Windows Vista杯 自作PCの祭典 2008

Webエントリー一覧

中途半端極まる変態PC

山碕 照巳 (バカPC & 痛PC部門) 2009年01月13日 20時06分

◆エントリーマシンのアピール

コストパフォーマンス側にしようと思っていたがあまりにもネタ性が強すぎたのでこちらにした。

このPCは今まで使っていたPCの性能に不満を感じたため作成、主に価格重視だがここまで中途半端になるとは思っていなかった。用途は主に音楽ファイルエンコードと某無料オンラインFPS。

・コンセプト
-成り行き任せ、特価品使用、ほとんど気の向くまま。基本的に値段の安いパーツを組み合わせた安価PC。

・アピールポイント
-ほとんど全てにおいて中途半端。
-CPUはその中途半端さから変態と名高いPhenomX3、その中でも最も消費電力が低い&安価な8450eを使用することにより変態度UP。
-メモリは高速メモリ(DDR2-1066,CL:5-5-5-15)ながら1GB*2という容量の少なさによりアンバランスを演出。
-HDDは、高速を謳いながらそれほど特別に速いわけでもないPatriotのWARPを使用、システム用に32GB。データ用にはこのテラバイトの時代にわざわざ640GBを使用、理由は安かったから(5000円)。
-ケースは冷却性能を重視、CM690を使用。ファンを大量に装着できるにもかかわらず初期ファン(3)+他パーツからの流用ファン*2とフル装備せず、中途半端感満載。
-CPUクーラーは轟音、あまり大したことない性能、LED搭載、そこそこ高価と見事に四拍子揃ったBlueOrbFX。ケースファンと相まって、サーバー機並みの轟音を奏でます。なのにファンコン未搭載。
-電源はAbeeアウトレットにて入手した550W電源。静音を謳っているが、周りがこれだけうるさくてはまったく意味がない。あと、この構成で550Wはまず必要ない。

-SSDを搭載してみたり轟音&無駄に高価なCPUクーラーを搭載しながらもPC本体+DSP版VistaHPの合計金額は7万5千円。将来に備え拡張性は十分、このままでもしばらくは使っていける。3Dグラフィックスの性能も、オンボードながら無料3Dゲーム程度ならどうにかなってしまう。問題は轟音。近々ファンコンを購入し調整予定。

◆Windows Vistaを使って良かったと感じた点

何よりも直感的な操作、これに尽きる。
XPを使っていると、マウス⇔キーボードと操作する手の動きが忙しくなることがあったが、Vistaなら、どちらのデバイスを使うにしろあまり手を動かすことなく使えるのが利点。

セキュリティ強化は一長一短だと思う。あまりにもガチガチに固められていて、安心感はあるが操作性はかなり損なわれていると感じた。

デザインは秀逸。画面が綺麗。CPUやGPUのパワーを必要とはするが、これは面白いと思った。

スペックの足りないノートPCで使っていたときにはあまり分からなかったVistaの良さが、スペックの足りているデスクトップPCでよく分かった。

◆エントリーマシンの構成パーツ

CPUAMD PhenomX3 8450e
マザーボードFOXCONN A7DA-S
メモリーCFD販売 FSH1066D2C-K2G 1GB*2
CPUクーラーThermaltake BlueOrbFX
HDDPatriotMemory WARP SSD 32GB+WesternDigital Cavier Blue 640GB
光学ドライブLG電子 GH20NS10
ビデオカードオンボードHD3300
ケースCoolerMaster CM690
電源Abee ZUMAX ZU-550Z
モニターacer X193W
使用OSHome Premium 32bit
使用OSの
パッケージ形態
DSP版(Ultimate α/Σなどを含む)
中途半端極まる変態PC 1 中途半端極まる変態PC 2 中途半端極まる変態PC 3

コメントする


画像の中に見える文字を入力してください。

Impress Japan インプレス グループ

DOS/V Power Report ホームへ
Impress Japan Copyright (C) 2008 Impress Japan Corporation, an Impress Group company. All rights reserved