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価格帯別・ビデオカードランキング BEST 3×3
3万円以上ランキング
TEXT: 橋本新義(市場動向、付加価値ランキング)
多和田新也(パフォーマンス/静音ランキング)
パフォーマンスランキング
 3万円以上のクラスは、エンスージアストと呼ばれるようなパフォーマンスを追求する人に向けたハイエンドセグメントにあたり、両社が最高パフォーマンスの争いを繰り広げる価格帯だ。

 まず3DMark05ではATIが今年に入ってリリースしたRADEON X1900 XTXが最高スコアをマーク。1万を超えるすばらしい結果を見せている。RADEON X1800 XTもかなりの性能を見せており、このベンチ結果ではATIが優位に立った印象だ。

 一方のDOOM3では、NVIDIAが昨年リリースしたGeForce 7800 GTX 512MBが優秀なスコアをマーク。こちらはNVIDIA勢が全体に優位のスコアを出している。DOOM3はGeForceシリーズのアーキテクチャに向いたエンジンとなっている点も有利に働いたのだろう。ただ、それを差し引いてもRADEON X1900 XTXがGeForce 7800 GTXを上回っているところなどは要チェックだろう。GeForce 7800 GTX 512は、選別品から作られたGPUということもあり、流通量はかなり少なく、量産品として決してほめられる製品とは言い難い。そうした背景もあって、このジャンルではATIが一歩早く最新GPUであるRADEON X1900 XTXをリリースした点に軍配を上げたい。

 今回のテストにおいて、この価格帯ではGeForce 6800 GSと7800 GSという二つのAGP製品が存在するが、両製品は現在のハイエンドクラスではやや力不足な印象も否めない。ただ、PCI Express接続のRADEON X1800 XLとGeForce 7800 GSが肩を並べている点は重要だ。ATIはRADEON X1900/1800のAGP版をリリースしていない。つまり、Shader Model 3.0対応、AGP接続、しかも最高の性能が期待できるという、ほかの製品にはない魅力をGeForce 7800 GSは持っていると言える。
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【検証環境】
CPU:Athlon 64 FX-60(2.6GHz)
マザーボード:ASUSTeK A8N SLI Platinum(PCI Express)/ASUSTeK A8V(AGP)/GIGABYTE K8N51PVMT-9(内蔵グラフィックス)
メモリ:PC3200 DDR SDRAM 512MB×2
HDD:Western Digital Raptor WD360(Serial ATA、10,000rpm、36GB)
OS:Windows XP Professiona SP2
静音ランキング
 静音ランキングではファンレス動作のマザーボードにビデオカードを接続し、7cmの距離から計測したアイドル時と3DMark05実行中の最大音量を掲載している。

 GeForce 7800 GTX 512のクーラーは騒音についてはかなり優秀だ。エルザジャパンのGLADIAC 970 GTX Silent 256MBもGeForce 7800 GTX搭載ながらGTX 512用クーラーを使用しており、こちらも測定限界以下だった。また、RADEON X1900 XTXとX1800は同一仕様のクーラーを搭載しており、この4製品のクーラーは2スロットを占有する。しかしながら、GeForce 7800 GTX 512のリファレンスクーラーは圧倒的に騒音が小さい。一方、RADEON X1900 XTXは低回転でも耳障りな音を発し、負荷が上昇するとそうとう大きな騒音を出すのが気になった。

 そもそも、このクラスの製品は高い負荷がかかるとファンの回転数が上がり、騒音も大きくなりがち。そんな中、ASUSTeK EN7800GT TOP SILENT/2DHTV/256Mのようにユニークな構造でファンレスを実現した製品は、ほかのセグメント以上に光った存在だ。
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付加価値ランキング
 3万円以上のハイエンドビデオカードは、コスト的な制約が緩いため付加価値を付けやすそうだが、最近の製品は一部の例外的な製品を除き、GPUメーカーによるリファレンス設計の製品が多くなっている。そのため、よく見ていくと、独特の付加価値を持った個性的な製品は意外と少ないのが実状だ。

 そうした中で今回は、製品の種類が少なく、またPCショップで現在ヒットを飛ばしているAGP版のGeForce 7800 GS搭載カードをはじめ、(リファレンス設計ではあるが)静音性に優れるクーラーを搭載した製品、そして高性能なディスプレイ出力端子を備えたATI純正のフラグシップモデルを選んでいる。
1位 MSI NX7800GS-TD256
image1位は現在ヒット中のAGP版7800 GS搭載カードである。理由はやはりと言うべきか、このクラスの製品として数少ないAGP版の新製品という点が大きい。製品を発売しているメーカーが非常に少ないだけに、この点だけでも大きな価値となるからだ。余談だが、技術的にも、HSI(インターフェース変換チップ)とGPU間の長距離レイアウトなど、非常におもしろい点が散見される製品だ
2位 MSI NX7800GTX-VT2D512E
image2位はMSIのGeForce 7800 GTX 512搭載製品。選定理由は静音性の高い付属クーラーだ。本来静音性では不利な高速カードでありながら、GeForceシリーズのリテールクーラーとしては1、2を争うほどの静音動作を実現しており、ほかの製品にはない快適さを実現している
3位 ATI RADEON X1900 XTX
image3位には、ATI純正のRADEON X1900 XTX搭載製品だ。理由は、非常に高性能なディスプレイ出力機能。1,920×1,200ドットを超える高解像度ディスプレイに対応する「デュアルリンクDVI端子」を2基搭載し、さらに高画質なHDTV対応ビデオ端子を備える
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