各賞をゲットしたのはこのマシンだ!!Windows7&IE9杯 自作PCの祭典2010 結果発表!!

部門賞

究極パフォーマンス部門賞

三井住友VISAギフトカード 5万円分・・・・・1名

<受賞者> Zoe 氏

http://www.myme.mine.nu/blog/digilog/2011/01/windows-7-ie9-pc-2010-zsws-ext.html

<受賞マシンの構成パーツ>

CPU Intel Xeon X5680(Westmere-EP) B1 TDP130W@3.33GHz(133MHz×25) ×2
マザーボード EVGA Classified SR-2 270-WS-W555-KR
メモリ SanMax SMD-6G88NP-16F(HYPER)-T x2 計12GB 2GB DDR3 1600 7-7-7
ビデオカード ELSA GLADIAC GTX580 1.5GB、LEADTEK WinFast GTX580 1536MB GDDR5
SSD Crucial REAL SSD C300 CTFDDAC064MAG-1G1 x4 (RAID 0)
HDD 日立GST HDS721050CLA362(SATA 3Gbps 7200rpm 500GB HDD)
光学ドライブ LG電子 HL-DT-ST DVDRAM GH22NS50
CPUクーラー 水冷
ケース Mountain Mods Extended Ascension CYO 改 with Lubic
電源 CorsairMemory CMPSU-1200AXJP、ENERMAX REVOLUTION 85+ 1050W
ディスプレイ Dell 2407WFP-HC(1920x1200)
その他の冷却パーツ CPU 1系統当たりの構成。合計2系統 水枕:Koolance CPU-360 V1.2、ポンプ:LAING D5 x 2、ラジエタ: HARDWARE LABS BLACK ICE GTX480、ラジエタファン:XINRUILIAN RDH1225NMB24 x4 x2、水温計 Phobya LCD Display w/In-Out G1/4 Temp Sensor、流量計:Koolance INS-FM17N+ADT-FM03、クーラント:JINGWAY ICELAND COOLANT UV Blue
GPU 1系統当たりの構成。合計2系統 水枕:Koolance VID-NX580、ポンプ:LAING D5、ラジエタ:XSPC RX360、ラジエタファン:CoolerMaster R4-L2R-20CR-GP Red x3、水温計:Phobya LCD Display w/In-Out G1/4 Temp Sensor、クーラント:Koolance LIQ-702RD-B Red
M/B 水枕:Koolance MB-EVCSR2、ポンプ:LAING DDC、ラジエタ:Black ICE SR-1、ラジエタファン:CoolerMaster R4-L2R-20AC-GP Blue x2、水温計:Phobya LCD Display w/In-Out G1/4 Temp Sensor、クーラント:JINGWAY ICELAND COOLANT UV Blue
ファン:System サイズ SFF21F 120mm x 25mm x1、オリジナル品 120mm x 25mm x1、オリジナル品 120mm x 25mm x1、CoolerMaster R4-L2R-20CG-GP Green x3、Memory OCZ XTC Cooler Rev 2 x2
FanControler:サイズ KAZE STATION KST01-BK-3.5、サイズ KAZE MASTER PRO KM03-BK、LAMPTRON FAN-ATIC
その他のパーツ バックプレーン:DIRAC DIR-1040SS 2.5"x4用(現在x1、最大x4)
OS Windows 7 Ultimate(64bit版)DSP

LGA1366版のXeon X5680のデュアル構成にCrucialのSSDを4発で使用。PerformanceTest V7.0の総合スコアでは全エントリー中トップの6,772.2を記録。とくにCPUスコアは他を圧倒する。設定は異なるものの、本システム自体はCPU、GPUを酷使する分散コンピューティングでの長時間運用にも堪える安定性と実用性も追及している。フルパフォーマンス発揮時の消費電力は1,400Wにもおよぶ。

審査員より

「全ては、4.2GHzオーバーのX5680+マルチGPUを24時間全開稼働させるために。」との心意気がひしひしと伝わってくるヘビー級のマシンです。高性能であるだけでなく、その性能を長時間にわたって安定して発揮させる点にも重きを置いているのも審査員の評価が高かったポイントです。冷却方法やRAID環境など、ほかのユーザーにも非常に参考になる箇所が多いと思います。
(DOS/V POWER REPORT編集部 編集長 佐々木修司)

