Windows Vista杯 自作PCの祭典 2008

僕は中学校2年生です。このPCは、昨年8月に新規に組み立てました(HDDのみ、1月購入)。
　今まで使っていたものが2002年ごろのローエンドメーカー製PCで、さすがに遅く、トラブルも、多かったので父の勧めで初めて自作をすることになり、「安くてもそこそこ早いマシン」を目指して作りました。ケースやマザーボード等、性能に影響しにくいパーツはとことん安く、CPU、GPUなどの性能に直結するパーツはしっかりとしたものを選び、コストパフォーマンスをよくしています。特に、ケースは、350W電源つきで、5000円前後の格安なものを選びました。そのおかげで、Core2DuoE8500,GeForce8800GT搭
載の当時ややハイエンドよりながら、(OS込み)6万円程度ですみました（メモリー、160GB-HDD、光学ドライブ、モニターは他PC、旧PCのものを使用）。
　6万円という値段にもかかわらず、エクスペリエンスインデックスの評価はCPU以外5.9、総合でも5.6と高い数字です。当然今まで使っていたPCより格段に速くて、Microsoft Flight Simulator X等のゲームもさくさく動きました。
　製作途中で大変だったのは、安い、狭小ケースなので、パーツを取り付けるのに苦労したところです。GPUをマザーボードに取り付けてからケースに入れようとしたら、狭すぎて入らず、取り付けに苦労しました。また、狭小で手を入れるのも困難なため、ケーブルの取り回しが大変でした。　完成後も爆熱8800GTボードを冷やすため吸気と排気を分けようと工作用紙でダクトぽいものを自作してみたり、激安ケースにはそれなりの覚悟が必要なのだとわかりました。
　初めての自作でいろいろとトラブルがあり大変でしたが安くて速い大満足のPCになりました。

まず1つ目にグラフィックの良さです。特にAero機能の、ウィンドウの端のほか、サイドバーやタスクバーも透けていてとても美しいと思います。また、アイコンも非常にきれいだと思います。最大サイズにしても荒く感じるところはなく、逆に、細部の陰影まで再現されていてよいと思います。
　次にサイドバーとガジェットです。いろいろなガジェットを入れることで情報をまとめて表示したり、ショートカットとして使うこともできます。たまにXPのPCを使うとサイドバーがなく不便に思ってしまいます。
　全体的に見て、XPよりも重くなっていますが、その分細部にこだわり、使いやすさ、楽しさを考えて作られており非常に完成度の高いものになっていると思いました。
　最初は評判が低くて不安でしたが、使ってみるとまったく、悪さは感じられませんでした。
　次期OS、Windows7にも期待しています。