今ベストバイのビデオカードはこれだ！ | ビデオカード選びの新常識

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新たなステージに進んだ最新ビデオカード

注目ビデオカード20製品一挙紹介！ 1/3

注目ビデオカード20製品一挙紹介！ 2/3

注目ビデオカード20製品一挙紹介！ 3/3

ゲームグラフィックス編 1/2

ゲームグラフィックス編 2/2

性能で一歩リードするGeForceシリーズ
Radeon HDシリーズはミドルレンジで優位に 1/2

性能で一歩リードするGeForceシリーズ
Radeon HDシリーズはミドルレンジで優位に 2/2

AV関連機能編 1/2

AV関連機能編 2/2

GPGPUによる動画エンコード速度を検証する

その他の特集（2011年）

高級 vs. 低価格！液晶ディスプレイ群雄割拠

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TEXT：橋本新義

今ベストバイのビデオカードはこれだ！

　最後に、ここまで紹介したベンチマークの測定結果と、実売価格から算出したコストパフォーマンスなどをもとに、2009年前半のお勧め製品を選出したい。

　まず全体を通して感じたのは、2008年末の時点に続き、コストパフォーマンスの向上が順調に進んでいる点と、すでにトレンドとして紹介したように、オリジナルのカードクーラーの増加により、メーカーごとの製品の差が大きくなってきているという点だ。

　また、今回からテストに加えた動画エンコードのテストで、GPGPUの効果が非常に大きかったこともポイントだ。とくにミドルレンジクラスの価格性能比の高さが印象的だった。

　さて、今回のお勧め製品は、Gold RecommendedとしてXFX「HD-477A-YDLC」、Silver Recommendedとして玄人志向「GF-GTX260-E896G2」、そしてMSI「N275GTX Twin Frozr」の3製品だ。これらの製品は、それぞれ実売価格1万円台前半、2万円前後、3万円前後の価格帯で突出したコストパフォーマンスを持つ。この中ではもっとも安価なHD-477A-YDLCでさえも、最新ゲームを（グラフィックス設定さえよくばらなければ）十分プレイ可能な性能を持っている。ゲーマー視点から見ても、そのほかのユーザーの視点から見ても実用的な製品が、この価格帯で手に入るのは非常に喜ばしい状況と言える。

XFX

HD-477A-YDLC

ATIの最新GPU、Radeon HD 4770の強烈なコストパフォーマンスが光る製品。実売で1万2,000円前後とミドルレンジの中でも低い価格帯の製品でありながら（しかもこれから値下がりの可能性も大いにある）、一部のハイエンドクラスに迫るほどの性能と、ミドルレンジクラスならではの扱いやすさをあわせ持つ。高負荷時のカードクーラーの動作音が若干大きいことが欠点だが、この製品の利点はそれを補って余りあるだろう。