定格パフォーマンス部門賞

三井住友VISAギフトカード 5万円分・・・・・1名

<受賞者> IYHer@LV10 氏

http://ameblo.jp/iyh-lv10/entry-10780836659.html

<受賞マシンの構成パーツ>

CPU Intel Core i7-980X ExtremeEdition
マザーボード ASUSTeK Rampage Ⅲ Extreme
メモリ CorsairMemory CMT6GX3M3A2000C8 + CMG6GX3M3A1866C7
ビデオカード EVGA 015-P3-1580 2-waySLI構成
SSD Crucial RealSSD C300 CTFDDAA064MAG-1G1×4 RAID 0
HDD WesternDigital WD1002FAEX×2、WD6401AALS×1、WD1001FALS×2、WD10EADS×1
光学ドライブ Pioneer BDR-S06J-KR
CPUクーラー 水冷
ケース Thermaltake Level10
電源 Antec TPQ-1200OC
ディスプレイ Dell 3008WFP + HP LP2475w+(一部ベンチに 三菱 RDF22S使用)
その他の冷却パーツ ポンプ:Laing DDC 3.15RTPMC + Swiftech MCP355 直列Dual、ポンプMODハウジング:Phobya Laing DDC Top - Silver Nickel Edition+aquacomputer aquacover DDC、水枕:CPU EK-Supreme HF - Full Nickel+マザーボード EK-FB RE3 Nickel+メモリ MIPS MCH4250 RAM COOLER 6 ´Corsair Edition´ Nickel POM+ビデオカード EK-FC580 GTX - Nickel *2、ラジエータ:HWLabs Black Ice SR1 480+EK-CoolStream RAD XTC 420、リザーバ:Phobya Balancer 250 Black Nickel、自作ラジエータホルダ×2、自作リザーバーポンプホルダ
その他のパーツ RAIDカード:LSIlogic MegaRAID 9260-4i、マウス:Mad Catz Cyborg R.A.T. 7 Gaming Mouse、サウンドデバイス:ASUS Xonar1.3HDAV/Deluxe、ヘッドセット:SONY DR-GA500、LANカード:Intel Gigabit CT Desktop Adapter EXPI9301CT
OS Windows 7 Ultimate(64bit版)

昨年の同部門賞に輝いた@LV10氏が、今年はLevel 10+Core i7-980Xベースのシステムを投入。PerformanceTest V7.0の総合スコアは部門最高の5,119.1。その内訳を見ると、CPU、2D/3Dグラフィックス、メモリ、ストレージといずれにおいても部門トップクラスのスコアをマークしており、高いレベルでバランスが取れている。新たに導入した水冷システムのおかげで、GeForce GTX 580を負荷時50℃で駆動することにも成功。
※初出時、PerformanceTest V7.0のスコアの表現に誤解を招く部分があったため、表現を修正いたしました。

審査員より

超ハイエンドケースのLevel 10を昨年以上に使いこなしていると思います。PerformanceTest V7.0における死角のないハイパフォーマンスを実現するパーツ選び、そしてそのハイエンドパーツたちを確実に冷やす水冷システム。さらに、外観もLevel 10のイメージを活かしつつ、ラジエータで自分流にアレンジ・・・とさまざまな点でこだわりが感じられました。
(DOS/V POWER REPORT編集部 編集長 佐々木修司)

最速Webブラウジング部門賞

三井住友VISAギフトカード 5万円分・・・・・1名

<受賞者> LeoMajor 氏

http://leo.en-grey.com/Entry/31/

<受賞マシンの構成パーツ>

CPU AMD PhenomⅡ X6 1090T
マザーボード ASUSTeK Crosshair IV Formula
メモリ CorsairMemory CMT8GX3M2A2000C9
ビデオカード Sapphire VAPOR-X HD5870 21161-03-50R
SSD CorsairMemory CSSD-F40GB2 x4 RAID0
HDD WesternDigital WD6400AAKS x2 RAID0、日立GST HDS722020ALA330
光学ドライブ Pioneer DVR-S12J
CPUクーラー CorsairMemory CWCH70
ケース CorsairMemory CC600T
電源 CorsairMemory CMPSU-850AXJP
ディスプレイ 三菱電機 MDT242WG、東芝 REGZA 40A9500
その他の冷却パーツ ファンコントローラー:ZALMAN ZM-MFC3
その他のパーツ インターフェースカード:玄人志向 SATA2RI2-PCIe、キャプチャーカード:アースソフト PV4、サウンドユニット:Creative SBDMSX、スピーカー:ONKYO GX-100HD
OS Windows 7 Professional(64bit版)

