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春のワイド液晶 まとめてチェック
TEXT:宇野貴教
2007年春、ワイド液晶の時代が到来!
image17型と19型の液晶ディスプレイは低価格化が進み、ほぼ底値にたどり着いたと言ってよいだろう。そこで、ディスプレイメーカーは新たなトレンドとして「ワイド」をセールスポイントに打ち出している。今回は、そんな現在のトレンドであるワイド液晶ディスプレイ24機種をチェックする。
これからの液晶はますますワイド 高解像度化で使いやすく!
 近年のPC周辺機器においてひときわ活発な動きを見せる液晶ディスプレイだが、ここにきて「ワイド」という新たなトレンドを生み出し、新製品の投入が相次いでいる。ワイド液晶と言えば、DVD-Videoなどの動画コンテンツで効果を発揮すると思われがちだが、たとえば1,680×1,050ドットのワイド液晶だと、1,280×1,024ドット(SXGA)と比較して情報量が約34%増える。広い画面は快適さに直結する要素であり、ビジネス用途での作業効率アップにも貢献してくれるだろう。横幅があるという特長を活かして、画面端でニュースやRSSリーダーなどによる情報を常時表示させるなど、工夫しだいで快適さをアップさせることができる。

 すでに液晶ディスプレイは、新製品の大半がワイド液晶にシフトしつつある。液晶の購入を予定しているユーザーは、その用途にかかわらずワイド液晶を意識する必要があると言える。
ワイド液晶を買うべき二つの理由
(1)Windows Vistaはデスクトップに表示される情報が多い
image1,280×1,024ドット
これまで一般的だった17型、19型液晶の解像度はSXGA(1,280×1,024ドット)、縦横比率は5:4。Windows Vistaでは画面右にサイドバーが配置されているため実質的な作業領域が手狭になったように感じられる
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1,680×1,050ドット
ワイド液晶の解像度は、20~22型ワイドだと1,680×1,050ドットが一般的。画面全体のドット数はSXGAよりも約34%多く、その分表示できる情報量も多くなっている。サイドバーを配置しても十分な作業領域を確保できる
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imageWindows VistaのDPI調節機能
高解像度ディスプレイは、人によっては文字が読みづらく感じることがある。Windows VistaではDPIのカスタム設定が可能で、この数値に応じてシステムフォントサイズが自動的に調整され、高解像度環境でも読みやすくなる
(2)液晶の低価格化が進行
image
WXGA+(1,440×900ドット)表示の19型ワイドから、WSXGA+(1,680×1,050ドット)表示の22型ワイドまでの低価格化が著しい
知っておきたい液晶ディスプレイの基本
パネル方式による違い
 現在、液晶ディスプレイはアクティブマトリクス制御のTFT方式が主流だが、光を透過させる仕組はおおまかに分けてTN、VA(PVA、MVA)、IPS(S-IPS、SF-IPS、H-IPS)の3種類がある。画質と価格に直結する要素のため、これらの違いと特徴は把握しておきたい。

 もっとも広く使われているのがTN(Twisted Nematic)方式だ。TNは製造コストが安く、普及モデルの多くはこの方式のパネルを採用している。TNの弱点は視野角が狭いことで、とくに上下方向は少し視点を動かすだけで色が変化してしまう。そのため、フォトレタッチなど色が重視される用途にはあまり適さない。

 VA(Vertical Alignment)方式はTNに近い構造だが、こちらはバックライトの光を完全に遮断できるため、黒が締まって見えるという特徴がある。

 IPS(In Plane Switching)方式は、視野角が広く豊かな発色の高画質パネルだ。その代わり製造コストが比較的高めで、採用例は各社とも最上位クラスの製品がほとんどである。
液晶ディスプレイの構造
image
液晶ディスプレイはいくつかの層に分かれている。最背面に位置するバックライトの光は拡散されて広がり、偏向板と液晶素子の間を通って色を表示する
imageRGBで1ドットを構成
液晶の1画素はRGBの「光の3原色」で構成される。3色が最大輝度のとき、その画素は白に見える
液晶パネルの代表的な表示方式
液晶ディスプレイの構造は上の図に示したとおりだが、実際の表示を司る液晶層は方式によって内部の仕組が異なる。製造コストの違いから低価格モデルではTN、ミドルレンジでVA、ハイエンドでIPSが使われるが、TNは視野角が狭く、IPSは応答速度を上げにくいなど、向き不向きがある。
  TN VA IPS
視野角
コントラスト
応答速度
コスト
TN(Twisted Nematic)方式
image
液晶層の内部で液晶分子がねじれて(Twist)配置されている。偏向板を経た光は液晶層で90゚ねじ曲げられて画素を点灯させる
VA(Virtical Alignment)方式
image
液晶分子を垂直に配置し、電圧をかけると分子が倒れて光を通す仕組。電圧OFFで光を遮断するため、引き締まった黒を表示できる
IPS(In Plane Switching)方式
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液晶分子が水平方向に回転することで光の透過量を制御する。視野角の広さに優れ、角度による色の変化が少ないものの、応答速度は遅め
 
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