめんどうではない。ただ、電源を取り付ける場合はさらに内側のカバーを外す必要がある。奥行きが短いためドライブベイとマザーのコネクタ類が干渉しやすいが、シャドーベイを可動式にすることでメンテナンス性を確保している。大型サイドダクトは内部ケーブルのジャマになることも。 |
上下を反転させたユニークなレイアウトを採用したケース。これによって拡張性と静音性、そして拡張カードファンによる非常に高い冷却性能を持つ。底面タイプのファンだと電源内に熱がこもりやすいため、空気がきちんと流れるストレートタイプを使うのが望ましい。また拡張カード用のファンダクトがあるため、パーツを交換するときはこれらを外す必要があり、メンテナンス性はあまり高くない。 |
見た目はハデながら、レイアウトはスタンダード。拡張スロット、ドライブベイなどもスクリューレス構造を採用するなど、組み立てやすさを意識した設計になっている。ただ、フロントパネルを除いてほとんどの部分が厚みのないアルミで構成されているため、剛性がかなり不足している。マザーボードベースの金具を付け間違えるとベースのほうが傷が付くくらい華奢な面があるのが残念。 |
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田本 |
非常にスタンダードなATXミドルタワーケースで、加工精度や剛性はなかなか。とくに特徴的なエアフロー構造や静音対策を持たないわりに、冷却性能、静音性ともに非常に高い。実売価格も1万3,000円前後とお手頃で、かなりコストパフォーマンスの高いケースと言えるだろう。ただ、個人的には前モデルのPOSEIDONのような特徴的なデザインのほうが好きだった。 |
見た目のデザインに目を奪われがちだが、内部構造もよく作り込まれている。スクリューレス構造が基本で、サイドパネルやフロントパネルはレバーにより開閉が可能。可動タイプの大型ダクトを備えるなど装備は充実している。付属ケースファンが高速タイプだったこともあり、静音性は振るわなかったが、静音タイプに交換すればかなり改善できるだろう。 |
肉厚アルミを使った高級ケースで、加工精度や質感は非常によい。実売価格は2万5,000円前後と高価だが、それだけの質は確保していると言ってよいだろう。独自の冷却機構のおかげか、冷却性能は非常に高く、静音性に関しても水準以上だ。内部は複雑な構造が災いしてか、作業性がイマイチだが、冷却性能を重視するユーザーにはオススメ。 |
曲面デザインのフロントパネルは肉厚のアルミが使用されており、非常に質感が高い。ハデな外見とは裏腹に内部構造はいたってスタンダードで、ほぼスクリューレスの設計となっている。アクリルサイドパネルのせいか静音性は高くないが、前面の14cm角ファンのおかげでHDDの冷却性能は非常に高い。また、大きさのわりに軽く、LANパーティなどに持ち出すこともできそうだ。 |
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