DOS/V POWER REPORT | Impress Japan

トップ
> 特別企画
> Windows Live Messenger 最速レビュー

2006年11月号

Core 2 Duoはオーバークロックしてもスゴかった！

2006年8月号

動画で分かる PhysX P1 GRAW Editionの効果

2006年7月号

Let'snote 限定モデルプロジェクト

2006年6月号

Winny感染ウイルス情報漏洩の手口と対策

2006年4月号

新静音・高性能PC自作

2006年3月号

ついに来たっ Intel Core Duo ＆ Viiv

中古オーディオで作る 2ランク上のPCサウンド環境

Windows Live Messenger 最速レビュー

2006年2月号

グラフィックスもデュアルコアCPUで高速化！

2006年1月号

"Yonah"を緊急入手

Pentium 4とAthlon 64のレスポンスの違い

5インチベイ内蔵型アイテム活用のススメ

過去の特別企画（2006年）

＊ユーザー登録からアンケートページへ進んでください。

＊プレゼントの対象は「最新号購入者」のみとなります。

TEXT：芝田隆広／イラスト：タゴダイスケ

■	再生中の音楽を共有するミュージックミックス

　ファイルの共有と同じ感覚で、今聞いている音楽を共有できるのが「ミュージックミックス」だ。

　これは会話ウィンドウから利用できるアプリケーションで、実行すると会話ウィンドウの右側にミュージックミックスの音楽共有リストが表示される。ここに音楽ファイルを登録して、どちらかのユーザーが音楽を再生すると、まったく同じ曲が相手のPCでも再生される。つまり同じ曲の同じ部分を聞きながら、会話を楽しめるというわけだ。なお、ミュージックミックスでは、MP3/WMA/WAV形式の音楽ファイルを登録することができる。

ミュージックミックスは、会話中の相手と音楽ファイルを共有できるアプリ。会話ウィンドウの「アプリ」→「ミュージックミックス」から呼び出す

会話ウィンドウの右側に、ミュージックミックスが表示される。「音楽の追加」ボタンを押して音楽ファイルを登録し、どちらかが再生を行なうと、相手のほうでもその曲が同時に再生される。もちろん音楽を聞きながら、通常のメッセージのやり取りもできる

■	オフラインユーザーへメッセージを送信

　Live Messengerでは、このほかにもさまざまな機能が追加されている。ファイル共有以外で特徴的な点としては、まずオフラインのユーザーにメッセージを送信可能になった点が挙げられる。これまでオフラインのユーザーにメッセージを送ることはできず、連絡事項があればメールを送信する方式だった。Live Messengerでは、オフラインのユーザーあてにメッセージ送信を予約しておける。自分がオフラインであっても、相手がオンラインになったときに、そのメッセージをまとめて受け取れる仕組だ。

Live Messengerではオフラインの相手にもメッセージが送れるようになった。ユーザー名の上で右クリックして「オフラインメッセージの送信」を選択するか、ユーザー名をダブルクリックして会話ウィンドウを開いて操作を行なう

相手がオフラインだと警告されるが、そのままメッセージは入力可能で、メッセージはサーバーに蓄えられ、相手がオンラインになったときに送信される

■	メッセージのタイムスタンプを表示

　細かい変更に思えるかもしれないが意外と便利なのが、メッセージの送受信時刻（タイムスタンプ）を付加する機能が追加されたことだ。これにより、いつメッセージを送受信したか分かりやすくなった。

　外出中や、ほかの作業を行なっている最中にメッセージが送られてきたときも、それが何時何分に送られてきたものなのか分かるので、重宝する。なお、この機能は標準ではOFFになっており、利用時はオプション設定で有効にしておく。

メイン、もしくは会話ウィンドウで「オプション」→「メッセージ」を選択し、「メッセージにタイムスタンプを表示する」にチェックを入れておくと、メッセージに送受信日時が付加される

タイムスタンプを有効にしておくと、このようにメッセージの送受信時刻が分かる。ちょっと席を外したときなどにも、いつメッセージが来たか確認できて便利だ

■	ユーザーの検索と連絡先の編集

　Live Messengerでは、メンバーリストの機能も強化されている。これまで登録人数の上限は300人だったのだが、これが600人まで登録可能となった。大量のメンバーを登録しているユーザーのために、ユーザー検索の機能も用意されている。メンバーリストの上の部分にあるボックスに、ユーザー名や電話番号を入力することで、目的のユーザーを簡単に探せる。

　登録したユーザーの連絡先も細かく編集可能となった。名前やメールアドレスなどの基本的な情報のほか、連絡先情報、プライベート、勤務先まで入力しておける。このメンバーリストには、メッセンジャーを利用していないユーザーも登録しておくことができ、メンバーリストを電話帳的に使うことも可能となっている。