電源を落とさずにそれでいて静かで目立たずでもアクセスが容易で低消費電力にしたいということでパフォーマンスは敢えてあきらめるという方向のマシンです。
またモニタとなるTVとあわせて床には置きたくなかったので小型でラックに引っかけておけるような軽いマシンである必要もありました。
そのあたり解決できそうなPCパーツというとITXな製品から選ぶしかないという結論に至ったのですが、DualCoreなIntelの330以外はVistaの処理やAeroに耐えるに難しかったりしました。
実際にはこのマシンでも微妙に重くてきついのですが。
またケースも電源はACアダプタタイプとして、光学ドライブもスリム、HDDよりもSSDという構成になりました。
ただ光学ドライブが上向き設置なのでオープンした後に自重で落ちてきます。
スロットインタイプにすべきだったのかもしれません。
さて低消費電力にしたいということで、実際に測ってみました。
0.04kWhで1時間あたりは0.4円です。
1か月つけっぱなしとしても298円と、これなら気にせず使えますね。
とはいえ、実はモニタ側となるTVが大きいのでこちらはそうと行かずなのですが、こちらは敢えて計算しません。
ちなみにそれぞれのパーツ購入費用は以下の通り。
マザー:8980
メモリ:515
SSD:6980
光学:3880
ケース:9980
ファン:980
WindowsVistaα32bit(DSP):24980
計:56295
αにはIODATAの512MBのUSBメモリーが付いていたヤツです。いまとなっては懐かしいです。
別のエントリーにも書いてしまいましたが、アイコンを大きくしたり、フォルダの画像表示をさせるなどした際の動作が最高です。
またWindows Serverと連携してアプリケーションの仮想化利用やファイルサーバーとメディアセンターまわりの利用が出来ることでしょう。
これらが使えないOSには行けませんね。
CPU | Intel Atom 330(オンボード) |
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マザーボード | Intel D945GCLF2 |
メモリー | Nanya 2048MB x1 |
CPUクーラー | オンボードヒートシンク |
HDD | CFD CSSD-SN32NP 32GB-SSD |
光学ドライブ | Panasonic UJ870SLIM |
ビデオカード | オンボード |
ケース | UNITCOM A-ITX-100/60W |
電源 | 付属60W ACアダプター |
モニター | ウェスチングハウス LTV-42w5 |
上記以外のパーツ | ファン SCYTHE SY1012SL12L 10cm 1000RPM |
使用OS | Ultimate 32bit |
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使用OSの パッケージ形態 | DSP版(Ultimate α/Σなどを含む) |
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