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Windows Live Messenger 最速レビュー
TEXT:芝田隆広/イラスト:タゴダイスケ
メッセンジャーは、ネットに接続しているユーザー同士で素早くコミュニケーションを取りたいときに非常に便利なツールだ。相手がネットに接続しているかどうかが一目で確認でき、即座にメッセージを送って気軽に会話できる。
Microsoftではこれまで「Windows Messenger」と「MSN Messenger」を提供しているが、さらに機能が豊富になった「Windows Live Messenger」(以下Live Messenger)を、新たに発表した。
ファイル共有やオフラインメッセージの送信など、さまざまな機能が追加されて、さらに強力なツールへと変貌を遂げたLive Messenger。
今回はその新機能を中心に紹介していく。
開発元:Microsoft
対応OS:Windows XP
種別:クローズドβ版(パブリックβ版は今春予定)
URL:http://ideas.live.com/
Microsoft純正の新生メッセンジャー
Live Messengerは、Microsoft製メッセンジャーソフトの最新バージョンだ。これまでもMicrosoftは、ビジネス用途向けにWindows Messenger、個人・エンタテイメント用途向けにMSN Messengerを提供してきた。Live Messengerは、MSN Messengerをベースに機能を拡張した製品だ。現時点ではクローズドβ版ということもあり、一部のテスターだけに限定公開されており、一般ユーザーはまだ利用できない。今回はこのクローズドβ版を編集部で試用して記事を作成している。

 これまでのMSN Messengerも、通常の会話機能だけでなく、ビデオチャットやアプリケーションの共有などの機能を備え、メッセンジャーソフトとしては十分高機能だった。詳しくは後述するが、Live Messengerではさらに新機能が加えられている。ファイル共有機能をはじめ、オフラインのユーザーにメッセージを送信する機能などが追加されている。なお英語版のLive Messengerでは、メッセンジャーと電話で通話できる機能も追加されたが日本語版では残念ながら未対応だ。

 インターフェースも、MSN Messengerをベースにしつつ、ウィンドウ枠の表示・非表示の切り換えや色変更など、改良が施されており、より使いやすいツールへと進化している。
image
メインウィンドウや会話ウィンドウの枠は、左上にあるボタンをクリックすれば、表示・非表示を簡単に切り換えられる。また、非表示状態のときに右上の▼印のボタンを押すことで、各種メニューを呼び出すことができる
imageユーザー名にカーソルを当てると、小さなアイコンがその下に表示される。このアイコンをクリックすることで、ビデオチャットなどの機能を簡単に呼び出せる
image標準ではオレンジをベースにした配色となっているが、この色はペンキバケツ形のアイコンをクリックすることで手軽に変更することが可能
image会話ウィンドウはこのようなデザインとなっている。従来のMSN Messengerと外見はあまり変わっていないが、ファイルの共有ボタンが用意されるなど、さまざまな機能追加が施されている
ネットを使いやすくするLive構想
 Live Messengerは、Microsoftが打ち出したプラットフォーム構想「Live」の一環として開発されたものだ。このLive構想がどんなものかはなかなか一言で説明しづらいのだが、要するに「ネットを使うユーザー環境を便利にするための統合インターフェース」といったものだ。

 その中核をなすのが「Windows Live」だ。これはドラッグ&ドロップで自由にカスタマイズできる、自分専用のポータルサイトみたいなものだ。自分用のページに、ニュースチェッカーや天気予報などのツールをドラッグ&ドロップで配置して、使いやすいポータルを作れる。メールについては、Hotmailの後継版であるWebメールサービス「Windows Liveメール」が提供されている。Windows LiveとLiveメールは、すでにβ版を誰でも利用可能だ。

 このほかにもセキュリティツールや、お気に入りの共有など、さまざまな機能がLiveで提供される予定となっている。
imageWindows Liveはすでにβ版を利用可能。左側の便利なツール群を右側にドラッグ&ドロップして、自分用のポータルサイトを作れる。このほかWindows Live IdeasからWindows Liveメールのβ版もサインナップ可能だ
ファイル共有機能を標準装備
 Live Messengerで新たに加わった機能の中で、ユーザーにとってもっとも利用価値の高いものがファイル共有機能だろう。

 MSN Messengerにもファイルを送受信する機能は装備されていたが、これはメールの添付ファイルに近いもので、ファイルの受け渡しをする場合はユーザー同士で一つ一つ送受信の操作をしなくてはならない。片方のユーザーの接続が切れた場合は、再接続して送受信の動作を改めてやり直す必要があるのでめんどうだ。

 Live Messengerのファイル共有の場合は、まずHDD上にフォルダを作成し、そのフォルダをLive Messengerのユーザー同士で共有する。ちょうどLANの共有フォルダと同じ感覚で使えるのだ。

 ファイル共有の場合、相手にファイルを渡したいときは、自分のHDD内の共有フォルダにそのファイルをコピーしておくだけでよい。あとは相手側がその共有フォルダにアクセスし、好きなときにファイルを開いたり、HDDに保存したりできる。複数のファイルをやり取りする場合も、一つ一つ送受信の動作をする必要がなく、まとめてコピーできる。メールには添付できないような、大容量のファイルをやり取りしたいときなどに使うのも便利だ。
image image
ファイルの共有を行なうときは、メニューで「ファイル」→「ファイルの共有」を選択後、ファイルを共有したいユーザーを選択する 会話ウィンドウで「ファイルの共有」ボタンを押すことでも、ファイルの共有を開始できる
imageこのようなウィンドウが開くので、共有したいファイルを選択しよう。すると共有フォルダが自動的に作成される
image共有フォルダを最初に利用するときは、Microsoft純正のウイルス検知プログラムをインストールするよう警告される。ダウンロードはメニューに従って操作するだけでよい
image複数のファイルをまとめて共有したい場合は、メインウィンドウもしくは会話ウィンドウのメニューの「操作」から「共有フォルダの作成」を選択して、まず共有フォルダを作成してしまってもよい
image共有フォルダを開くと、このような画面が表示される。共有ファイルを追加したいときは、このウィンドウにファイルをドラッグ&ドロップするだけでよい。相手側でも同じフォルダ画面が表示され、ここからダブルクリックでファイルを開いたり、ドラッグ&ドロップで自分のHDDにファイルをコピーしたりすることが可能
 
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