その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:保坂陽一 | ||||||||||||||
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独自機能を備えたPCケースがほとんどという現在では、個々の機能だけを比較しても、ベストなものはなかなか決め難いものだ。たとえば5インチベイの固定方法一つ取ってもそうだろう。手間さえ惜しまなければ、シンプルなネジ止め式が一番確実だったということもあり得る。「便利だと思ったんだけどな」と、後で思うのはよくあることで、これはPCケースに限ったことではない。実際に組み立てる前に、将来にわたってあらゆる状況を想定するのは難しいところで、たとえ自作の超ベテランでも毎回何かしらミスを犯しているものである。しかしながら、ずっと自作を楽しんできている人は、トラブルの解決をも楽しめる人なのではないだろうか。 結局のところ、自宅で使うPCならばあまり人に見せびらかす機会はないはず。最終的には自分で満足できるかにかかっている。使用した結果、音がうるさかった、配線が難しかったといったことがあっても、それを克服できるだけの余裕のある製品を選んでおけばよい。逆に言えば、たとえ小さなPCケースを選んで、拡張性で苦労しても、デザインが気に入っているのならば、それもまた愛敬である。 ここではチェックしておきたい細かなポイントを挙げたので、自分が選ぼうとしている製品に納得できるかの目安として見てみていただきたい。たとえ使いづらくても、納得して購入したのと、知らなかったのとでは全然違うはずだ。 |
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便利な手回しネジ 何度も開け閉めを行なうのならば、手回しネジ(ローレットスクリューなどとも呼ばれる)は便利。後で交換も可能だが、最初から付属しているほうがお買い得感はアップだ |
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使われているファンのサイズも重要 ファンが取り付けられる位置と付属ファンの数は知っておきたいところ。また、入手し難いサイズのファン(7cm角や14cm角など)を使う製品も存在するので要注意 |
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これは何も難しく考えることはない。ケースの中の風の流れは、どこから入ってどこへ抜けるのか、普通に考えてみればよいのだ。ビデオカードやチップセットなどの配置も考えて、自分なりの理論を作れば、もうケース選びの達人だ。もちろん、逆にファンを減らして静音性を高めるという方法もあるが、たとえ問題なくPCが動作しても、温度が高ければそれだけパーツの寿命が短くなる可能性があるということも忘れてはならない。 | ||||||||||||||
風の流れを考えてみる 写真はシンプルな例だが、最終的には基本に沿ったこのようなエアフローがベストとも言える。ビデオカードに風は当たるか、熱がたまりそうな場所はないか、など、自分なりに考えてみよう |
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ファンレスでも風を当てるのが基本 最近はハイエンドクラスのビデオカードでもファンレスの製品が増えているが、これは風を当てなくてもよいというわけではない。ケースのエアフローでしっかりとサポートする必要があるのだ |
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ドライブベイの数は重要なポイントだ。HDDなどは外付けでの拡張も可能だが、安価な内蔵HDDがそのまま増設できるメリットは大事にしたい。ドライブベイの数だけでなく、取り付けやすさや、その向きなども把握しておこう。なお、シャドーベイをケースファンのすぐ後ろに配置してHDDの冷却性能を上げた製品があるが、これにはケースファンの風を遮るというデメリットもある。この辺りのバランスもチェックしてみてもらいたい。 | ||||||||||||||
ベイの数はPCの拡張性に直結 ケースの底部までスペースをムダなく使えるように配置されたシャドーベイ。ただし、配線などの都合上、見た目どおりすべてが使えるとは限らないのが難しいところだ |
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メンテナンス性や冷却性も考える ベイが取り外し可能なタイプなら、一定のメンテナンス性、拡張性は確保されていると思ってよいだろう。また、シャドーベイの場合は冷却ファンの配置も確認しておきたい |
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以前はPCケースへのパーツの固定と言えば、ネジ止めが基本であったが、最近ではドライバーを使用することなく固定できる製品が多い。ガイドパーツをドライブに取り付けて挿し込むだけで固定できるものや、拡張カードも専用パーツで止めるだけのものなど、それぞれ独自の仕様となっているためどれがベストとは言い難いのでよく確認しておきたい。ただし、ネジ止めのほうが間違いなく固定できるので安心感はあるかもしれない。 | ||||||||||||||
レール式のドライブベイ 光学ドライブやHDDの左右に付属のガイドパーツを付けて、押し込むことで固定。こうした製品はとても便利だが、ガイドパーツをなくすと、取り付けできなくなるので、保管には注意したい |
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拡張スロットの固定方法も確認 写真の製品の場合は、ビデオカードなどの拡張スロットも樹脂製の固定具で固定する。ただ、ネジで止めるもののほうが、めんどうでもよりしっかりと固定できるというメリットはある |
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