最近の売れ筋CPUと言えばIntel Core iシリーズだが、同シリーズのウリの一つにTurbo Boostがある。これは、温度などの条件を確認しながら自動でオーバークロックされる機能であり、その機能を最大限に発揮するには、ケース内の温度調整が重要となる。一方、ビデオカードも性能の向上とともに、大型化、発熱量の増大が進んでおり、PCケースに求められる冷却能力は、以前よりもずっと高いものになっている。
こうしたトレンドを踏まえて強力なPCを作るのなら、ZALMANの「Z7 Plus」がお勧めだ。前面と側面には12cm角の吸気ファンを1 基ずつ装備。新鮮な外気をたっぷり取り込んで、内部の温度が上がらないようにしており、側面のファンは大きな熱源であるビデオカード周辺に直接風を送り込むことができる。そして背面に装備した12cm角の排気ファンで、温度の上がりやすいCPU付近を中心に、熱が滞留しないエアフローが構築されているというわけだ。
本製品は冷却能力とともに、使い勝手も秀逸。ドライバーレス構造の5 インチベイ、防振ゴムでHDDを静かに使用できるシャドーベイ、CPUクーラーの交換を容易にするメンテナンスホールなど、PCケースの最新トレンドを網羅しており、組み立てやすさも抜群。
そして、PCを安定して運用するには高性能な電源が欠かせない。今回、セットで購入できる「ZM500-RS」は、家電製品向けの電源に搭載されることの多い「共振スイッチング回路設計」を採用。出力の大小を問わず高い電源効率を維持することでき、発熱が小さくなるほか、PCパーツに供給する電流にノイズが乗りにくくなる効果があると言う。その高いクオリティを証明する「80PLUS Bronze認証」も取得済みだ。冷却能力に優れるケースと、安定性に優れる電源は、トレンドを踏まえたベストカップルと言える。
実売価格:8,500円前後
■規格:ATX■カラー:ブラック■付属電源:なし■ベイ:5インチ×4、3.5インチ×1、3.5インチシャドー×5(3.5→2.5インチシャドーベイ×1)■標準搭載ファン:12cm角×1(前面)、12cm角×1(背面)、12cm角×1(側面)■追加搭載可能ファン:14cm角×1(側面)■本体サイズ(W×D×H):224×496×472mm ■重量:7.7kg
側面のファンは回転数を変更可能
側面には標準で12cm角ファンを1基搭載。ファンコントローラで回転数を調整でき、さらにもう1基ファンを追加することも可能だ
エアフローに優れた前面フルメッシュ仕様
前面パネルには防塵シート入りのメッシュ構造を採用。外気を取り入れやすくするとともに、ホコリがケース内部に入り込むのを防ぐ
ドライバーレス機構で取り付け作業も容易に
上から4段分の5インチベイや、拡張カードの固定部分には、プラスチックの固定具を装備。ネジ止め不要でデバイスを固定できる
実売価格:11,000円前後
■定格出力:500W■搭載ファン:12cm角×1(底面)■電源コネクタ:ATX20/24ピン×1、ATX/EPS12V×1、ペリフェラル×4、Serial ATA×4、PCI Express6+2ピン×1、PCI Express 6ピン×1、FDD×1
2次側には耐久性の高い105℃品を採用
コンデンサは1次側、2次側ともに、採用実績の多いTeapo Electronics製。1次側は85℃品、2次側は105℃品だ
80PLUS Bronze認証を取得
電源効率は中負荷時で最大87%。その高効率を証明する80PLUS Bronze認証を取得している
発売日:12月28日
特別定価:2,310円
発売日:2022/11/29
販売価格:1,800円+税
発売日:2019/05/29
販売価格:1,780円+税
発売日:2019/03/25
販売価格:1,380円+税
発売日:2018/02/28
販売価格:980円+税
発売日:2017/03/17
販売価格:1,680円+税
発売日:2016/09/23
販売価格:2,400円+税
発売日:2016/03/29
販売価格:1,480円+税
発売日:2015/12/10
販売価格:1,280円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/06/29
販売価格:2,500円+税
発売日:2015/02/27
販売価格:980円+税
発売日:2014/12/05
販売価格:1,280円+税
発売日:2011/12/22
販売価格:980円+税
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