用途特化型ではなく、万能型で快適性を追及したというLeoMajor氏のマシン。WebVizBenchのスコアは部門トップ。次点のnaka氏(WebVizBench部門3位、SunSpider JavaScript Benchmark部門1位)とは接戦だったが、RAMディスクを使ってWebブラウザやシステムの作業領域とすることで、体感速度の向上を目指した点を評価。CPUはPhenomⅡ X6 1090T、GPUはRadeon HD 5870というAMD系の構成がベースとなっている。

審査員より

本部門では、WebViz BenchトップのLeoMajor氏とSunSpider JavaScript Benchmark トップのnaka氏の活躍が目立ちました。それぞれ良い点があったのですが、LeoMajor氏のエントリーがブラウザやシステムのキャッシュにRAMディスクを使って体感速度の向上を図っている点や、WebVizBenchやIE9βの挙動をレポートされているなど細かいところまでよく気を配られている点を評価して部門賞を贈ります。Webブラウジングのパフォーマンスに関しては、ソフト面、ハード面とも今後大きく進化すると思いますので、ぜひ探求を続けてください。
(DOS/V POWER REPORT編集部 編集長 佐々木修司)

ゲームPC部門賞

三井住友VISAギフトカード 5万円分・・・・・1名

<受賞者> クニクニ 氏

http://ameblo.jp/kuni302/entry-10785690589.html

<受賞マシンの構成パーツ>

CPU Intel Core i7-980X Extreme Edition @4.6Ghz(200*23) 3009F988
マザーボード ASUSTeK Rampage Ⅲ Extreme
メモリ CorsairMemory CMX6GX3M3A2000C7 (2G×3)+Corsair TR3X6G1866C7GTF (2G×3)
ビデオカード ZOTAC GeForce GTX 580*2 SLI
SSD Crucial RealSSD C300 CTFDDAC064MAG-1G1*2
HDD Seagete ST3500418AS (500G)*2
光学ドライブ LG電子 Super Multi Blueドライブ GGW-H20N
CPUクーラー CorsairMemory CWCH50-1
ケース Thermaltake VG4000SWA
電源 CorsairMemory AX1200 ( 1200W, 80plus Gold )
ディスプレイ ナナオ FlexScan HD2452W
その他のパーツ キーボード:Microsoft Reclusa RAZER、マウス:RAZER DeathAdder、ヘッドフォン:MDR-DS7100
OS Windows 7 Ultimate(64bit版)

優秀な性能を評価。Heaven Benchmarkで部門1位、FFXIVベンチで部門4位と、DirectX11、9の新旧の環境で高いゲームパフォーマンスを示している。CPUはCore i7-980Xを@4.6GHz駆動、GPUはGeForce GTX 580の3way-SLI構成。PerformanceTest V7.0の総合値も高く、ゲーム分野以外での性能も非常に優れていることが分かる。

審査員より

大規模な水冷システムでのエントリーもある中、空冷ベース+簡易水冷キットでこれだけの結果を出している点は立派です。それでいて「次ぎへのステップアップを見据え、スキル磨きの途中」とのこと。次のマシンの構成も気になります。そして、入力デバイスやヘッドホンなどを見ると、この環境でしっかりゲームを楽しんでおられる様子で、クニクニ氏の充実したPCライフがうかがえます。
(DOS/V POWER REPORT編集部 編集長 佐々木修司)

