ネットジャパン
PowerX
PerfectDisk 11 Pro
標準価格:6,195円
問い合わせ先:03-5256-0801 URL:http://www.powerx.jp/ダウンロード版:2010年6月末発売
パッケージ版:2010年7月発売予定
システムを最適な状態に保ち、パフォーマンスを維持する上で重要となるのが、HDDのフラグメンテーション、つまり断片化の解消である。ネットジャパンの「PowerX PerfectDisk 11 Pro」は、断片化したHDDを最適な状態に戻す、デフラグツールの最新版だ。従来のバージョンより分析とデフラグ作業を最大30%も高速化しているほか、新たにSSDをサポートしているのが大きな特徴だ。そのほか設定項目の追加など、使い勝手を大きく改善している。
1個々のドライブの状況を確認
PCに接続されているドライブの一覧。ストレージの種類や断片化の進行状況が即座に分かる
2断片化の状況を分かりやすく表示
ファイルの種類や断片化の状況がグラフィカルに表示される「ドライブ マップ」。黒い枠が表示されているマスが断片化したファイルだ
3断片内容を詳細にチェック
「分析結果」タブを開くと、断片化しているデータの種類とその断片化率、実際の断片の数などが把握できる。さらにここでは、分析結果を保存する機能もある
更新頻度も考慮して最適化
「ドライブのプロパティ」を開いて、更新頻度に合わせてファイルの場所を最適化・再配置する「SMARTPlacement」を設定しているところ。更新頻度が高いファイルは、その後ろに大きな空き領域を確保する、などといった設定も可能だ
最新バージョンではSSDの最適化にも対応
SSDは連続した空き領域が減少すると、パフォーマンスが低下する性質を持っている。そこで必要なのが、SSDに最適なデフラグ処理である。新バージョンでは、ドライブがSSDであることを認識すると、自動的に最適なデフラグを実施してくれる。SSDの高いパフォーマンスを維持する意味でも、PowerX PerfectDisk 11 Proをうまく活用したい。
【検証環境】CPU:Intel Core i3-530(2.93GHz)、マザーボード:Intel DH55HC(Intel H55)、メモリ:UMAX Cetus DCDDR3-4GB-1333(PC3-10600 DDR3 SDRAM 2GB×2)、グラフィックス機能:CPU内蔵、システムHDD:Western Digital WD Carviar Blue WD5000AAKS(Serial ATA 2.5、7,200rpm、500GB)、OS:Windows7 Ultimate 64bit版