リモコン感覚でキーボードとトラックボールを操作
- Lenovo
- ミニ・ワイヤレスキーボード N5901
- 実売価格:5,500円

- このパーツはこう使え!
- ・リビングPCをリモコン感覚で操作したいときに
- ・普段あまり操作しないサーバーPC用などに
Specification キー数:69●サイズ(W×D×H):126.19×135.5×27.47mm●重量:105g(電池除く)●周波数帯域:2.4GHz帯●動作可能範囲:最大10m●対応OS:Windows 7/Vista
ライター寳諸 宏
「安」くて「変」なモノをこよなく愛するライター

ディスカウントショップ、アウトレットショップをはじめ、電気街で増殖中の雑貨系ショップも大好きらしい。通称「隊長」。年齢は不詳。
トラックボール搭載の小型ワイヤレスキーボードである。文字入力キーに加えてマルチメディアキーも備えているため、軽量コンパクトという抜群の機動性を活かし、映像や音楽鑑賞用リモコン的な用途や、テレビにPCを接続してのWebショッピングなど、くつろいだ体勢で手軽にPC操作できる。
接続も簡単で、USBレシーバを挿し、キーボード側の電源を入れるだけで使用可能となる。搭載キー数は69(マルチメディアキー含む)だが、[Fn]キーと併用することで、文字入力とキー操作のほとんどをカバーできる。『「」』など、キートップ非表示の文字もあるため、入力には若干の慣れが必要だ。またBIOS設定の入力操作にも対応する(ただしF1/F2などファンクションキーは非搭載)。トラックボールは片手でも簡単に扱え、マウスと同様の感覚でポインタ操作できる。

設定不要の簡単接続
付属のUSBレシーバをPCに装着してキーボードの電源を入れると自動的にコネクションが確立する。レシーバは電池スペースに格納できる

トラックボールは片手で操作可能
片手だけでもトラックボールの操作が可能で、クリックボタンもすぐ上にあり、使い勝手は非常によい。ただ、スクロールボタンがないのが残念

絶妙な重量バランス
キーボード部が重い構造だが、底部に単4形電池が2本入ることで重量バランスが取れている

いざというときのキーも
キーが小さく複数押しが難しいため、Ctrl+Alt+Delキーが標準で設けられている

文字入力では両手を使う
トラックボールとキー操作やキー入力を併用する場合は、両手が必要となる。持ち方は何通りか考えられるが、個人的には親指2本での入力が楽だった

各種ホットキーも搭載
左端のオレンジのキーはスタートメニューの「コンピューター」に相当
ここがマニアック

キー入力には多少の慣れも必要
キーピッチは実測で約8mm。配置がスクエアで、Fn併用キー操作もあるため、慣れるまでは入力に神経を使う。キーストロークは浅いが、はっきりとしたクリック感があるので慣れると誤入力しにくくなる

手軽に使える入力デバイス
リビングPC向けの高機能サブキーボードとして、オススメの1台だ。リモコン感覚で快適に操作可能だが、スクロールボタンの不在とキートップ非表示文字の入力などについての説明不足が惜しい。
【問い合わせ先】 Lenovo:0120-80-4545(レノボジャパン)/ http://www.lenovo.com/jp/