その他の特集(2011年) | |||
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TEXT:宇野貴教 | ||||||||||||||
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液晶ディスプレイを購入する際に見るべきスペックは、ビジネスソフトやWebブラウズが中心なら解像度や入力端子など使い勝手に直結する部分を、画質重視なら輝度やコントラスト比、応答速度、画質モードの有無などに注目したい。 輝度はパネルの明るさを表わす数値で、高ければ写真や動画などを表示させた際の見栄えがよい。ただ、高輝度パネルを注視するとまぶしさで目が疲れてしまうので注意が必要だ。 コントラスト比は明暗の階調差を表わし、500:1といった形で表記される。左側の数値が大きいほど白と黒がクッキリとして、メリハリのある画質になる。 視野角は画面が一定以上のコントラスト比で表示できる角度を表わす。ただ、基準となるコントラスト比の値がメーカーにより異なる上、角度による色の変化が考慮されていないケースが多く、この数値は参考程度にとどめておいたほうがよい。どうしても気になるなら、店頭で実機を見るべきだろう。 応答速度は画素を表示するのに必要な時間の目安だ。この数値が遅いと動きの激しいゲームや動画などを表示させた際に残像が残ってしまう。現在は8~12ms辺りが標準的な速度だが、ゲームや動画を重視するなら画素の駆動速度を高めるオーバードライブ回路を搭載する製品を選択するのがベターである。 |
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DVI-I DVIはデジタル信号コネクタの規格だが、従来の環境との互換性を取るため、DVI-Iではアナログ信号の伝送も可能になっている |
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Dsub 15ピン 古くから利用されているアナログ信号専用のコネクタ。2系統入力モデルは片方がこのDsub 15ピンである製品も多い |
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DVI-D デジタル信号専用の端子。DVI-I端子とほぼ同じ外観だが、アナログ出力が省かれた分だけピンの数が減っているのが分かる |
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DVI-Dsub 15ピン変換 DVI-Iのアナログ信号部分をDsub 15ピンに変換するためのコネクタ。もちろん出力側がDVI-I対応でなければ利用することはできない |
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ディスプレイやプリンタなどの機器が、内部で生成できる色の再現領域を「色域」と呼ぶ。通常、色域で一般的なのは「sRGB」で、IEC(国際電気標準会議)によって策定された国際基準になっている。ただ、人の目が認識できる色はsRGBよりはるかに広く、より広い色域を持つ「Adobe RGB」が注目されるようになってきた。Adobe RGBに対応するディスプレイはまだ少数で高価だが、今後増えていくはずだ。 | ||||||||||||||
色域が広いと色再現性が高まる | ||||||||||||||
Adobe RGBとsRGBの色域を比較すると、とくに青から緑にかけての領域においてAdobe RGBのほうが表現力が高いことが分かる | ||||||||||||||
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カタログスペックにある応答速度値は、一般的に画面が黒→白→黒に変化するまでの合計時間を示している。だが、中間階調域(たとえば灰→白→灰)においての変化時間は、パネル方式にもよるが黒→白→黒の2~5倍程度の時間がかかってしまう。そこで、パネルにかける電圧を一時的に増減して、駆動を速める仕組が「オーバードライブ」だ。応答速度が気になるなら、購入前にオーバードライブ回路の有無をチェックしておきたい。 | ||||||||||||||
一時的に駆動電圧を高める | ||||||||||||||
オーバードライブ回路は、液晶分子にかける電圧が変化する際(立ち上がりと立ち下がり)に、通常より電圧を増減して液晶分子を速く動かしている | ||||||||||||||
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ディスプレイにおいて、入力される電圧に対し輝度は曲線的に上昇する。この関係を「ガンマ特性」と呼ぶ。しかし、液晶パネルによっては階調の変化がなめらかではなく、グレースケールで色が付いたり、中間階調域で荒い変化をしたりする場合がある。このとき、ガンマ特性を調整し、なだらかなグラデーションを作り出すのが「ガンマ補正」だ。なお、Windowsでは2.2、Macintoshでは1.8がガンマ補正係数として使用されている。 | ||||||||||||||
ガンマ特性の調整で階調の変化をなめらかにする | ||||||||||||||
製品によっては高いbit数で入力信号を多階調化し、ガンマ特性が描く曲線(ガンマカーブ)をなめらかにしている | ||||||||||||||
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DVIやHDMIなどのデジタル映像インターフェースは、理論上信号劣化のない出力を行なえるため、そのままでは品質の高いコピーが無制限に行なえてしまう。「HDCP」は著作権保護のための規格で、映像再生機器(送信側)と表示機器(受信側)の通信を暗号化する。HDCPはBlu-ray DiscやHD DVDなどで採用されており、PCの場合はビデオカードと液晶ディスプレイの両方がHDCPに対応している必要がある。 | ||||||||||||||
暗号鍵の認証でコンテンツを保護 | ||||||||||||||
送信側と受信側がお互いに暗号鍵を交換し、正しい機器であることを認証した上でハイビジョンコンテンツの送出を行なう | ||||||||||||||
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