|
|
TEXT:宇野貴教 |
|
|
高コントラスト比でメリハリのある画像
超狭額ベゼルのデザインも秀逸 |
|
|
EIZO |
|
|
|
FlexScan S1961 |
|
|
実売価格:89,800円 |
|
問い合わせ先:0120-956-812
URL:http://www.eizo.co.jp/ |
|
EIZOのFlexScan S1961は、1,500:1のコントラスト比で引き締まったリアルな黒を表示できる19型液晶だ。輝度は250cd/m2、応答速度は20msと平凡な数値であり、はやりの動画仕様ではないが、VAパネルで視野角が広く、色再現性を重視するフォトレタッチやCGが主用途のユーザー向けと言える。左右のベゼルの幅は6.8mmと特筆ものの薄さで、マルチディスプレイ環境でとくにその効果を発揮するほか、インテリアとして通用するデザインでもある。チルト、スイベル、高さ調整が可能なスタンドを装備している点も見逃せない。 |
|
|
|
ベゼルが極限まで薄くスタイリッシュな外観に仕上がっている。インテリアとしても十分に通用するデザインだ |
|
|
|
スタンドはチルト、スイベル、高さのいずれも十分な調整能力を持ち、画面を好みのポジションに固定できる |
|
|
|
入力端子はデジタルとアナログ。USBを備えているが、これはソフトウェアによる画質制御用 |
|
|
|
ボタンは横一直線に並ぶ。入力切り換えや輝度調整専用のボタンがあり、操作性に不満はない |
|
|
|
SPECIFICATION |
|
応答速度
20ms
|
輝度
250cd/m2 |
コントラスト比
1,500:1
|
|
|
最大表示解像度:1,280×1,024ドット
最大表示色数:1,677万色(8bit)
視野角:水平178゚/垂直178゚
チルト/スイベル:上30゚/左右70゚
インターフェース: DVI-D、Dsub 15ピン、USB(画質調整用)
本体サイズ(W×D×H): 392.4×205×404.9~504.9mm
重量:約6.8kg |
|
|
|
アナログでもクリアな画像 画質のシャープが放つ19型液晶 |
|
|
シャープ |
|
|
|
Crisia LL-194B |
|
|
実売価格:45,000円前後
|
|
問い合わせ先:0120-303-909
URL:http://www.sharp.co.jp/ |
|
Crisia LL-194Bは、高品質液晶パネルメーカーとして名高いシャープの19型モデル。パネルスペックは280cd/m2、コントラスト比700:1、応答速度8msと特別秀でているわけではないが、画質に力を入れているメーカーだけあってスペック以上の鮮やかさを感じられる。入力端子はアナログ1系統とややもの足りなく、アナログだけに自動調整機能の能力が気になるところだが、デジタル入力並みのシャープな表示だった。調整項目も豊富にあるので、納得のいくまで画質をカスタマイズすることも可能である。 |
|
|
|
本体カラーはブラックのほかにホワイトが用意される。オフィスでも違和感なく使えるシンプルなデザインだ |
|
|
|
位置調整機能はチルトのみ。がっしりとしてぐらつきはないが、機能としてはややもの足りない |
|
|
|
入力端子はアナログのみ。低価格機でも2系統入力が当たり前なので、この点は大いに不満だ |
|
|
|
OSD操作用のボタン、画質自動調整、電源とシンプルな操作性。OSDを操作した限りでは使い勝手に問題はない |
|
|
|
SPECIFICATION |
|
応答速度
8ms
|
輝度
280cd/m2 |
コントラスト比
700:1
|
|
|
最大表示解像度:1,280×1,024ドット
最大表示色数:1,619万色(6bit+FRC)
視野角:水平160゚/垂直160゚
チルト/スイベル:上20゚、下5゚/なし
インターフェース:Dsub 15ピン
本体サイズ(W×D×H): 約418×207×427mm
重量:約5.4kg |
|
