Windows Vista杯 自作PCの祭典 2008

夏はクーラーのある部屋でPCをすればおのずとパソコンは冷却されます。しかし昨今の冬はとても暖かく、しかも部屋で暖房器具をあつかっているとついつい暑くなりがちです。
　ならば暑くならないようファンを多くつけ、見た目も楽しめるPCでVITA杯に出てみよう！
　しかし、ただ冷やすだけではおもしろくありません。楽しめるということを考えるとお馬鹿部門に投稿となるのだろうが、どんなことをすればいいか・・・
　考えた末、シンプルにファンの数をでたらめな量つけてみてはどうかという結論にいたりました。フロントパネルを自作し、そこにAntecのファンを17発搭載するという行為を敢行しました。
　最初は「完成後は寝にくいかな？」なんて思ったのですがそこはソレ、衝動買いと面白いこと大好きな私は家をでるころにはすっかりわすれていました。

　某100均みたいな名前のお店でtoriCoolを18発とスポットクールを購入。一緒にいた連れとお店の人に「お前、こんなにファンどーすんだよ？」と変な目で見られたのはいうまでもありません・・・

家に帰り、まずは内部にスポットクールを三発,toricoolを一発、これは予定通りに装着ができ「あ、意外にすぐ終わるんじゃないの？」なんて甘い考えがこのときは自分を覆っていました。ところが、いざ側面ファンを取り付け始めると、17発ものファンがあっちへいったりこっちへいったり、タコ足配線さながらになってしまいました。また、AntecからプレゼントでもらったLED light tubeもつけようと混乱しているところにさらに配線の数を増やすお馬鹿をしてしまい、自分に追い討ちをかけるかのごとく収集がつかなく・・・結局二日かけてなんとかまとめました。

結果、盾のような側面パネルにはファンが17発，LED light tubeが6本、cpuクーラーにファン2発、内部ケースファン6発、スポットクール3発、ケースの上には250mmファン、さらに電源等のファンを含めると「計31発」のファンがまわるお馬鹿なPCが完成しました！
見ためもお馬鹿感が漂います。

　使用感はとても涼しく、暖房をがんがんかけていても気になりません。またこのファンは三段階に速度変化をつけられるため静かな環境と光るファンを楽しんでいます。
難点は…つけたままはやっぱり寝にくいです。
（持ち主もPCも）お馬鹿ですね、ハイ

やはりWindowsVistaの目玉といえばAEROです。
XPではよくあったウィンドウを見失うということが、Aeroグラスのおかげでなくなったこと、フリップ3Dによる複数ウィンドウのサムネイル化によって作業効率が格段にあがりました。
結果、ストレスも感じなくなり楽で楽しいPCライフを送ることができています。
それにしてもフリップはおもしろい。
使い始めて一年たちますが、いまだにムービーを複数動かしながらサムネイルのようにいじっては楽しんでおります。