その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:目黒廣道 | ||||||||||||||
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液晶ディスプレイは、製品による性能・機能差が大きい周辺機器だ。しかも、PC用周辺機器としては製品寿命が比較的長く、日々直接目にするものでもある。そのため、できるだけ自分に合った性能や機能を持った製品を選びたい。ここでは、各製品の性能や機能を検証してみよう。 | ||||||||||||||
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液晶ディスプレイで実際に表示されている色は、メーカーや採用したパネル、さらにユーザーの好みによって調整されるため、「正しい色」とは限らない。そこで、初期状態(工場出荷設定)の製品が「正しい色」とどれだけ違うのかを検証してみることにする。 ただ、初期状態と検証結果が大きく異なるからといって、画質が劣るというわけではない点に注意してほしい。工場出荷設定でメーカーの独自の味付けがしてあったり、採用パネルによってクセがあるからだ。画質面では、色域や輝度ムラのほうが重要である。 |
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カラーキャリブレータ「GretagMachbeth Eye-One Pro Publish」を利用して、初期状態での色再現性をテストした | ||||||||||||||
左の線グラフは色の調整結果。RGBの線が直線に近いほど工場出荷設定が正確だったと言える。右側は表現できる色域を示している | ||||||||||||||
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液晶パネルはその性質上、光を当てないと色や階調を表現することができない。そのため、多くの液晶ディスプレイはパネルの真後ろから光を当てる「バックライト方式」を採用している。このバックライトの設計と性能が、色の再現性や階調表現、調整幅など、表示能力に大きくかかわってくる。 しかし、バックライトの性能はコストに直接跳ね返る。製品選びでは、価格と性能のバランスを考えることも重要だ。そこで、各製品の輝度ムラを比較して、バックライトの作りを検証してみた。 |
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液晶ディスプレイの画面をデジタルカメラ(ニコン D2X)で撮影し、画像をRAW現像して光の明暗を浮き上がらせることで比較した | ||||||||||||||
画面の明暗が「輝度ムラ」。基本的には画面全体が均一に近いほど高性能と言える。バックライトの設計によって配光パターンが変わる | ||||||||||||||
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画質の調整や入力信号の切り換えなどは、OSD(On Screen Display)メニューから行なうのが一般的。そのため、多くの製品はOSDを操作するためのインターフェースとして、各種ボタンを本体に搭載している。 しかし、操作するOSDメニューはメーカーによって異なるもの。初期設定をすませたら触れる機会は少なくなると思われるが、それでも操作性は気になるところ。そこで、メーカー別にOSDメニューの操作性を比較してみることにする。 |
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メニューボタンの配置や項目間の移動、決定方法などは、メーカーによって異なる。いかに操作しやすいかが重要だ | ||||||||||||||
製品によっては、PCとUSBで接続して、ソフトウェアからOSDメニューと同等の画質設定などが行なえるものもある | ||||||||||||||
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下から中間までの階調がRGBすべて均一に上げられており、もとのバランスはきわめて良好。色域は緑がやや狭いが、標準的と言える範囲だ | ||||||||||||||
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下から中間までの階調がRGBすべて均一に少しだけ上げられているが、初期状態でのバランスはかなり優れたものだ。色域は標準的 | ||||||||||||||
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下から中間までの階調を少し下げられているが、RGBのズレはほとんどなく優秀。色域は全24機種中、もっとも範囲が広い | ||||||||||||||
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下の階調がRGBすべてほぼ均一に少しだけ上げられているだけなので、初期状態でもかなり正確な発色と言える。色域は青の範囲が広い | ||||||||||||||
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RGBがほぼ均一で、調整幅がほとんどない。初期状態で正確な発色である。色域は青が広く、緑と赤は標準的な範囲となっている | ||||||||||||||
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緑と青が上の階調で上がっているが、初期状態でもおおよそフラットなグラフ曲線。色域はLCD-AD192Xよりも緑と赤が少しだけ狭い | ||||||||||||||
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ほぼ一直線でRGBのバラつきもほとんどなく、フラットな階調。かなり正確な色表現と言える。色域は赤が少しだけ広め | ||||||||||||||
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やや階調を下げた設定。とくに青が大きく下がっているので、標準では青系が強く出ていることになる。色域は標準よりも少し狭い | ||||||||||||||
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