|
|
トリプルヒンジ機構を搭載 自由自在に位置調整が可能 |
|
|
日本サムスン |
|
|
|
SyncMaster 970P-R |
|
|
直販価格:89,800円 |
|
問い合わせ先:0120-327-527
URL:http://www.samsung.com/jp/ |
|
トリプルヒンジ構造と呼ばれる、人間工学にもとづくデザインを取り入れた特殊なスタンドを採用。台座、スタンド中央部、液晶の3カ所に可動部があり、ほかの製品をまったく寄せ付けないほど位置調整の自由度が高い。アーム式の電気スタンドを思い浮かべれば、イメージが近いだろう。専用ソフトウェアをインストールしていれば、ディスプレイを回転させると画面も合わせて自動的に回転するという使い勝手のよいピボット機能も搭載する。画面を真向かいに反転させることができるので、業務用途にも最適だろう。 |
|
|
|
白を基調とする清潔感のあるデザイン。ボタン類は電源のみで、画質調整などは専用ソフトウェアで制御する |
|
|
|
トリプルヒンジによる位置調整は強力。ピボット時などにじゃまにならないよう、端子は外付けユニットにある |
|
|
|
電源はACアダプタ経由。入力端子はアナログ/デジタル共用のDVI-Iが一つで使い勝手には不満がある |
|
|
|
本体側に画質調整ボタンはなく、専用ソフトをインストールしてPC側から制御する。各種ツールはタスクトレイに常駐 |
|
|
|
SPECIFICATION |
|
応答速度
6ms
|
輝度
250cd/m2 |
コントラスト比
1,000:1
|
|
|
最大表示解像度:1,280×1,024ドット
最大表示色数:1,677万色
視野角:水平178゚/垂直178゚
チルト/スイベル: 上150゚、下5゚/左右180゚
インターフェース:DVI-I
本体サイズ(W×D×H): 424×242×507~641mm
重量:7.1kg |
|
|
|
クラス最高の中間応答速度2ms 動画に強いハイクオリティ液晶 |
|
|
三菱電機 |
|
|
|
Diamondcrysta RDT197S |
|
|
実売価格:70,000円前後 |
|
問い合わせ先:03-3424-9298
URL:http://www.mitsubishielectric.co.jp/ |
|
応答速度5msの速さに加えて、オーバードライブ回路を搭載することで中間階調では2msというクラス最高のスペックを持つ。さらに、400cd/m2の高輝度と黒が映えるグレアパネルを採用することで、発色の鮮やかさは抜群。とくに動画鑑賞においてその威力を発揮する。テレビやDVD-Video視聴に最適なディスプレイと言えるだろう。プリセットの画質モードはスタンダード、テキスト、ムービー、ゲーム、フォトの五つが用意され、ボタン一つで即座に切り換えられる。OSDメニューがスティックで操作できるなど操作性もよい。 |
|
|
|
スタイリッシュな狭額ベゼルを採用する。OSD操作は右下のスティックと、右側面にあるボタンで行なう |
|
|
|
スタンド部はチルトとスイベルに対応。スイベルは340゚と可動域が広く、使い勝手がよい |
|
|
|
入力端子はDVI-DとDsub 15ピンの2系統で本体下から挿し込むタイプ。スタンドにケーブル通しの穴も用意されている |
|
|
|
ボタン類は右下部に集中配置される。画質モード専用ボタン、入力切り換え専用ボタンも用意され、操作性は良好だ |
|
|
|
SPECIFICATION |
|
応答速度
5ms
|
輝度
400cd/m2 |
コントラスト比
1,000:1
|
|
|
最大表示解像度:1,280×1,024ドット
最大表示色数:約1,677万色
視野角:水平178゚/垂直178゚
チルト/スイベル: 上30゚、下5゚/左右340゚
インターフェース:DVI-D、Dsub 15ピン
本体サイズ(W×D×H): 412.5×203×407.3mm
重量:約6kg |
|
|
|