Windows Vista杯 自作PCの祭典 2008

Webエントリー一覧

外見はジャンク、中身はマルチOSも簡単だZE

ジャンクでゆっくり (64bit Vistaの達人部門) 2009年01月16日 10時50分

◆エントリーマシンのアピール

去年10月から東京で住むようになり、今まで使っていたシステムを処分し、あまったパーツだけ集めて組立てました。
何台目の自作 PCなのかは数えるのを忘れたんですが、少しずつ進化させて、マザーボードの入れ替えをプラットホームチェンジで判断したら自作 PCとしては Intel 486 → Cyrix 5X86 → Intel Pentium MMX → AMD K6 → Intel Pentium 2 → AMD Athlon → Athlon XP → Athlon MP → Opteron →Phenom X4 で 10世代目になります。(完製品を除き、AppleとかDECのAlphaなど)

このマシンで主にやっている作業はVMWareを使ったマルチOS環境です。仕事がらみでいろんなOSをテストしますが、仮想マシンでのマルチOS環境はどうしてもCPUのコア数とメモリがたくさん必要です。
また、ホストOSが大容量のメモリをサポートして、また安定した環境ではないと使い辛いのが事実です。そこで私はUltimate 64bitを選択して快適でサクサクOSが動くPCを目指しました。

ケース : HP XW8000(ジャンク)
引っ越しのとき、実家で使っていたラックキャビネットとサーバーケースを置いてきたので、アキバでケースを買うと思い探していたところ、OTTO ワークステーションショップでHPのワークステーションケースがジャンク状態で500円だったのであっという間に購入しました。
かなり重かったので持ち運ぶのに苦労しました(笑)
このケースはHDDの収納スペースが4つあるように見えるんですが、実はケースの下にネジをはめることが出来るようになっているため、5つのHDDを設置可能な優れものです。
また、EATXマザーが入っていたため、広いスペースが目立ちます。ロングプロフィールのグラフィックカードも簡単に入っちゃいます。ジャンク品とは思えない。

CPU/マザーボード : AMD Phenom X4 9550/ASUS M3A78-T
引っ越す前にはOpteron270(デュアルコア)を 2個使っていたんですが、今はPhenomです。もっと高いモデルがあったんですが、低電力(TDP95W)であったため9550を使っています。
CPUの進化は本当に早いものでサーバー/ワークステーションの専有物だったマルチCPU/マルチコアを一般プラットホームで見られるようになったのが時代の流れを感じます。
「こだわり」でも言えるんでしょうか。この前には安全性のために一般システムではなくデュアルCPUシステムを固執したのですが、今の時代は「こだわり」の必要性はなくなったかと思いますが・・・
いや、まだまだ(笑) こだわりの自作はゆっくり続けていきます。

マザーはASUS M3A78-T。なぜこのマザーを選んだっていうと、第一に16GBのメモリーをサポートすること、第二としてPCI-eスロットが多かったからです。
もともとメインシステムは VMwareを利用したマルチOS環境だったため、前はメモリを12GBを使っていました。ECC/REGはきついです(いろんな意味で)
今はシングル CPU システムでも、マルチコアの製品が出ているし、ネックであったメモリーサポート用量も今使っている ASUS のマザーボードは 16GBをサポートするので購入しました。しかし 4GBモジュールの値段が高いままだったので結局 8GB という結果(笑)
なのでメモリースロットが多い i7 プラットホームがとても魅力的です。次のアップグレードは i7になるのかな?

ディスク
安定性のためOSはSASのRAID1で組みました。データ用はSATAを使っています。SASを含めて全品Seagate。 合わせると4.1TB(1.5TBが2個、320GBが3個、73GBが2個)。TB単位になってから一気に容量が増えた気がします。
昔からSCSIを使っていて、去年にOS用のHDDを全部SASに入れ替えしたんですが、最近は SSDにも関心を持っています。元々計画は SAS コントローラーに SSDをつけてプッチフリーを防止する。のはずでしたが現在使っているSASRAIDコントローラーとの安全性と相性が確保されない状態なので保留中です。体感速度としては SSDと 15K SASは似ていたんですが、SSDの貞淑性は勝てない。と痛感しました(笑)
SASRAIDはDELLのPERC 6/iを使用。これもジャンク品です(笑)。