<受賞者> つくも 氏

http://blog.livedoor.jp/code6_rx78/archives/51594443.html

<受賞マシンの構成パーツ>

CPU Intel Core i7-980X Extreme Edition
マザーボード ASUSTeK Rampage Ⅲ Extreme
メモリ CorsairMemory CMG 2GX6 M3A2000C8
ビデオカード EVGA GTX580 CALL OF DUTY BLACK OPSエディション、Palit GTX580 3Way-SLI
SSD Intel X25-M SSDSA2MH080G2R5x2(RAID0)
HDD WesternDigital Caviar Green 1TB、WesternDigital Caviar Green 1.5TB、WesternDigital Caviar Green 2TB
光学ドライブ LG電子 BDドライブ CGW-H20
CPUクーラー ProrimaTech MegaShadow
ケース SilverStone RAVEN2
電源 サイズ ENERGIR 1000W
ディスプレイ ナナオ FlexScan S2410W(IPSパネル)
その他の冷却パーツ ファン:ULTRA KAZE3000rpm&三洋電気 F-12PWM、サイズ KAZE MASTER Pro
その他のパーツ サウンドカード:CREATIVE PCI Express Sound Blaster X-Fi Titanium Fatal1ty Champion Series
OS Windows 7 Professional(64bit版)

Heaven Benchmarkで部門2位、FFXIVベンチで部門2位という好成績を収めたエントリー。システムの基幹部は、CPUのIntel Core i7-980Xを4.4GHz駆動し、ProrimaTechのMegaShadowで冷却。GPUはGeForce GTX 580をコア:920MHz/メモリ:2,200MHzで3-way SLI駆動している。メモリは6枚挿しで2,000MHz、CL=8動作。この状態で常用環境を構築した点も評化した。ロストプラネット2ベンチでは、1,920×1,080のHIGH設定で軽く90fpsを超える。

審査員より

ゲームをより楽しむためにPCをチューンする、そのチューン自体も楽しむ、そしてゲームがより楽しくなる、という非常によいスパイラルに入っていますね。冷却や電源まわりで結果を出すには、かなりのカット&トライが必要になりますが、このつくも氏がハイエンドCPUとGPU(しかも3way)の常用空冷OC環境構築のために選んだクーラー、ケース、電源などは多くのPCゲーマーにとって参考になるものではないでしょうか。
(DOS/V POWER REPORT編集部 編集長 佐々木修司)

 2月25日の部門賞結果発表において、「つくも」氏のマシンをゲームPC部門賞に選出いたしました。その理由の一つとして、つくも氏のエントリーのHeaven Benchmarkの結果が部門トップのスコアであることを挙げましたが、これは当方の集計の誤りであり、同ベンチマークの部門トップスコアは「クニクニ」氏が記録されております。クニクニ氏はFINAL FANTASY XIV OFFICIAL BENCHMARKでも優秀な成績を収められていることなどから、改めてゲーム部門賞とさせていただきます。

 「つくも」氏のエントリーに関しましては、今回のベンチマーク集計の修正を考慮しても非常に優秀なベンチマーク結果であるとともに、常用環境へのこだわりやROG Connectを使用したOC設定切り替えの提案など、高く評価される点が数多くあります。よって、つくも氏とクニクニ氏の両名をゲームPC部門賞といたします。

 このたびは、当方の不手際により、つくも氏、クニクニ氏、また他のすべてのエントリー者様に大変ご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます。なお、本訂正文の掲載に伴い、ベンチマーク集計結果を再度確認しております。
(自作PCの祭典 2010事務局)

惜しくも次点はこのマシン!

<受賞者> スゴロク 氏

http://sugoroku38.blog111.fc2.com/blog-entry-3.html

コストパフォーマンス部門賞

三井住友VISAギフトカード 5万円分・・・・・1名

<受賞者> (wa) 氏

http://wasatou.typepad.jp/blog/2011/01/windows-7-ie9杯-自作pcの祭典-2010.html

<受賞マシンの構成パーツ>

CPU AMD AthlonⅡ X4 640 (3.0GHz,L2 512KB×4,TDP 95W)
マザーボード ASRock 870iCafe
メモリ WaltonChaintech Apogee AU2G733-13GK901 (DDR3 PC3 10666 2GB x 2)
ビデオカード MSI R5830 Twin Frozr II Radeon HD5830 1GB GDDR5(256bit)
SSD Crucial CTFDDAC064MAG-1G1 (64GB,MLC)
HDD
光学ドライブ LITE-ON IHAS524-T27
CPUクーラー リテール
ケース Sharkoon REBEL9 PRO
電源 アクティス AP-550H55N(550W)
ディスプレイ Dell 2001FP
OS Windows 7 Home Premium (64bit版)

