DOS/V POWER REPORT | Impress Japan

トップ
> 特設ページ
> Shuttle XPC X100 ベアボーンキット計画

Shuttle XPC X100 ベアボーンキット計画

コンパクトなボディに多彩なインターフェースを搭載

Shuttle XPC X100カンタン組み立て講座 1/2

Shuttle XPC X100カンタン組み立て講座 2/2

＊ユーザー登録からアンケートページへ進んでください。

＊プレゼントの対象は「最新号購入者」のみとなります。

Shuttle XPC X100カンタン組み立て講座

TEXT：保坂陽一

底面側からHDDを取り付ける

　前述のとおり、HDDは底面から出し入れする。内部のドライブケースが固定されているため、底面のフタを開けた状態で逆さまにしても、HDDが落ちてしまうようなことはない。Serial ATA接続であるため、HDDの取り付ける向きに気を付けておけば、とくに悩むこともないだろう。アクセスが楽なので、リムーバブルHDDケースと同じような感覚で扱うこともできる。

　ドライブケースは本体側のストッパーで固定されているが、指を挿し入れるときはツメなどを傷付けないように、ここでも手袋をしておくことをお勧めしたい。

001
底面の六つのネジを外す。これまた小さいネジなので、なくさないように注意する

002
底面のフタを外したら、中にあるドライブケースを引き出す。ケース側のストッパーを外に倒しながら、テープを上に引っ張ろう

003
取り出したドライブケースにHDDをネジ止めする。取り付ける向きは、Serial ATAのコネクタ用の窓を基準にすればよい

004
本体から出ているSerial ATAケーブルと電源コネクタをHDDに接続。ケーブルはやや短いので、ムリに引っ張らないように近付けて作業する

005
ドライブケースを戻すときは、写真の部分のガイドに合わせて、Serial ATAケーブル側から入れる。ストッパーがカチッとハマったらフタをしよう

OSをインストールする

　各パーツの取り付けが終わったら、ディスプレイやキーボード、マウス、そして電源ユニットのACアダプタを接続して、OSのインストールを行なう。取り付けたのが新品のHDDで、なおかつ外付けのUSBストレージなどが接続されていなければ、Windows XPの場合、何も設定しなくてもシステムCD-ROMをセットするだけでインストールが始まるはずだ。

　なお、今回はすでにフタを閉じてしまっているが、各部の接続が不安であれば、起動チェックを行なうまでネジを止めずにおくのもよいだろう（上面のフタは安全のためにハメ込んでおきたい）。

001
電源を入れたら、すぐにOS（ここではWindows XP Home Edition）のシステムCD-ROMを挿入する。ちなみにX100にはリセットスイッチがない

002
このBIOS起動画面で「F2」を押すとBIOSセットアップ画面、「F12」を押すと起動ドライブの選択ができる

003
OSのインストールに関しては、一般的なPCとまったく同じ。HDDのパーティションをどうするかは、自分の考え方しだいだ

多彩なデバイスのブートに対応

X100ではUSB接続のCD-ROMドライブや、USBメモリといったさまざまなデバイスからのブートが可能となっている。しかし、デフォルトではブートの優先順位が内蔵のHDDや光学ドライブより上になっているため、何かUSB機器をつないでいると、毎回起動ドライブの選択が必要になってしまう。BIOSでの設定項目はほとんどないが、ここだけは確認しておこう

付属ドライバをインストールする

　ドライバはチップセットやRADEON X1400のものを含めて、ランチャメニューからすべて自動でインストールすることができるようになっているので、とても便利だ。今後、ほかのMXM対応ビデオカードに換装した場合や、ビデオカードの最新ドライバを別途用意した場合などは個別にドライバインストールを行なうのもよいが、今回の構成であれば自動インストールでまず問題はないだろう。

　これでX100は完成だ。コンパクトなボディは置き場所に困らないが、付属スタンド使用時は、放熱の関係上、電源スイッチ側が下になるようにしたい。

001
Windows XPが無事起動したら、付属のドライバCD-ROMをセットする。右のランチャメニューが起動しない場合は、マイコンピュータで確認

002
ランチャメニューでは「Select All」ボタンを押してから、「Auto Install」ボタンを押す

003

デバイスマネージャで正しくインストールが完了したか確認しておこう。？マークがあれば、個別にインストールが必要だ

購入希望数が50台集まった時点で、Shuttleに特別に生産していただきます。ほかでは入手できないX100のベアボーンキットを手に入れるチャンスです！　ぜひ共同購入にご参加ください！
・万が一、ご注文が50台に満たない場合には生産できません。
・第1回目の募集締め切りは10月15日です。生産の決定、中止に関するご案内は、10月17日（予定）にメールにてお知らせいたします。
・生産決定後、2週間前後でお届けいたします。ふるってご参加ください。製造が中止された場合には、注文はキャンセルとなります