2007年初頭、64bit CPU全盛となってきた為、CPUパワー全開にするべく64bit版Windowsマシンを組みました。64bitOSにする理由は、32bitだと半分休んでるようで許せなかったというだけです。
ハード的には、安価なAMDベースで、しかも静音である事をコンセプトにしてますが、後の換装で出費が嵩むというのは自作の常ですね。
現在、CPUが125Wの為、クーラーはBig Typhoonを使用。あまりの大きさに、地震の影響が心配になり、結束バンドで吊っています。
ファンは、電源、CPUクーラーの他に、ケース前面に8cmファンの計3個でケチってます(ビデオカードはファンレス)。一番うるさいCPUファンはQ-Funの効果で低く抑えられ、割と静かなPCです。
CPUもGPUもピークで70度に達しなければ良し、という度胸で、ファンは増やしません。
2008年暮れに、待望の64bit対応地デジボードが発売になったので、早速組み込みました。現在、AVマシン化してます。
ところで、以前のメインマシンは長年愛用してきたMeであり、周辺機器とのインターフェースを継承しつつ、64bit化する事には苦労しました。
当初、XP 64bitで始めたのですが、デバイスドライバが少なすぎて使い物にならず、無償アップグレードの Vista Business 64bit になりました。こちらは、OSバンドルのドライバが豊富なので割と良いです。
FAXモデムを使いたいのですが、そのようなレガシーなハードに64bitドライバがあるとも思えず、PCMCIAカードモデムを使うべく、Windows標準ドライバで動くインターフェースカードを探し出しました。
どうしても見つからなかったのがIrDAアダプタでしたが、廃版のIrSTICをネットオークションで見つけました。(標準ドライバで動きます)
一方、ソフトの互換性ですが、ご存じのようにWOW64という機能があるので、殆どのソフトは動きます。
が、仮想CDソフトやDVDドライブの書き込みユーティリティ等、ハードに少し絡んでくると途端に動かなくなる商用ソフトって多いんですね。
64bitの壁か?と思ったのですが、世界中のフリーソフトで同じ機能を探してみると、案外問題無く動く物があるのでびっくりしました。(Alcohol、Burn4Free等)
しかし、どうしてもVista64で動かないソフトって、あるんですよね。
そこで、仮想PCの出番です。4種類ほど試して、使い勝手が良いMicrosoft製でXPをインストールして使っています。
「バックアップと復元センター」は重宝しています。
64bitという事から、2点:
・OS上のメモリを気にしなくて良い。
・抜群の安定性。(デジタル署名システムの厳しさで、いい加減な物がインストールされない為と思いますが)
CPU | AMD: Athlon 64 X2 6400+ Black Edition |
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マザーボード | ASUS: M2NPV-VM |
メモリー | UMAX: LoDDR2-2G-800-R1 (4枚、8GB) |
CPUクーラー | ThermalTake: Big Typhoon VX |
HDD | 160GBx2(RAID0) 500GBx1 |
光学ドライブ | Buffalo: DVSM-U22FBS-BK |
ビデオカード | GIGABITE: GV-R485MC-1GH |
ケース | ツクモオリジナル(フルアルミ) |
電源 | EverGreen: SilentKing4 (500W) |
モニター | I-O DATA: LCD-MF241X |
上記以外のパーツ | PCMCIA-I/F:WN-OP/PCI2 TVキャプチャー:PIX-DT090-POE |
使用OS | Business 64bit |
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使用OSの パッケージ形態 | DSP版(Ultimate α/Σなどを含む) |
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補足ですが、デュアルディスプレイ構成の一方で、VirtualPCのゲストOSをフルスクリーンにすると、左モニタがVista、右モニタがXPといった使い方ができます。
双方の間をマウスでの移動、ポピー&ペースト、ドラッグ&ドロップが自由にできて、ゲストOS窓とホストOS窓はバリアフリーになります。(フルスクリーンでない場合は、ゲストOS窓から出る時、特別なキー操作が必要)
仮想PCを使うのであれば、デュアルディスプレイがお勧めです。