●動機
DIRAC Mini-ITXケースを店頭で見、その大きさとライザーカードという拡張性に興味がわき、組んでみることにしました。また、前から興味のあったATOMマザーがどこまで動くのか、また、SSDの使い勝手なども同時に体験することにしました。
●方針
予算と相談しつつ、余ったサウンドボード、SE-200PCIがあることから、最近煩くなったメインPCの代わりに静音性に特化したAVPCというのをテーマにしてみました。
・ライブラリはWindows Home Serverにあるので、記憶容量は気にしない。
・LANはギガ。
・できるだけ省電力、静音で。
・ハイエンドビデオはきりがないので手をつけない
・安価。
●パーツ選択
パーツ選択は店頭で結構悩んだのですが、
マザーボードはPCIライザーカードが使えるD945GCLF2を。
また、光学ドライブはUSB外付けのつもりだったんですが、スロットイン可能なスリムドライブを見つけて思わず手を出しました。
今回かかった費用は以下です。
Intel D945GCLF2 \9,000
TEAM DDR2 PC5300-2GB \1,200
Trancend TS32GSSD25S-M \8,000
Sony Optiarc AD-7630A \7,000
DIRAC Noah 800AL-BK \14,000
ケースが一番ほしかったので、いちばん高価ですね。
結果4万円もかかってしまいました。
ミニコンポ買ったほうがよかったんじゃないの、ってことは言っちゃだめです。
このほかはあまりもののモニタとサウンドボード。
●組立
今回の初物はSSDとATOM。SSDの書き込み耐久には気を使いましたが、いろいろやった末そんなこと気にするならHDDにするほうがましと結論しました。
最初XP-MCEで十分と考え、インストールしましたが、サウンドボードのドライバやNEROがなぜかインストールできない。VISTA Ultimateにアップグレードするとすんなりインストールが完了しました。
●使用感
ATOM330は、VISTAが重いようでもたもたしますが、ただインターネットを見る、ただ音楽を聴く、なら、十分のように思います。
今回は、CD入れれば音が鳴る、あるいはライブラリを流しっぱなし、などの要件を満たせましたので、満足ですね。
さすがに回転系を皆無にすることはできず、無音までは至りませんが、SSDにすることで起動・終了も早く、かつ省電力です。
この大きさで拡張スロットが1本使えることで、今回のように、サウンドに特化すること以外でもいろんな可能性が広がり楽しいですよ。このケースは楽しい。
結局、新しいもの好きな自作erは、ベンチマークにこだわらなければ、安定動作を目指すはずで、それなら最新パーツも現行サポートで手間がかからず動作したほうが良いに決まってる。XP-MCEではまったことがVISTAでは皆無だったことからもそれを実感しました。
現在すでにメインPCでは同様の運用をWindows Home Server連携で実現していますので、不安もなく、問題もない。VistaのWindows Media Playerではジャケットも表示しますので、選びやすいし、楽しい。
CPU | Intel Atom330 |
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マザーボード | Intel D945GCLF2 |
メモリー | TEAM DDR2 PC5300-2GB |
CPUクーラー | マザーボード付属 |
HDD | rancend TS32GSSD25S-M |
光学ドライブ | Sony Optiarc AD-7630A |
ビデオカード | マザーボード付属 |
ケース | DIRAC Noah 800AL-BK |
電源 | ケース付属 |
モニター | samsung SyncMaster712n |
上記以外のパーツ | onkyo SE-200PCI,GX-100HD |
使用OS | Ultimate 32bit |
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使用OSの パッケージ形態 | パッケージ版(アップグレード版を含む) |
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