このパソコンの目的はデジタル一眼レフカメラを、500万画素機から、1000万画素機に変えたところ、Raw現像がかなり遅くなり、これを解消するための自作でした。
ただし、あまり大きなケースは好きではないため、なるべくコンパクトかつ、性能は妥協しないように作りました。
ポイント1
画像処理のポイントはやはり搭載メモリによるところが多いのでVista64bitにしました。8GBのメモリを搭載しています。4GBのモジュールがもっと安くなれば、積めるだけだけ積みたいと思っています。
ポイント2
積んでいる8GBのメモリでテストしたところ32bitのソフトのためか、どんなに画像を開いていってもメモリ使用率が2.5GBを超えることはなかったため、gavotte RamDiskを使用し、管理内で4.5GBの領域を作ってPhotoshopのスクラッチディスクに使用した。(ramdiskは管理内のほうがスピードが速い)これにより、空きメモリは2GB前後になり常時有効な活用となった。また、RamdiskはWindowsのtempフォルダ、ブラウザのキャッシュも置いてあり、機敏な動作のためにフル活用しました。
ポイント3
Raw→Tiff現像10枚のタイム
(画像は同じものを使用し、可能な限り条件はそろえた)
x26000+ 2分22秒
x49750 1分48秒
x4940BE 1分24秒
と同じ画像でほぼ1分の時間短縮に成功した。Raw画像の表示時間もjpeg並みになり、Raw画像の選定も楽になった。Rawでしか撮らない私にはこれが一番ありがたかった。
ポイント4
写真を取り込むのにカードリーダーは必須だが、USBタイプのものは意外と取り付け取り外しが面倒なので固定タイプのリーダーを使用し、ついでにファンコントロール付のものにし、ケースファンをコントロールした。
また、HDDの入れ替えも簡単にできるようにスロットインタイプのマウンタを使用した。
これにより、既存のHDDマウンタを取り外すことができ、エアフローの改善にもなった。
ただし付属の4cmファンは起動直後うるさいため、静音タイプのものに交換した。
SSDを3.5インチスペースに取り付け、オンボードのVGAを使用するのも同じくエアフローの改善が目的です。
発売当初より使っていましたが、当時はスペックが低かったこともあり、重いと感じていましたが、今の環境に変え64bitsp1が出た後はものすごく快適に使用できています。
Photoshopで大量の画像を開いていっても固まった記憶がありません。
お気に入りはガジェットです。好みのものを常に表示させています。
ハイブリッドスリープもいいですね。
SSDを使用しているのでコールドスタートでも十分速いのですが、ハイブリットスリープはさらに速く、これだけでも十分価値のあるOSだと思います。
CPU | Phenom2 940BE |
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マザーボード | GA-MA790GP-DS4H |
メモリー | UMAXPULSAR DCDDR2-4GB-800×2 |
CPUクーラー | ScytheSHURIKEN 手裏剣 |
HDD | IntelX25-M |
光学ドライブ | LG電子GH20NS10BL |
ビデオカード | オンボード |
ケース | AS Enclosure S1H |
電源 | Scythe 剛力短プラグイン 500W |
モニター | FlexScan L997 |
上記以外のパーツ | ST3250310AS Barracuda 7200.10ScytheConpane1.2-BKオウルテックガチャポンパッ!ダイレクト OWL-BDR35SA(B)ainexHDM-03 (2.5インチHDD変換マウンタ)ScytheS-FLEX SFF21F (1600rpm) |
使用OS | Home Premium 64bit |
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使用OSの パッケージ形態 | DSP版(Ultimate α/Σなどを含む) |
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