昨年も同部門賞を獲得した(wa)氏。今回も基本的にはAthlonⅡ X4を中心とした構成だが、1年を経て全体的にパーツのグレードが上がり、OS込の総額6万円以下でエクスペリエンスインデックスはオール7以上を達成。また、自宅での利用の際のWebブラウジング性能向上を狙い、WebVizBenchのパフォーマンス向上を図ってRadeon HD 5830搭載ビデオカードを投入している。

審査員より

本部門の応募数は25件、そのうちエクスペリエンスインデックスがすべて7を超えるものは3件ありました。奇しくもこの3件はいずれも総額6~7万円の構成。その中で、僅差ながらもエクスペリエンスインデックスの総合値がもっとも高かったのが本作品です。予算配分を見てもらうと、その割り切りがよく分かると思いますが、低価格マシンといえども、SSDやGPUといった点にこだわることで自分にとっての快適な環境をかなりのレベルまで追求できることをよく示しているマシンだと思います。
(DOS/V POWER REPORT編集部 編集長 佐々木修司)

惜しくも次点はこのマシン!

<受賞者> くま1013 氏

http://kuma1013.blog9.fc2.com/blog-entry-1.html

勝手に俺が一番!部門賞

三井住友VISAギフトカード 5万円分・・・・・1名

<受賞者> ガルちゃん 氏

http://ameblo.jp/garu5japan/entry-10726651765.html

<受賞マシンの構成パーツ>

CPU Intel Core i5-650(3.2GHz)
マザーボード ASUSTeK P7P55D-E LX(USB3.0 SATA 6GB/s)
メモリ PC3-10600(DDR3 1333 2GB ×2)
ビデオカード ASUSTeK ENGT240(GDDR5 512MB)
SSD Intel X25-M(80GB)
HDD 日立GST(1TB,32MB 7200rpm,3Gb/s)
光学ドライブ バッファロー BR-PI1216FBS(Blu-ray12x Pioneer製)
CPUクーラー リテール
ケース 自作(主にホームセンターにて調達 製作費 不明)
電源 Enhance STRONGER 600W(PLUG-IN)
ディスプレイ Acer V233H(液晶23インチ)+EPSON EH-TW3500(液晶プロジェクター 投写サイズ120インチ)
その他の冷却パーツ ケースファン:サイズ WING12PL-BL(12cm PWM)×2 SFF80C(8cm 2000rpm)×2、ファンコン:サイズ KAZE MASTER
その他のパーツ サウンド:Sound Blaster X-Fi Surround 5.1(USBオーディオ)、ヘッドホン:SONY MDR-DS1000(デジタル サラウンド ヘッドホン)、プロジェクター開閉装置:自作(TAMIYA 工作キット使用 製作費 不明)
OS Windows 7 Home Premium 32ビット版

夜ベッドで寝ながらDVDやBDを鑑賞したり、Webを見たりするために作成したとのこと。まずケースから自作しているが、これが重量30kgというド迫力の逸品で、オリジナリティがあり作りも細かい。前面はアクリル板で内部が見え、ライトアップ時に引き立つなど、見た目までよくまとめられている。さらに、PCが置かれる部屋に関しても、プロジェクタを収納する電動開閉式の扉などのギミックまで自作しており、秘密基地的な楽しさにあふれている。

審査員より

自作PCって、ユーザーによってツールだったり、箱庭だったり、オブジェだったり、スコアを狙うゲームだったりします。本マシンは秘密基地のコンピュータといった感じで、ユーザーの部屋とよくマッチした男臭い出来になっているところが面白いと思いました。作っているときも楽しそうですが、完成後も自作のワクワク感に浸れそうです。
(DOS/V POWER REPORT編集部 編集長 佐々木修司)

