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BIOSに代わりEFIを搭載した次世代マザー

MSI

P35 Neo3-EFINITY

SPECIFICATION
対応CPU：Core 2 Extreme、Core 2 Quad、Core 2 Duo、Pentium Dual-Core、Celeron 4xx
チップセット：Intel P35＋ICH9
メモリスロット：PC2-8500 DDR2 SDRAM×4（最大8GB）
グラフィックス機能：－
拡張スロット：PCI Express x16×1、PCI Express x1×1、PCI×4
主なインターフェース：Serial ATA 2.5×6、Ultra ATA/133×1、USB 2.0×4、1000BASE-T×1

　PC自作の最後の関門と言えばBIOS。BIOSはハードウェアをもっとも低いレベルで制御するファームウェアだが、ハードウェアの知識が必要な設定項目が多い。さらに、画面はテキスト主体で設定すべき項目を探すのも大変だ。
　P35 Neo3-EFINITYは、次世代のBIOSとも言うべきEFI（Extensible Firmware Interface）を搭載した初めての製品となる。EFIの特徴は多岐に渡るが、特筆すべきはグラフィカルなユーザーインターフェースを備えていること。マウスによる操作も可能で、直感的な操作が行なえる。また、本機にはEFIから直接呼び出して遊べるゲームも付属する。BIOSからの進化を実感するにはうってつけだ。HDDのイメージバックアップツール「リカバリ名人」もEFIから呼び出せる。このほか、「シェル」と呼ばれるコマンドインターフェースを備えており、よりマニアックな操作も可能となる。
　基板全面に長寿命な固体電解コンデンサを採用、チップセットとVRMをヒートパイプで連結した冷却機構など、基本性能もバッチリ。一足早く「次世代」を体験できるお勧めのマザーボードだ。

日本語表示＆マウスオペレーション

カラフルな画面はEFIならでは。設定項目も日本語化されており、項目の意味を理解しやすい。マウスだけで操作を完了することも可能だ

基本装備も充実
チップセットとVRMをヒートパイプでつなぎ、CPUクーラーの風を最大限に利用する独自の冷却機構を備える。コンデンサはすべて固体タイプだ

疑問を即座に解決！　 MSIのダイレクトサポート

　自作PCで心配なのは、完成したPCが動作しないなどのトラブル。いざというときにサポートを受けられるかどうかは、パーツを選択する際の大きなチェックポイントと言えるだろう。サポートはメールのみというメーカーも多いなか、MSIはダイレクトサポートを開設している（TEL：03-5817-3708［平日11～18時］、FAX：03-5817-3709、E-mail：support@msi-computer.co.jp）。電話は18時と遅い時間まで受け付けているのも特徴だ。故障してしまった際や技術的な質問に対して、迅速にサポートが受けられる。