Windows Vista杯 自作PCの祭典 2008

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大艦巨砲主義AV-PC

ulveth (AV PC部門) 2008年12月17日 02時50分

◆エントリーマシンのアピール

・エントリーマシンの方向性
まずは5年以上メインマシンとして使用することを前提に各パーツの選定を行いました。そのためにはなるべく高性能であることが必要となりますが今回エントリーしたマシンは以下の項目を目標に組みました。

1、フルHD画質の録画が長時間、安定して行えること。
2、重い3Dゲーム(例えばCrysis)をWUXGAの解像度で不都合無くプレイできること。
3,内蔵HDDでRAIDアレイを組み、ドライブ台数が多くなっても問題ないレベルの拡張性を有すること。

その結果出来上がったマシンは写真にあるとおりですが、HDD搭載可能数20台以上(まだ8台しか搭載していません・・・)、冷却ファンも22個という時代のトレンドとは真逆の大艦巨砲主義モンスターマシンになりました。もはや自力では持ち上げられません。
冷却に関しては水冷も考えの中にありましたが内蔵デバイスの数がかなりの数になりそうで、恐らく水冷にしたら多数のポンプ、ラジエーターが必要になると思い断念しました。代わりに電源をケース奥に配置し騒音を軽減。(こういう風に電源を奥に設置するケースってどこかのメーカーから出たりしないのでしょうか・・・?)
冷却ファンは全て静音タイプを使用しており22個の割には静かです。実際に音楽を聴いている時にはPCの音は全く聞こえません。
安定性も重視するためXeonのデュアルCPUシステムで組みましたが、最新のHarpertownクアッドコアCPU2個の威力は絶大で、ウイルススキャンしながらiTunesで音楽を聴き、3Dのネットゲームで遊んでも全くストレスは無し。
結果的に上記3点の目標は達成されており性能面では非常に満足しています。恐らく次期OSであるWindows7を導入してもストレス無く動かすことが出来るのではないかと期待しています。

他にエントリー項目で紹介出来なかった主なパーツとしては以下のものがあります。
HMDIキャプチャデバイス:Intensity Pro
外部オーディオデバイス:Roland FA-66
5インチベイ用HDDマウンタ:Coolermaster 4-in-3 Device Module 6個

エントリーマシンの機能の特徴
1,アナログレコードの録音が192KHz/24bitで行え、尚かつDVD-audioの作成が可能。
2,PioneerのAVアンプVSA-AX4ASiのUSB入力によりPC内のMP3ライブラリを高音質で再生することができる。
3,その他にユニバーサルプレイヤー、スカパーチューナー、ゲーム機も上記のAVアンプによりPCへアップコンバートしてHMDI入力を行いPCモニタで視聴することができます。(ちなみにGAME Switchを経由)

他にスピーカーをオーディオ用の物にしたり、腕が疲れないように湾曲型の机を導入したりしてPCのハードウェア以外にも気を配っていますが、その一方で接続してあるデバイスの数はUSB機器だけでも15ぐらいあり上記のオーディオ機器類のケーブルも合わせると配線が恐ろしい事に・・・・(引っ越しした時にこの配線を組み直しましたが半日以上かかりました。)

今後の展望
・大容量HDDドライブを増設。
・30インチWQXGAモニタを導入。
また今後HDコンテンツの充実及びPC録画環境の改善に伴って
・Blu-rayドライブを導入。

これからも少しずつ手を加えていき、末永く使えるようにしていきたいものです。そして先代のPrestoniaのXeonマシンへ、長い間ありがとう。(とは言っても壊れてはいません。現在は別の人の手へ渡り第二の人生)

◆Windows Vistaを使って良かったと感じた点

・安定性
マシンの性能が十分であれば安定性はXPよりも上だと思います。エラー表示やブルースクリーンが出ることはかなり少ないです。
・色が綺麗
Vistaを使用してからXPのサブマシンを使用してみるとデスクトップの風景写真の濃淡の境目がハッキリと分かってしまいました。これほど差があるとはビックリです。
・64ビット環境
普段使用しているメモリ量は大体2~3ギガぐらいですが、将来的にさらにメモリが必要になる場合を考えるとやはり4ギガ以上のメモリがあったほうが安心だと思っています。となると64ビット環境が必要ではないかと。XPでも64ビット版はありますがドライバの豊富さはやはりVistaのほうでしょう。

◆エントリーマシンの構成パーツ

CPUHarpertown Xeon E5440×2個
マザーボードTyan Tempest i5400XT
メモリーCrucial FB-DIMM PC2-5300 2G×4枚
CPUクーラーthermalright HR-01 X
HDDSeagate Cheetah 15k5×5個
光学ドライブNEC ND3540A
ビデオカードSapphire Radeon HD4850 512MB
ケースGHS-2000
電源Zippy 860W-HU2
モニターEIZO Flexscan S2410W+三菱RDT172
上記以外のパーツSAS Raidカード:Adaptec Raid5805
使用OSUltimate 64bit
使用OSの
パッケージ形態
DSP版(Ultimate α/Σなどを含む)
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コメント(5)

地元の方言ではないのですが「たまげた!!」と言いそうでした(笑)
ハイエンドを目指したモノのほうが個性が如実に出ていいですね。
30インチモニタとブルーレイの導入が待ち遠しいですね。

あと、プリンタがかわいく見えますね(笑)

>ねむねむ☆さん
コメントありがとうございます。
とりあえず大容量HDDは年末に1.5TBを二つ追加しました。
後のモニターとBDドライブは・・・・
いつになるやら(汗

受賞おめでとうございます。
もう一台HDDが増えますね!
拡張性が想定通りに生きてきてますね。
良いAV-PCライフを!

すごいですねの一言につきます(*^。^*)
自分も昔からこの様な事をしてみたかったのですよ。
BDドライブはもうすぐかなり安くなるようなので私ともども待ちどうしいですね!!

ひとつ質問なのですが、EIZO Flexscan S2410Wの目の疲れ度やぎらぎら感はありますでしょうか?
私はFlexScan HD2452Wを来月早々買う予定なのですが・・・
保護パネルは必要でしょうかね?

>ねむねむ☆さん
Seagate賞の受賞、大変嬉しく思います。
実は一番賞品が欲しいと思っていた賞でした。
狙っていたわけではありませんが(笑

>ひでさん
S2410Wの画質は良い方だと思います。
輝度ムラなどは見えませんし
目の疲れはよほど長時間眺めていなければ大丈夫だと
思います。
ただしデフォルトの輝度がかなり強く
30%以下に落とす必要はあります。
もっとも、ひでさんが狙っている
HD2452はその点の対策はされているかもしれませんが。

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