その他
3D ゲームはあんまりやらないほうですが、3Dオンラインゲーム中ではたまにWorld Of WarCraftをやっています。
Vistaを使いながら 3Dグラフィックに気を使うようになったんですが、本格的な 3D ゲームをやっていなかったのでグラフィックカードにはあんまりお金を使ってなかったんです。でもHDMI 端子が必要だったので MSI の 7600GS カードを購入し購入したんですが、今使っているマザーの内臓グラフィックは豊富で出来がいいですね。
CPUクーラーは3R SystemsのiCEAGE 120 PRIMA BOSSです。空気の流れを効果的に受けるためこれを選びました。マザーにはサイズのHR-05を装着。Chipsetの温度が大分下がったのを測定出来ました。
電源はZalmanのZM600-HPです。ヒートパイプが装着されており、外付けのファンがないんですが、熱が急に上がるとこもなく、とても静かです。
UPSはAPCのRS-1200を使っています。やはり安定した電気とサージ、PCの部品とデータを大事にするのならUPSは基本だと思います。

◆Windows Vistaを使って良かったと感じた点

大容量メモリー使用
64bitOSになってから、メモリーを 4GB 以上使うことができる XP 64bitかVista Ultimateか悩みをしたが、結局64bitで決定。理由はWow 64があるから!

WOW64
昔、Windows NT for Alphaを使いながら世話になった FX!32 プログラムの元祖だと言えるこのWoW64(Windows-on-Windows 64)。32bit環境が必要なアプリケーションがさくさく動きます。

快適、快速
ビスターが初めて出た時代にはデュアルコアがメージャーではなかったし、メモリーも 1GBが平均的だった時代だったと思います。今はデュアルコアを越えてマルチコアに、メモリーも 2GB以上、4GBをもったシステムが BTOから出ています。今の時代のPC環境でVistaを使えば快適そのものでしょう。
XPが最初に世間に出た時期、一般的に普及されたシステムにはXPを動かすのがきつかったのを考えば、今のVistaの快適な動きは当たり前の話だと思います。

OSのインストールの便利
OSを新しい入れるインストール画面げ、シリアルキーの入力を後にしても良い。 実際にパッケージが見つからなくって後日どこかに出る経験をした自分としてはインストール後にプロダクトキーを登録するようになったのでユーザーび立場と管理者(笑) 立場でも便利だと言えます。
また、特殊なハードウェアー(RAIDコントローラなと)のドライバーをFDDだけではなく、USBなとの別のメディアをサポートするようになっているので、非常に便利です。もうFDDはいらないかな?

UI 変換
基本的に英文版ビスターを使っているんですが、UIパックを使えばいつでも日本語に転換が可能であり、他言語にも転換が可能です。しかも1回インストールすればUI言語変換に再起動をしなくてもよい。
LogOffだけで転換できます。すばらしい!

◆エントリーマシンの構成パーツ

CPUAMD Phenom X4 9550
マザーボードASUS M3A78-T
メモリーSamsung DDR2 PC2-6400 2GB x 4ea
CPUクーラー3R Systems ICEAGE 120 PRIMA BOSS
HDDSeagate Cheetah 15K.5 73GB SAS (ST373455SS)
Seagate Cheetah 15K.4 73GB SAS (ST373454SS )
Barracuda 7200.11 SATA (ST31500341AS) x 2ea
320GB SATA2 7200.11(ST3320613AS) x 3ea
光学ドライブLG H44N Super Multi DVD Rewriter
ビデオカードMSI NX7600GS-T2D256EH
ケースHP XW8000
電源Zalman ZM600-HP
モニターDell Ultrasharp 2007FP
上記以外のパーツDell Perc 6/i SAS Raid Controller
APC RS 1200(UPS)
使用OSUltimate 64bit
使用OSの
パッケージ形態
パッケージ版(アップグレード版を含む)
外見はジャンク、中身はマルチOSも簡単だZE 1 外見はジャンク、中身はマルチOSも簡単だZE 2 外見はジャンク、中身はマルチOSも簡単だZE 3 外見はジャンク、中身はマルチOSも簡単だZE 4 外見はジャンク、中身はマルチOSも簡単だZE 5

コメントする


画像の中に見える文字を入力してください。

Impress Japan インプレス グループ

DOS/V Power Report ホームへ
Impress Japan Copyright (C) 2008 Impress Japan Corporation, an Impress Group company. All rights reserved