バカPC&痛PC部門賞

三井住友VISAギフトカード 5万円分・・・・・1名

<受賞者> にらたま 氏

http://blog.livedoor.jp/niratama3/archives/51182966.html

<受賞マシンの構成パーツ>

CPU AMD PhenomⅡ X6 1090T Black Edition
マザーボード ASUSTeK Crosshair IV Formula
メモリ A-DATA AX3U2000XB2G9-EF
ビデオカード Sapphire HD4870X2 2G GDDR5 PCIE-DUAL DVI/TVO 21137-00-40R
SSD CFD CSSD-S6M64NMQ
HDD
光学ドライブ LITE-ON iHOS104-06
CPUクーラー EnzoTech SCW-REV.A (Thermaltake BigWater 770 + TMG2)
ケース CorsairMemory Obsidian 800D
電源 SilverStone SST-OP1000E-SP
ディスプレイ Quixun QT-702AV-S
その他のパーツ LANカード:Bigfoot Networks Killer K1、スピーカー:何でも伝導スピーカー TOUCH&MUSIC、キーボード:TypeMatrix EZ-Reach 2030、マウス:Logicool MX Revolution
OS Windows 7 Professional(64bit版)

「一体型ゲーミングPC」と称されており、液晶、スピーカーが本体と一体化しているのだが、その実装法はサイドクリアパネルのPCケースに小型液晶とスピーカーを収めてしまうというもの。水冷のホースや光物の配置も美しい。

審査員より

液晶一体型PCのある意味逆転の発想?なのでしょうか。ここまで来ると、PCの中に箱庭というか小世界を作っているようにさえ感じられます。このサイドクリアケースの中に何かを入れてみせるという路線は今後の発展が期待できそうです。そういえば、普通に外部にディスプレイを用意して内部ディスプレイをサブとして使えば、結構実用的じゃないですか?
(DOS/V POWER REPORT編集部 編集長 佐々木修司)

※みかん氏の作品がグランプリとなったため、次点作品を繰り上げ受賞といたしました。

祝デビュー!PC自作ビギナー部門賞

三井住友VISAギフトカード 3万円分・・・・・1名

<受賞者> 凪 氏

http://f2mss.blog98.fc2.com/blog-entry-222.html

<受賞マシンの構成パーツ>

CPU Intel Core i3-540
マザーボード ASUSTeK P7H55-M (MicroATX)
メモリ DDR3 10600(DDR3 1333)2GB メーカー不明
ビデオカード ASUSTeK EAH4350 SILENT
SSD
HDD WesternDigital WD5000AAKX
光学ドライブ 東芝Samsung SH-S243D+S
CPUクーラー リテール
ケース アクティス AC600-80BR
電源 ケース付属
ディスプレイ アイ・オー・データ機器 LCD-A15GS
その他のパーツ マウス:エレコム M-LY2ULRD、キーボード:もらいもののため不明
OS Windows 7 Home Premium (32bit版)

高校1年生の凪氏が今年のお年玉ほぼ全部を投入して作った入魂の1台。初自作にあたって事前によく下調べをしたことがくみ取れ、そのかいあって「そんなに難しくは無い」との感想が漏れるほどスムーズにことが運んだ様子。パーツ構成はCore i3とASUSTeKのP7H55-Mを中心とした手堅いもの。

審査員より

私が初めてPCを自作したのはやはり学生のときでしたが、限られた予算の中で性能ばかりを求めた結果、だいぶやんちゃな構成となってしまい、かなり苦労しました。一方、凪氏は非常に堅い計画を立て、見事に成功したようです。この構成であれば、CPU、ビデオカードをはじめとする各種の拡張も可能で、アップグレードの楽しみもありますから、ぜひ今後も自作ライフを楽しんでください。
(DOS/V POWER REPORT編集部 編集長 佐々木修司)

Windows Home Server部門賞

三井住友VISAギフトカード 5万円分・・・・・1名

<受賞者> iwan 氏

http://iwan.lolipop.jp/2011/01/windows7-ie9-pc-2010.html

<受賞マシンの構成パーツ>

CPU Intel Core 2 Duo E7500
マザーボード ASUSTeK P5QPL-AM
メモリ CFD販売 ELIXIR W2U800CQ-2DL5J(DDR2 PC6400 CL5 JEDEC)
ビデオカード オンボード
SSD
HDD Seagate ST32000542AS(2TB、5900rpm)x 7
光学ドライブ 東芝Samsung SH-S223C BULK
CPUクーラー CoolIT Systems Domino A.L.C. DM-1000
ケース JMAX JX-FM500B
電源 アクティス POWEREX XFactor TYPE-GX REX-AP450B12(450W ATX)
ディスプレイ
その他のパーツ UPS : オムロン BY50S
OS Windows Home Server SP2

