Windows Vista杯 自作PCの祭典 2008

最近は中学生や高校生のPC自作が多くなってきたと感じています。
僕自身も現役高校生です。しかしながら、学生といえば普通は高性能マシンを組みたくても、金欠でなかなかそれが実現しないものです。

なので今回は中古品を使い出来るだけ安価でTV録画ができるマシンを作ってみました。
もちろん地デジではなく地アナ専用ですが、2011年まであと2年もあるので十分かと思います。

とりあえず、TV録画をするには十分な記録容量・動作音が静か・低消費電力・場所を取らないことが必要だと思い、格安な新品の1TBのHDDを購入し、中古ショップでマザーボードとCPUを購入。ケースは展示処分品だったスリムタワーを選択。
いくら中古で安く済ませるといってもOSの起動くらいは早い方がいいと思ったので、投げ売り状態の36GBのRaptorを購入しRAID0に(←これは静音ではありませんがｗ)。
ちょうど買ったスリムタワーのケースには3.5インチベイが計3台分あったのでHDD3台を無理やり押し込みました。
TVキャプチャボードは、Vistaの売りの1つでもあるMediaCenterで使えるものを選択。これはジャンクで激安でした。グラフィックボードはとりあえずAeroが動いてDirectX10対応のものがよかったので、ジャンクで投げられていたLP対応のものを買いました。
ちなみに使っているTFT液晶もケーブルのみ付属の中古品です。

各パーツの価格は以下のとおり↓
intel Core Duo T2300(バルク)　　\2480
ASUSTeK N4L-VM DH(修理上がり品)　　\6980
ADATA DDR2-667 1GB x2　　\2280
WD Raptor WD360GD(中古品)ｘ2　　\1480x2
WD Caviar WD10EADS(新品)　　\7780
SonyNEC AD-7170A(中古品)　　　　 \2280
ASUSTeK EN8400GS/HTP/256M(ジャンク)　　\1000
Aopen H360C(展示処分品)　　　　 　\6980
TVキャプチャボード(ジャンク)　　\380
パーツ代総計　　\33120

ショップや通販をもっとうまく利用すればもっと安上がりにできるかもしれません。使用上注意しなければいけないのはHDDの熱対策ですね。CPUは全く熱は気になりませんが(笑)

何といってもMediaCenterです。
自分のPCがTVにもなるし、ジュークボックスにもなります。専用リモコンさえ手に入れば、さらにAV機器としてのPCの使いやすさを実感できます。

また、初期に比べて格段に動作にサクサク感が出ましたし、SP1更新以降、ファイル転送の速度もXP並みかそれ以上になった感じがします。標準ドライバの整備もかなり進んでいますのでとても使いやすいOSだと思います。

Ultimateであれば「Ultimate Extras」が入っていますので「Dream Scene」などの最新機能も使えますので、今更かもしれませんが「新しいもの好き」な人には特にUltimateはぴったりではないでしょうか。