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PCケース、至高の1台を選ぶ
TEXT:長畑利博
静音性、冷却性能をベンチマーク検証
 ケースのよしあしは、拡張性や使い勝手といった面からだけでは語ることができない。パーツの発する騒音が外部に漏れないようにどれだけ工夫されているかといった「遮音性能」や、ケース内に各パーツを収めたときに、どれくらい効率よく冷却できるかという「冷却性能」も大きなポイントになる。

 CPUの発熱量は下がってきたものの、Windows Vistaの普及により必要とされる性能が上がったビデオカードや、高機能化が進むチップセット、そして容量/搭載数が増加しているHDDなど、ケース内の熱源が多くなってきていることから、全体的には冷却性能の重要度は以前より増してきている。

 今回は大小さまざまなケースをテストするため、マザーボードはmicroATXのASUSTeK P5B-VMを、CPUにはCore 2 Duo E6600を使用した。電源ユニットについては、電源付属モデルでは付属品をそのまま使用し、付属しないモデルでは基本的にSeasonicのスーパーサイクロン SS-410Cを使用して条件を統一した。
検証環境

CPU:Core 2 Duo E6600 (2.4GHz)
マザーボード:ASUSTeK P5B-VM(Intel G965)
メモリ:Transcend JetRAM DDR2 PC2 6400 1GB(PC2-6400 DDR2 SDRAM 1GB)×2
HDD:日立GST Deskstar T7K500 HDT725032VLA360(Serial ATA 2.5、7,200rpm、320GB)
CPUクーラー:伏風ソケット775モデル、電源非搭載モデルで使用した電源:Seasonic スーパーサイクロン SS-410C(AOpen G325のみSeasonic S12 ENERGY+ SS-550HT)
OS:Windows Vista Ultimate、騒音測定距離:ケース正面上方約18cm
室温:約28℃、暗騒音35.2dB
静音ベンチマーク
 今回の検証では、Windowsを起動してから約10分後のほぼ無負荷の状態の数値と3DMark06実行中の高い負荷がかかった状態での騒音の最大値をチェックした。今回は大小さまざまなPCケースがあるため、CPUクーラーには背が低くパーツへの干渉が少ない「伏風ソケット775モデル」を使用している。この製品は4ピンのPWM対応モデルだが、今回は遮音性の高さのチェックが目的であるため、マザーボードのBIOSでPWMを切り、実測2,400rpmの固定速モードに設定し、ファンノイズが一定になるようにしている。

 ケース内に各パーツを組み込み、一般的な運用環境にもっとも近い本体正面上方18cmの距離から騒音を計測した。

 なお参考用にケースに組み込まないバラック状態での騒音も計測したところ、アイドル時は40.3dB、高負荷時の騒音レベルは41.2dBとなった。使用した電源の動作音は非常に小さいため、実質的にはCPUファンの騒音がどれくらい外に漏れているか、というテストとなっている。

 テスト結果を見てみよう。まず、静音性がもっとも高いのがAntec Solo Whiteだ。サイドパネルなどに備わった遮音シートや、剛性の高いがっちりとしたシャーシ構成、HDDの振動を防ぐサスペンション仕様など静音設計の効果が現われていると言えよう。次点はGIGABYTE Triton 180 GZ-AX1CA-SDS、Antec NSK3400、サイズ TUNIQ3だ。これらもがっちりとしたシャーシ構造を採用して共振を抑え、大口径静音ファンを採用することで静音化を図っている。また、騒音が漏れる穴が少ないことも影響している。順当な結果と言えるだろう。

 一方、騒音の目立つのがIn Win α360だ。冷却性能重視のため、ケース各所に穴があいていることもあるが、それより背面ファンに2,800rpmの9cm角高速ファンを搭載しているのが騒音値の高い最大の理由として挙げられる。同じように数値が高めなのがクーラーマスター CM Media281。こちらの付属ファンは1,200rpmと低速でノイズも小さいものの、付属電源のファンノイズが大きく、このような結果になった。ただ、どちらとも目立つのは付属ファン/付属電源の騒音のため、それらを交換することで改善は可能だ。

 AOpen G325もやや高めの数値だが、こちらはスチールカバーが薄いことと、CPUファンのノイズが電源ユニット側から外部に漏れやすくなっていることが主な原因と思われる。なお、G325はテスト用に用意したSS-410Cが構造上取り付けられなかったため、Seasonic S12 ENERGY+ SS-550HTを代わりに使用している。しかし、今回の検証ではCPUクーラーの騒音のほうがはるかに大きいため、影響はあまりないだろう。
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温度ベンチマーク
 ケースの冷却能力のチェックではシステム全体に負荷をかけて、CPUとHDDの2カ所の温度を計測している。システムの負荷は長時間の動作が可能なループモードが設定でき、CPU、グラフィックス機能(今回はチップセット内蔵)などにまんべんなく負荷がかけられることから3DMark06を使用している。今回はWindows起動10分後のアイドル時の温度に加えて、3DMark06を30分連続で動作させた直後の各部の温度をチェックしている。温度のチェックにはフリーソフトのSpeedFanを利用した。

 今回のテストではCPUクーラーのファンの速度が固定のため、ケースの冷却性能の差が明確に出てきている。CPU温度の結果を見てみるともっとも冷却性能が高いのはLian Li PC-101B Alu Blackだ。CPUのそばに配置された大型ファン、さらに拡張カード用の冷却ファンが装備されているほか、熱源となる電源ユニットが隔離された構造であるため、CPUの冷却が効率よく行なえる。

 続いて、CM Media281、Triton 180 GZ-AX1CA-SDSが並ぶ。いずれもCPUの近くに冷却ファンが設置されていること、吸気が確保しやすい構造になっていることがこの成績につながっている。もっとも温度が高かったのはG325。これは吸気用のファンがないこと、排気が電源ファンのみであること、そして内部の余裕のなさから考えると妥当なところだ。Thermaltake Soprano DX VE7000SWAは前後にファンが設置されており、条件は悪くないはずだが高負荷時の温度が高く、ケース内のエアフローがうまくいっていないようだ。これ以外にも前後にファンが付いていても、CPUまわりの温度が高いケースがある。単にファンを配置すればよいわけではなく、エアフローがうまく確保されていないと温度が高くなることが分かる。

 続いてHDD温度の結果を見てみよう。なお、今回のテストではシャドーベイ付近にファンがある場合、ファンにもっとも近いベイにHDDを取り付けている。成績がよいのはオウルテック OWL-612-SLT/N、PC-101B Alu Black、 TUNIQ3の3製品。いずれもHDDに直接空気が当たる設計になっている。

 反対に温度が高いのはNSK3400。今回はHDDをケースの底面に設置していること、ケースに吸気ファンがないことなどからHDDに空気がほとんど当たらずこのような結果につながったと思われる。G325も温度が高い。CPU温度と同じでエアフローの条件が悪いことが理由だろう。ただしシャドーベイに関しては、空気の通り道に設置されていることもあり、NSK3400ほど温度は高くならなかったと思われる。HDD側にファンがない製品では、容積が小さいケースほど温度が上がりやすい傾向がある。
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