microATXケースながら、7基のホットスワップベイを持つJMAX JX-FM500Bに7台の2TB HDDを組み込んだWindows Home Serverマシン。静音性を考慮して、CoolIT Systemsの水冷キットを導入している。用途は一般的なファイルサーバーのみならず、REGZAの録画先としたり、アドオンを使ってWebストレージやメディアサーバー、愛犬を見つめるストリーミングサーバー、また家族の予定を管理するグループウェアなど、多彩に活用している。

審査員より

PCサーバーにしてもNASにしても、水冷でしかも小型のサーバー製品というのはなかなか見当たりません。でも、それを思い立ったら実現できてしまうのが、自作のよいところ。とは言え、構成や役目が複雑になるほど完成度を高めることは難しくなります。このマシンは小型筐体にHDDを満載しつつ、水冷システムやUPSを盛り込んでなおかつ実用的にまとめあげた点を評価しました。
(DOS/V POWER REPORT編集部 編集長 佐々木修司)

ハードウェア面でもソフトウェア面でもWindows Home Serverを活用されているところがよいと思いました。大事なデータを溜めておくホームサーバーだからこそ、リッチなハードウェアを使って信頼性や使い勝手を高めたり、プラグインで機能を拡張したりしてカスタマイズすれば、家族みんなのメリットになります。iwanさんはこれをディープに実践されていますね。
(日本マイクロソフト株式会社 Windows Server 製品部 房本亜希氏)

惜しくも次点はこのマシン!

<受賞者> コタツ!! 氏

http://kotatu1.blog49.fc2.com/blog-entry-20.html

PCアイデア部門賞

Xbox 360® 4GB + Kinect™ ・・・・・ 各部から1名

小学生の部

<受賞者> 鈴木日菜 氏

ハートのデザインがかわいい「フワフワのパソコン」。フワフワなので落としても割れず、大きくなったり小さくなったりする。「わるいコメントがはいってこない」というアイデアにも最近の小学生の考えがよく反映されている。

審査員より

とてもかわいくて、持ち主にやさしいパソコンです。データが壊れないだけではなくて、「わるいコメントがはいってこないパソコン」というアイデアは、使う人の心を守るということだと思います。これは、たくさんの人がパソコンでコミュニケーションを取る今の社会ではとても大切なものだと思いました。
(DOS/V POWER REPORT編集部 編集長 佐々木修司)

中学生の部

<受賞者> 出口拓実 氏

メガネ型、すなわちヘッドマウントディスプレイにPCを合体というアイデアだが、秀逸なのは操作法。なんと脳波コントロールとすることで、真に場所を選ばないPCの姿を提案した。お年寄りや体の不自由な方にも役立つものとしている点も評価が高かった。

審査員より

脳波マウスという製品が実際に存在するので、この脳波コントロールメガネPCがとても現実的に感じられました。このマシンだとPCを利用できる場所が広がり、さらに両手も空くので、PCの使い方自体が全く変わっていきそうな気がします。お年寄りや体の不自由な方にも役立つものとしているのも評価が高かった点です。
(DOS/V POWER REPORT編集部 編集長 佐々木修司)

高校生の部

<受賞者> 佐藤美佐子 氏

キーボード一体型の本体に、プロジェクタを内蔵し、壁などに画面を映し出すというマシン。実際にプロジェクタを実装可能なサイズと、社内移動などでの便利さなど、非常に現実的なアイデアが評価された。

審査員より

ビジネスマン的視点だと、プロジェクタ一体型PCはプレゼンマシンと考えてしまいがちですが、きちんとしたスクリーンを用意してやれば超省スペースでインテリア的にも面白いものができそうな気がします。一見テレビもディスプレイもないシンプルな部屋なのに、本機の電源を入れると壁にWindows 7の画面が・・・なんて面白いですよね。
(DOS/V POWER REPORT編集部 編集長 佐々木修司)

TOP結果発表エントリー方法エントリー一覧特集 はじめてのPC自作