ライター髙橋敏也

数日前、Sandy Bridgeの夢を見た。何か言いたそうだったので、もっと近付こうとしたところで目が覚めた(笑)。
光る! 充電できる!5 インチ小物入れがパワーアップ
- サイズ
- 鎌キャビネットPRO
- 実売価格:1,300円前後

- このパーツはこう使え!
- ・メディアやネジなどの収納に
- ・USB接続機器の充電に
Specification 対応ベイ:5インチ● インターフェース:USB 2.0×2●サイズ(W×D×H):146×190×41.3mm
PCケースを机の下に入れて使っていると、ケースの天板がちょうどよい小物置きスペースとなる。ネジ、カードリーダー、鍵などなど。しかし掃除の際はジャマになるし、小物を紛失することもある。そんな人には本製品がピッタリだ。空いている5インチベイに、この引き出しを内蔵して、小物を片付けてしまえばよいからだ。本製品は旧モデルの鎌キャビネットにLEDライトとUSB 2.0ポートを追加したモデルで、携帯オーディオプレイヤーの接続、充電に使ってもよいし、周辺で乱雑に散らばるメモリカードを入れてもよい。

引き出し内部を照らす白色LED
LEDの給電はUSB 2.0ポートから行なわれる。常時給電タイプのマザーならPCの電源がOFFのときでも点灯するので便利

ベゼルは4種類をラインナップ
アルミブラック、アルミシルバー、メタルメッシュブラック、プラスチックブラックの計4種類が存在する

USB端子はマザーボード上から
付属のケーブルでマザーボードのUSBピンヘッダと接続することで、内部のUSBポートが使用できるようになる

仕切り板が3枚付属
任意の場所に挿して利用できるが、なくても問題ないような気がする。底面のウレタンパッドはうれしい配慮

追加装備でさらに便利になった
5インチベイ小物入れはいくつか既製品があるが、そこに内部照明のLED、そしてUSB 2.0ポート2基を用意した点が新しい。インストールメディアやカードリーダーの収納などまさに「あると便利」なアイテムだ。
気になる消費電力をリアルタイムに表示
- サンワサプライ
- 700-TP1052DW
- 実売価格:2,980円

- このパーツはこう使え!
- ・電気代が気になるPCに
- ・ACアダプタをきれいに接続したい
Specification 差し込み口:5定格容量:1,500W
自分のPCで実際にどれぐらいの電力が使われているのかが気になる。そんなときに活躍してくれるのが、消費電力の表示機能を持った本製品。任意の状況の消費電力を具体的に知ることができる。もちろんテーブルタップなのだから、ディスプレイやプリンタなどの電源をここから取り、システム全体の消費電力を把握することもできる。0~5Wの間は表示できないなど大雑把な部分はあるが、一般的なコンセントの出力上限である1,500Wを超えた際には、それをブザーで知らせてくれる機能なども好印象だ(さらに内蔵ブレーカーが電流を遮断する)。

ACアダプタ専用口もある
左三つは電源ON/OFFのスイッチ付きで、右の二つは左右に余裕のあるACアダプタ向けの差し込み口だ

消費電力が丸わかり
ベンチやゲームなどを走らせて負荷がかかったとき、消費電力はどれぐらいになるのか?純粋に興味深い

過電流保護機能も
消費電力が1,500Wを超えるとブザーが鳴り、内蔵ブレーカーが遮断される(右のボタンで復帰)

雷対策も万全
雷ガード機能は重要。被害を受けるまで、ついつい忘れがちな点だ。雷で壊れて泣く前に、対策を施したい

消費電力を計測可能な製品としては安価
PCとその周辺機器を接続するために生まれたようなテーブルタップ。ブレーカー機能や雷ガードといった安心機能も高評価。同社のワットチェッカーなどと比較すると電力計測機能は劣るが、価格差を考えると十分なものだ。
【問い合わせ先】
サイズ:support@scythe.co.jp / http://www.scythe.co.jp/
サンワサプライ:03-5763-0011/086-223-3311 / http://www.sanwa.co.jp/
ライター石川ひさよし

