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過去のPOWER PICK UP　MSI

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ミドルレンジ最強のコストパフォーマンスを持つ
最新ビデオカード

MSI

R4670-2D512/D3

実売価格：12,500円前後

問い合わせ先：web@msi-computer.co.jp（エムエスアイコンピュータージャパン）
URL：http://www.msi-computer.co.jp/

SPECIFICATION
GPU：ATI Radeon HD 4670
コアクロック：750MHz
メモリクロック：2GHz
ビデオメモリ（バス幅）：512MB GDDR3 SDRAM（128bit）
インターフェース：DVI-I×2
対応スロット：PCI Express 2.0 x16

■	多機能、高機能であらゆる用途に対応できる

　PCの総合的な性能を向上させるには、画面描画を担当するパーツである「ビデオカード」が大きな鍵を握る。この性能が高ければ、最新ゲームタイトルをより高速に、高画質で楽しむことができ、HD動画の視聴もコマ落ちのないなめらかな動きで楽しめるのだ。

　さて、数あるビデオカードの中で現在オススメなのが最新GPU（ビデオカードの中核となる部品）である「ATI Radeon HD 4670」を搭載したMSIの「R4670-2D512/D3」だ。従来機より大幅に強化されたのが、3Dグラフィックス性能。今回は3DMark06など、いくつかの定番ベンチマークソフトで前世代モデルであるRadeon HD 3650搭載カードと比較してみたが、ほぼすべての条件で2倍以上の描画性能を達成している。気になる消費電力も、アイドル時ではHD 3650より低く、優秀だ。

　さらに本製品は、画質調整機能「Vivid」や自動オーバークロック機能「D.O.T.」などのMSIオリジナル機能により、他社のRadeon HD 4670搭載カードを上回るポテンシャルを実現している。それでいて実売価格は1万2,500円前後と安価なので、ベストバランスのビデオカードを探しているユーザーにとっては最注目の製品と言えるだろう。

GPUを冷却するクーラーには2スロット厚の高性能タイプを搭載。冷却に配慮した設計だ

製品の耐久性（寿命）を左右するコンデンサは主要部分に固体電解タイプを採用

自動オーバークロック機能「D.O.T.」などMSIオリジナル機能の設定は、「Catalyst Control Center」内のメニューから簡単に実行できる

Futuremark「3DMark06」(上）、カプコン「モンスターハンターフロンティアベンチマーク」（中）による性能比較と、消費電力比較（下）。性能向上に対して消費電力の増加はかなり抑えられているのが分かる

検証環境
CPU：Core 2 Extreme QX9650（3GHz）
マザーボード：Intel P45＋ICH10チップセット搭載マザーボード
メモリ：ノーブランド PC2-6400 DDR2 SDRAM 1GB×2
HDD：Maxtor DiamondMax 10 6L250S0（Serial ATA、7,200rpm、250GB）
OS：Windows Vista Ultimate SP1