OSのインストールやドライバのダウンロードなどベンチにはとにかく煩雑な作業が多い。それを解決してくれるアイテムは大歓迎。
ISOファイルを選べる仮想DVD機能付きポータブルHDD
- ハンファジャパン
- UMA-ISO2
- 実売価格:9,980円

- このパーツはこう使え!
- ・メディアをISOファイル化して入れ換え不要に
Specification インターフェース:USB 2.0/eSATA対応ドライブ:2.5インチ
本製品はこれ単体で仮想DVDドライブを構築できる2.5インチHDDケース。すでに1家庭に複数台のPCが当たり前の現在、各PCのリカバリーディスクの管理などで活躍する。ISOファイルはルート直下に「_iso」フォルダを作成することで自動認識。本製品は2世代目の製品で、NTFSに対応し、日本語ファイル名表示も可能となり、初代よりも敷居が低くなっている。ディスプレイにはISOファイル名はもちろん内部温度などの表示が可能。ジョグスイッチによるISOファイル切り換えは快速。光学ドライブのスピンアップにイライラしている方は試してみてほしい。

光学メディアをHDDに丸ごと収納
光学メディアをISOイメージ化してHDDに入れておくことで、簡単に切り換えを行なうことができる

USBとeSATAに対応
USBケーブルは2又分岐の補助電力タイプ。バスパワーでも動作した。eSATA使用時はUSBケーブルによる電力供給が必要

ジョグで選んでプッシュでマウント
上下および押し込み、長押しに対応したジョグスイッチで操作する。上下でフォルダ内のISOファイルを選び、押し込んで決定する

HDDの組み込みには若干注意が必要
専用工具で固定用のツメを外した後、スライドさせてカバーを開く。樹脂フレームを壊さないようにぐいっと広げてHDDを挿し込む

光学メディアのバックアップ用にも
傷に弱いCD/DVDもISOファイル化してしまえば保管も簡単。2.5インチHDDでも750GBモデルまで販売されており、それだけあれば収納スペースも大きく節約できる。
光学ドライブ代わりにもなるUSBリンクケーブル
- ノーブランド
- A390
- 実売価格:3,500円前後

- このパーツはこう使え!
- ・2台のPCをつないで手軽にファイル転送
- ・OSやアプリのインストールに
Specification インターフェース:USB 2.0
2台のPC間をこのケーブルでつなげば指定のファイルやフォルダを共有でき、さらに一方のPCでISOファイルをマウントすればもう一方のPCからも読める仮想光学ドライブ機能が付いている。このケーブルはいわば高機能版USBPCリンクケーブルだ。製品としてはDVDのディスクチェンジャー的活用を提案しているが、映像DVDだけでなくISO形式のデータファイルにも対応しており、活用の幅は広い。また、対象のファイルをグラフィカルなWindows上のユーティリティから選べるところは快適だ。共有ボタンを押してから実際にマウントされるラグも一瞬。

装着状態を示すLEDを装備
まずは2台のPCにUSBケーブルの両端のコネクタを接続。双方のLEDが点灯すれば無事に認識された証だ

インストール不要の手軽さ
ケーブル接続時に自動的にユーティリティが起動する仕組。Windows同士なら双方ともユーティリティが起動する

ファイル共有機能はドラッグ&ドロップ
複数フォルダをまとめて選択することも可能だ。共有ボタンを押せばファイル共有が始まり、相手から共有ドライブとして認識される

ISOファイルを仮想DVDとして使える
ファイルやフォルダだけでなくISOファイルも指定できる。ブートドライブとしても認識するため、インストールメディア代わりにも

利便性は高いが入手性に難
現在、本製品は秋葉原のあきばお~の店頭かそのオンラインショップでしか購入することはできない。2 月中旬の原稿執筆時点でも品切れ中なので、欲しい場合は見付けたらすぐ買っておくのがよいだろう。
【問い合わせ先】
ハンファジャパン:Webサイトのフォームから/ http://www.umazone.jp/
A390:問い合わせ先なし